結婚式の前撮りは72.6%が実施!基本知識&オススメの場所まとめ
結婚式の前撮りという言葉は、聞いたことがあるけれど詳しく分からない方や、前撮りを実際に考えているけれど、どこで前撮りをしようか迷っている人も多いでしょう。
そこで今回は、結婚式の前撮りに掛かる費用やスケジュール、今人気の前撮りについてご紹介します。また、オススメのスタジオについても紹介をしているのでどこで行うか迷っている人は必見です!
この記事を読めば、前撮りについて理解することができ、自分が行いたい前撮りがイメージすることができるでしょう。
- この記事の内容をざっくり言うと…
- ・結婚式の前撮りは72.6%の人が実施している
- ・今オススメの前撮りはロケーション撮影で和装着用
- ・結婚式の前撮りの平均相場は11.0万円!
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72.6%の人が実施している結婚式の前撮りの基本知識
結婚式の「前撮り」とは、結婚式の当日とは別で撮影をすることを意味し、「別撮り」と呼ばれることもあります。
ハナユメが実施したアンケートによると、72.6%のカップルが「前撮りをした」と回答しています。この結果から、「前撮り」は結婚式における大きなイベントのひとつだと言えるでしょう。
撮影場所はスタジオとロケーションの大きく分けて2パターン
前撮りを行う場所は、「スタジオ」と「ロケーション」の2パターンがあります。
「スタジオ撮影」は、写真スタジオなど室内で撮影を行う方法。比較的費用も抑えられる点や、天候に左右されることなく撮影できる点が魅力です。
一方「ロケーション撮影」は、屋外で撮影する方法です。
たとえば、和装の場合は神社や日本庭園、ドレスの場合は海辺や緑いっぱいのガーデン、春なら桜の樹の下、秋は紅葉をバックになど、好きなロケーションで撮影できる点が魅力です。
二人の想い出の場所で撮影するカップルも多いようです。 ただし、悪天候の場合は撮影が延期や中止になる可能性があるので、余裕をもってスケジュールを組んでおく必要があります。
なお、同調査によると、スタジオ撮影をしたカップルは42.3%、ロケーション撮影をしたカップルは24.6%、両方行ったカップルは33.1%という結果が出ています。
費用面やスケジュール面などの理由からか、スタジオ撮影の方が人気が高いようです。
前撮りで着用できる衣装は自由!ドレスも和装も可能
前撮りの際の衣装は、ドレスでも和装でも好きなものを着ることができます。結婚式当日に着る衣装はもちろんですが、別の衣装を選ぶ人もいます。
1着だけでなく複数着用できるプランも多いので、最後まで迷って選ばなかったドレスを前撮りで着るというアイデアも良いですね。
また、最近は和装での前撮りが人気です。
理由はカップルによってさまざまですが、「結婚式当日はドレスのみを着用するので、前撮りで和装も記念に残しておきたい」と考えて和装を選ぶ人が多いようです。
和装での前撮りについては、こちらの記事も参考にしてください。
▼「結婚式の前撮りは和装が人気!イマドキ和装の前撮り事情 」
それにしても、なぜ前撮りがこんなにも人気なのでしょうか。次の章では、前撮りをするメリットについて見ていきましょう。
結婚式の前撮りがオススメな理由4選
7割以上のカップルが行っている前撮りには、どのようなメリットがあるのでしょうか。ここでは、4つのオススメポイントをご紹介します。
1.当日とは違う場所・衣装で撮影ができる
前撮りは、結婚式当日とは違った衣装を着ることが可能です。
特に女性は「一生に一回の結婚式だから、もっといろいろな衣装が着てみたい!」と願う人も多いのではないでしょうか。
当日に着られない和装を前撮りで…と考える人が多いのも納得です。
また、場所に関しても新郎新婦の好きなロケーションを選ぶことができます。より想い出に残る写真が残せる点は大きな魅力でしょう。
2.前撮りであればしっかりと写真撮影の時間を確保できる
結婚式当日は分刻みのスケジュールで進められるため、撮影の時間が十分に確保できない場合があります。
また、当日はゲストがいるため、カメラ目線の写真が少ないなんてこともあるでしょう。新郎は特に、お酒をすすめられて赤い顔になってしまった…という話も耳にします。
その点、前撮りは落ち着いて準備ができますし、写真撮影の時間をしっかり確保できます。
多くの場合はその場で写真を確認して撮り直しも可能なので、納得のいく写真を残すことができるでしょう。
3.結婚式当日のアイテムとしての利用が可能
前撮りを早めに行っておけば、撮影した写真を当日のウエルカムアイテムに使ったり、新郎新婦の紹介をするプロフィールムービーなどに盛り込むことも可能です。
また、結婚式後に親しい友人に送る結婚報告ハガキや年賀状などにも使える点も、魅力のひとつです。
4.結婚式当日のリハーサルが兼ねられる
普段ドレスを長時間着て過ごす機会はほぼないため、前撮りは本番前にリハーサルできる絶好のチャンスだと言えます。
特に、慣れない衣装を着ていると歩き方がぎこちなくなってしまうので、美しく歩く練習もできます。
また、衣装を試着したときにはわからなかったこと、たとえば歩くと裾を踏みそうになってしまう、時間が経つにつれて胸元がずり下がってくるといった点は、実際に着用して初めてわかることですよね。
当日予定しているヘアメイクのリハーサルも兼ねられます。
専用のヘアメイクさんにリハーサルをお願いすると、別料金が発生するケースが多いため、前撮りで衣装とヘアメイクのバランスを見られるのは、とても良い機会になると言えるでしょう。
続いては、前撮りの平均費用について見ていきましょう。
結婚式の前撮りの平均費用は11.0万円
続いては、ハナユメが実施したアンケート調査に基づいた前撮りの平均費用についてお伝えします。
前撮りの費用相場は11.0万円
同調査によると、前撮りにかかる平均費用は11.0万円でした。
ただし、スタジオで撮影するかロケーション撮影するかで金額は異なります。また、ロケーション撮影の場合、どこで撮影するかによっても費用に差が出てきます。
たとえば、和装の場合は京都が人気のロケ地のひとつですが、その場合は自宅から京都までの交通費を撮影代に加えて考えておかなくてはいけません。
また、特別な場所で撮影する場合は会場使用料などがプラスで必要となる場合もあります。
このように、撮影するシチュエーションによって費用は変わってきますが、おおよそ10万円前後はかかると思って準備しておくと良いでしょう。
衣装の種類や着数でも異なる
撮影場所だけでなく、衣装を何着着るかによっても撮影代は異なります。
衣装の数が増えればそれだけカット数も増えますし、ヘアメイクをチェンジする必要が出てくる可能性もあるため、費用も大きくなると考えたほうが良いでしょう。
なお、一般的に和装撮影よりもドレスでの撮影の方が、金額が安い場合が多いようです。
様々なオプションも用意されているので事前に確認すること
前撮りできるスタジオはたくさんあるため、どこでお願いしようか迷ってしまいますよね。そんなときは、プラン内容を詳しく確認しましょう。
たとえば、基本の撮影プランには選べる衣装の数やグレードが決まっている、またアルバムに載せられる写真の数やもらえるデータ数が少ない場合があります。
そうなると、希望の撮影条件に近づけるため、さまざまなオプションを追加することになるでしょう。
ロケーションの場所を指定できる場合、有料か無料かもサービスによって異なります。
基本プランは格安でも、オプションを追加した結果、予想以上に金額が高くなってしまうケースも少なくないため、事前に何が含まれているのか、オプションで追加できるものは何かをしっかり確認しておくと安心です。
それでは、これから前撮りを検討するカップルに向けて、2019年人気の前撮り情報を次の章でご紹介します。
2019年人気の前撮りとは?場所・アイテム・ポーズまとめ
一言で前撮りといっても、場所や撮影に使うアイテムからポーズまで、バリエーションが豊富です。そこで、2019年人気の前撮り情報を一挙公開します!
最近はロケーション撮影で季節感あふれる前撮りが大人気!
スタジオ撮影、ロケーション撮影ともに人気が高い前撮りですが、ここ最近はロケーション撮影の人気が高まっています。
桜や新緑、紅葉など季節感あふれるロケーションや、新郎新婦ゆかりの地へ赴き、自然体な写真を撮るのがトレンド!結婚式とはまた違った写真が残せるので、一生モノの想い出になると好評です。
撮影アイテムは定番の【番傘】と【チェアサイン】がオススメ
撮影する際の小物(アイテム)は写真のイメージを大きく左右するため、とても重要です。希望する雰囲気の写真により近づけるため、ぜひ撮影アイテムにはこだわりましょう。
和装アイテム【番傘】
和装前撮りの定番アイテムといえば、「番傘」です。
新郎新婦、それぞれが番傘を手にするパターンをはじめ、二人で相合い傘のようにして番傘に入ったり、傘をさしている様子を後ろから撮影しても雰囲気抜群!
番傘がひとつあれば一気に「和」の雰囲気が出せるだけでなく、さまざまなバリエーションで撮影することが可能です。
そのほか、扇子に文字を書いた「扇子プロップス」も和装で人気の撮影アイテムです。
洋装アイテム【チェアサイン】
海外ウェディングで定番の「チェアサイン」は、トレンドに敏感なカップルに人気の撮影アイテムです。
「Bride」「Groom」や「Ms.」「Mr.」などのモチーフを、新郎新婦が座る椅子の背に飾り付けるのが本来の使い方。
ですが、前撮りでは、チェアサインを手に持ったり、顔を隠してみたり、後ろ手に持ってバックスタイルを撮影したりと、とってもオシャレな写真が撮れるとあって人気が集まっています。
「JUST MARRIED」といったメッセージや結婚式の日付を入れた「ガーランド」も、洋装に人気の撮影アイテムです。
オススメショットは【正座ポーズ】と【抱っこショット】
続いては、撮影するときのキメポーズをご紹介します!
和装ショット【正座ポーズ】
和装で人気の撮影ポーズは、「正座」。
真正面からキチンと正座したポーズ、少し前かがみでお辞儀をしているポーズ、正座しながら顔だけお互いを見つめ合う…など、一言で正座といっても、実にさまざまなパターンのポーズが可能です。
いずれも、和装によくマッチしているので、ぜひ試してほしいポーズです。
洋装ショット【抱っこショット】
洋装で人気があるのは、「抱っこショット」!
新郎が新婦をぎゅっと抱っこしている様子は、二人の仲の良さが伝わってきて、思わず笑みがこぼれてしまいそうですね。
抱っこしながら見つめ合ったり、お姫様抱っこをしてもらったり、二人だけの特別な抱っこショットを残しましょう。
素敵な前撮り写真は、ぜひ結婚式でも使いたいもの。でも、一体どれくらい前に撮影すれば良いのでしょうか。
次の章では、前撮りから結婚式までの流れについてお伝えします。
結婚式の前撮りの当日までの流れ
結婚式直前に前撮りの予定を入れてしまうと、せっかくの素敵な写真を式当日に披露できない可能性も。できれば、早めに動き出すと安心です。ここでは、目安となるスケジュールをご紹介します。
結婚式の3ヵ月前
結婚式から逆算して、約3ヵ月前にはスタジオやショップ探しをスタートしましょう。
というのも、どこで前撮りをお願いするかはもちろん、撮影日程、撮影ロケーションの打ち合わせ、カメラマン・ヘアメイクなどスタッフの確保、希望する衣装の仮押さえなど、撮影までの準備に時間がかかるためです。
また、結婚式が集中する春と秋は、前撮りの予約も早めに埋まっていく傾向にあります。 桜や紅葉といったロケーションで撮影を希望する場合も、できるだけ早くから動き出した方が安心です。
こだわりの撮影アイテムを使いたい場合は、小物の準備もあわせて進めましょう。
結婚式の1~2ヵ月前
一般的には、結婚式の1~2ヵ月前に前撮りを行うケースが多いようです。
この時期に撮影できれば、結婚式当日のウエルカムアイテムやペーパーアイテムに前撮り写真を使うことも十分可能。
なお、前撮り当日は、ヘアメイクに1時間~1.5時間程度かかります。
撮影時間に関しては、着用する数によって異なりますが、大体1着あたり30分程度の撮影時間と考えておくと良いでしょう。
結婚式の2~3ヵ月後
結婚式当日で使う写真に関しては、事前にデータでもらえますが、正式なアルバムとしては結婚式の2~3ヵ月後が目安です。
新婚旅行も終わり、ホッと一息ついた頃にアルバムが届くので、改めて結婚式を振り返る素敵な時間になりますね。
まとめ
いかがでしたか。今回は結婚式の前撮りについて解説しました。
この記事の内容をざっくり言うと・・・
・結婚式の前撮りは72.6%の人が実施している
・今オススメの前撮りはロケーション撮影で和装着用
・結婚式の前撮りの平均相場は11.0万円!
この記事を参考に、自分が行いたい前撮りをイメージすることができると良いでしょう。
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