結婚式の前撮りは和装が人気!イマドキ和装の前撮り事情

前撮り和装

ここ最近、和婚のブームがきている影響もあるのか、前撮りを和装で行うカップルも増えています。

前撮りにかかる費用の相場やオススメの時期、和装の前撮りはどんな写真が残せるのかなど気になることも多くあるのではないでしょうか。

そこで今回は和装の前撮りに関する情報を一挙まとめてご紹介します。

この記事を読めば、素敵な和装での前撮りを成功させることができるでしょう。

この記事の内容をざっくり言うと…
・結婚式の前撮りは約7割のカップルが行っており定番ともなっている
・スタジオ撮影・ロケーション撮影含め前撮りで1番人気の衣裳は色打掛
・衣裳は主に3種類、和装だからこそ撮りたいオススメポーズもある

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前撮りを行った先輩カップルは約7割!

和装婚 ウェディング 前撮り

結婚式の前撮りとは、簡単に言うと結婚式の前に和装やウエディングドレス姿で撮影をすることを言います。

そんな結婚式の前撮りですが、ハナユメが取得したアンケート結果からわかるように72.6%ものカップルが前撮りをしていることがわかります。

あなたは結婚式の前撮りをしましたか?
はい 72.6%
いいえ 27.4%

この結果から今や結婚式というイベントの中に、ほとんどのカップルが当たり前のように前撮りを取り入れていると言えるでしょう。

結婚式の前撮りを行うメリットとは

結婚式当日はゲストとの写真撮影がメインとなり、綺麗な衣裳を着てもなかなかゆっくりと撮影してもらう時間がありません。

当日ゲストが撮影してくれる写真ではカメラ目線ではない写真や2人の表情がイマイチな写真ばかりということもあるでしょう。

その点、前撮りではお気に入りの衣装を着て美しい姿でゆっくりと納得いくまで撮影することができます。さらに結婚式当日のような慌しさはないため、家族ともゆっくり撮影したいという方にもおすすめです。

また、前撮りで撮影した写真は当日飾るウエルカムボードやウェルカムスペースに飾る写真、結婚式当日に流すムービーなどにも使用するカップルが多いです。

前撮り写真はアイデア次第では結婚式でも様々なシーンで活用できる、お役立ちアイテムとも言えるでしょう。

前撮りの種類はスタジオとロケーションの2種類

前撮りには大きく分けて2種類、撮影場所で違いがあります。1つは室内で行うスタジオ撮影、もう1つが外に出て屋外で行うロケーション撮影です。

前撮りはスタジオ撮影またはロケーション撮影どちらでしましたか?
スタジオ撮影のみ 42.3%
ロケーション撮影のみ 24.6%
両方 33.1%

同調査によると、スタジオ撮影が42.3%と最も多く選ばれています。次いでスタジオ・ロケーション両方が33.1%、ロケーション撮影のみは24.6%となっています。

では詳しくそれぞれの違いについてみていきましょう。

スタジオ撮影

カメラ

スタジオ撮影は、名前の通り室内のスタジオで撮影することを指し、天候に左右されることがないという点がメリットになります。

スタジオ内に衣装サロンも設けているところも多く、衣裳選びから撮影まで移動の手間も少ないこともポイントでしょう。

小物などを取り入れて様々なパターンの写真を撮影することは可能ですが、ロケーション撮影と異なり撮影範囲に限りがあるので、動きのある写真や自然体の写真を撮りたいというカップルは物足りなさを感じることでしょう。

ロケーション撮影

ロケーション撮影は、文字通り屋外で撮影することを指します。

撮影場所に制限はないため、洋装と合う海辺や和装に合う庭園など、選んだ衣装に合わせて撮影することも可能です。

また、季節によっても素敵な写真が残せるので、紅葉や桜のシーズンも人気です。ただし、屋外での撮影の場合はやはり天候によって左右されるので、撮影が延期・中止になってしまうことも。

結婚式当日までに写真を間に合わせたいというカップルは、余裕をもって前撮りの撮影スケジュールを組むことをおすすめします。

ここまで前撮り撮影の種類について紹介してきました。次章では和装の前撮りについて詳しくみていきましょう。

  

前撮りで和装を選んでいる人は半数以上!

和装婚 色打掛 新郎新婦

実際に前撮りを行ったカップルは、前撮りの衣装についてどんなものを選んでいるのでしょうか。

ハナユメによると、スタジオ撮影:色打掛 59.3%、ロケーション撮影:色打掛 32.5%と、スタジオ撮影・ロケーション撮影ともに衣裳に色打掛を選ぶ花嫁が最も多いという結果が出ています。

つまり、結婚式の前撮りでは和装を選ぶ割合が多いということが言えるでしょう。

結婚式の前撮りで和装を選ぶ理由

前撮りで着用する衣装については、結婚式で着られない衣装を着用したいという方と、ヘアメイクリハーサルや衣装合わせと兼ねて結婚式当日と同じ衣装を着たい方に分かれる傾向にあるようです。

前者については、結婚式当日はウエディングドレスの後ドレスでお色直しを考えているので、前撮りは和装で撮影したいと希望する理由から、和装が多く選ばれているようです。

その他の和装を選んだ理由として、「親が希望した」や「和装は結婚式当日のレンタル料が高く、前撮りで残した」というカップルも。

また女性より男性の方が和装を好む、という傾向もあるようです。男性の衣装はバリエーションが少ないため、スーツに似たタキシードよりも、和装姿に憧れがあるのでしょう。

このような理由で、先輩カップルは普段では着られない和装を結婚式の前撮りを機会に残している方が多いようです。

前撮りだけでなく、結婚式後に後撮りで残すこともできる

和装、赤い糸

前撮りの他に「後撮り」という手段もあります。その名のとおり、結婚式の後に撮影をするというパターンです。

前撮りと同様に、結婚式当日では撮影できない衣裳を着てゆっくり撮影ができるといったメリットの他に、結婚式自体は秋に執り行うが、桜と一緒に撮影がしたい!というカップルなど、季節の関係で後撮りを選ぶカップルも。

また最初は前撮りを希望していなかったが、結婚式を終えてみてやっぱり記念に撮影しておきたい、という場合も、後撮りで写真を残すことができます。

かならずしも前撮りで残さなくてはいけないわけではないので、チャンスを逃した方や今からでも記念に残したいという方も後撮りをしてみるのもおすすめです。

ここまでで和装を前撮りで選ぶカップルが多いことをお伝えしてきました。次章では、気になる費用についてみていきます。

前撮りの種類別の平均費用・賢く抑えるコツとは

ここではスタジオ撮影・ロケーション撮影と種類別での平均費用と、賢く費用を抑えるコツをご紹介します。

スタジオ撮影の平均費用

同調査によると、スタジオ撮影の際に支払った費用の平均は11.7万円でした。最も多かったのが、5~10万円未満で、ついで10万~15万円未満と続いています。

この結果は多少の違いこそあれど、過去の調査でも同じような傾向を示しており、スタジオ撮影の場合は、おおよそ10万円前後は必要になる、と考えておくといいでしょう。

ロケーション撮影の平均費用

一方のロケーション撮影の平均費用ですが、同調査によると平均は10.3万円でした。最も多かったのが、5~10万円未満とスタジオ撮影と同じ結果がでています。

また、ロケーション撮影の場合は、ロケ地によって会場使用料・撮影料やロケ地までの交通費なども別途必要な場合が多く、予想外の費用が発生することもあるので、何に費用がかかるのか事前に確認するといいでしょう。

POINT:費用を抑えたい場合は平日の撮影がオススメ

前撮りの費用を少しでも抑えるポイントは、ずばり「平日に撮影すること」です。

撮影をお願いする業者にもよりますが、土日と比べると1万円~2万円ほど安くなる場合もあります。

ただし、ロケーション撮影の場合は雨天で延期の場合もあるので、確実に費用を抑えることができるとは限りません。

また、撮影に使用する小物類も自己手配や手作りすることで少しでも費用を抑える手段といえます。

例えば、撮影小物でよく見るガーランドなどは、画用紙と紐で簡単に作ることができます。ブーケなども、手芸店で売られている造花を使用することで簡単に手作りすることも可能です。

このように少しの工夫で数万円の費用を節約できる場合もあるので、少しでも費用を抑えたい方は参考にしてみてください。

ロケーション撮影にオススメ!和装の前撮りに最適な時期

ロケーション撮影の場合、屋外での撮影となるため、気になるのが前撮りに適した時期がいつなのかというところではないでしょうか。

汗でメイクが崩れやすい真夏や、寒くて凍えてしまい撮影どころではない真冬を避けて時期を選ぶカップルが多いようです。

基本的には気候が良く、写真映えする時期が選ばれやすく、桜や新緑(4~5月頃)、紅葉(11月下旬~12月頃)の時期などが人気です。

ただしこういった人気の時期の撮影は、直前では予約が取れないことがほとんどです。

そのため春先や秋の人気シーズンにロケーション撮影を検討する場合は、なるべく早めの段階で予約するなどした方が確実に撮影できるでしょう。

ロケーション撮影でどの時期にもオススメなのが京都

和装かつ県外でのロケーション撮影では、撮影場所として京都を選ぶカップルが最も多いようです。

自然溢れる京都は桜や紅葉が綺麗なのはもちろんのこと、和装に合う寺院や石畳といった街並みが多く存在します。

定番ではありますが、八坂の塔や祇園などの有名な観光名所での撮影も可能です。ちょっとした旅行がてらについでに前撮りの撮影を行うのもいいでしょう。

ここまでおすすめの時期や和装に人気の撮影地について紹介してきました。それでは最後に、和装の前撮りの衣裳・おすすめポーズについてみていきましょう。

これで丸分かり!和装の前撮りの衣裳・オススメポーズ5選

ロケーション撮影 和装

和装と一口に言っても、衣装には様々な種類があります。ここからは、和装の衣装についての詳しい説明と、和装での前撮りの際のおススメポーズをご紹介します。

よく選ばれる和装の衣裳は3種類

 
和装の前撮りで選ばれる衣装の種類は大きく分けて3つあります。「色打掛」「白無垢」「引振袖」です。

3つともそれぞれに特徴があるので、和装を着ることが決まった後はどの衣装にするか、特徴を理解した上で決めるといいでしょう。

1、色打掛

色打掛は色も柄もバリエーションが多く、全体的に華やかな印象があります。

室町時代以降、武家女性の礼装として位置づけされ、白無垢と同様に婚礼衣裳として着られています。白無垢以外の打掛は全て色打掛と呼ばれています。

色打掛は和装の衣裳の中でも写真映えすることから、多くの花嫁が前撮りでも選ぶ衣裳と言えるでしょう。

2、白無垢

白無垢は昔から結婚式の和装の定番であり、和装の婚礼衣裳の中でも最も格式高く正礼装とされています。主に挙式で着られる婚礼衣裳であり、邪気を退け、神聖な婚礼の儀式に臨むという意味があります。  

白無垢の特徴として着物や小物もすべて白で統一されています。刺繍や織りで雰囲気が一変するほどの細かい柄や生地の風合い、色にも違いがあります。花嫁の清らかさや心の美しさを象徴しています。

3、引振袖

花嫁衣裳としては、引振袖も人気です。成人式で着るような振袖とは異なり、お引き摺り(おひきずり:裾を引いた振袖)であることが特徴です。

未婚女性の第一礼装でもある引振袖ですが、最も格式高い礼装とも言われています。

引振袖もお色直しで着られることが多いですが、打掛に比べて軽くて動きやすいなどの理由から選ばれる方もいます。中でも黒の引振袖は人気が高いです。

POINT:結婚前に振袖を選ばれる方も

「色打掛」「白無垢」「引振袖」の他に、結婚した後は着ることが出来ない「振袖」を前撮り衣裳として選ぶ人もいます。

成人式の時に両親に買ってもらった振袖を、最後の機会として選ぶというのも、素敵ですね。

和装の前撮りでしたいポーズ集5選

和装の前撮りでは和装ならではのおすすめのポーズがあります。定番ポーズから最近流行りのポーズまで、一挙にご紹介します。

1、定番である基本の立ち姿

まずは基本ポーズである全身の立ち姿のショットです。選んだ衣裳の柄もしっかり全身で残せるので、記念に必ず残しておきたい1枚でしょう。番傘などの小物を持って撮影するのもおすすめです。

2、ふたりで仲良くお座りショット

続いては、仲良くお座りショット。このショットは結婚式当日のウェルカムボードや結婚報告はがき、年賀状などでも使用しやすいポーズです。

3、和の雰囲気が一層漂う番傘を使用

和の雰囲気漂う番傘を持つだけでも絵になりますが、最近ではロゴ入りのウエディングパラソルでのシルエットショットも人気があります。

4、後ろ姿も綺麗に!寄り添うポーズ

和装は後姿こそ衣装の柄が大きく綺麗に出るため、残しておくことをおすすめします。ドレスとは違い、前と後ろとで衣装の表情が全く違うのも和装の特徴ですね。

5、ゆっくり撮影できる前撮りだからこそ残したい新郎新婦のソロ写真

結婚式当日は新郎新婦揃っての写真撮影が基本。前撮りだからこそ、ゆっくりソロ撮影をしてみるのもいいでしょう。

ここまで和装の撮影衣裳やぴったりのポーズについてみてきました。

次の章では、筆者おすすめのブライダルエステを紹介します。和装は、襟足から背中にかけて肌が見えるため、後ろ姿も綺麗にお手入れしておくとよいでしょう。

信頼できるブライダルエステサロン3選!

一生に一度の結婚式当日に、最高のコンディションで迎えられるよう、信頼できるエステサロンがおすすめです。

そこで筆者おすすめのエステサロンを紹介します。

1.SOCIE(ソシエ)

空間やホスピタリティにもこだわりたい方におすすめなのがこちらの「ソシエ」。

技術はもちろんのこと、スタッフの教育や空間作りに力を入れているので、特別な時間を味わえるでしょう。

肌質のお悩みだけでなく、ドレスのタイプに合わせたコースもあるので絶対に妥協したくない花嫁におすすめのサロンです。

2.たかの友梨ビューティクリニック

誰もが1度は聞いたことがあるのではないでしょうか。エステといえば「たかの友梨」を思い浮かべる方も多いでしょう。

知名度や実績があるので安心感はもちろん、即効性を求める方におすすめのエステサロンです。

お母様と一緒に受けられる「母娘ブライダルエステプラン」など様々なコースがあることも特徴です。

まとめ

いかがでしたか。今回は和装の前撮りについてご紹介しました。

要点をまとめると・・・
・結婚式の前撮りは約7割のカップルが行っており定番ともなっている
・スタジオ撮影・ロケーション撮影含め前撮りで1番人気の衣裳は色打掛
・衣裳は主に3種類、和装だからこそ撮りたいオススメポーズもある

この記事を参考に、素敵な和装の前撮りを叶えることができると良いでしょう。

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