海外ウエディング準備の段取り&人気エリアとベストシーズン

海外ウエディングに憧れていて、海外での結婚式のことを調べ始めたけれど、実際どのように準備を進めていけばいいのか不安…という人は多いのではないでしょうか。
そこで今回は、海外ウエディング準備の段取りを紹介します。さらに海外ウエディングができる人気エリアとベストシーズンもお伝えします。
この記事で海外ウエディング準備内容を知り、憧れの結婚式を叶えてくだいね。
- 要点をまとめると・・・
- ・海外ウエディングの段取りは5ステップ!
- ・海外ウエディングの人気が高いエリアはハワイ
- ・海外ウエディングの平均相場は149.3万
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海外ウエディングの準備スケジュール
「海外ウエディング」というと、式場探しに飛行機やホテルの手配など、準備が大変そう…と思っている人は多いのではないでしょうか。でも実は、国内挙式よりも比較的段取りがシンプルで、準備にかかる日数も短い場合が多いのです。
基本的には、次の5ステップを頭に入れておいて、ひとつずつクリアしていけばOKです。順にチェックしていきましょう。
海外ウエディング準備の5ステップ | ||
---|---|---|
ステップ1 | 時期・人数・エリアの決定 式場の決定、手配会社への申し込み |
6 ヵ月前まで |
ステップ2 | 招待客の決定、交通宿泊手配 | 6 ヵ月〜3ヵ月前 |
ステップ3 | 衣装・パーティー内容・その他オプションの決定 | 3ヵ月〜1ヵ月前 |
ステップ4 | 出発前最終チェック、ゲストへの連絡 | 2ヵ月〜1ヵ月前 |
ステップ5 | 海外ウエディング当日 |
ステップ1.海外ウエディングの時期・人数・結婚式を挙げるエリアの決定
まずは、海外ウエディングの日程、参加人数、エリアを決めるところから始めましょう。
できれば6ヵ月前までにこの大枠を決めておけば、式の内容や衣装などの詳細は1ヵ月前までで問題ありません。
海外ウエディングの場合は、最低でも挙式当日に行き帰りの日数をプラスして休みを確保しなくてはいけません。ハネムーンを兼ねて海外ウエディングを行なう人も多いので、まずはふたりの休みの調整が第一です。
また、ふたりだけで挙式をするのか、親族や友人を招くのかも重要なポイント。特に家族に参列してもらう場合は、それぞれのスケジュール調整が必要なので、早めに準備を始めると安心です。
さらに、結婚式を挙げるエリアによっても、休む日数やかかる金額が大きく変わってきます。
海が見える場所などリゾート地で結婚式を挙げたいのか、クラシカルな街並みにある教会で挙げたいのかなど、どんな海外ウエディングをしたいのかふたりでよく相談しながらエリアを絞っていきましょう。
結婚式場の決定
エリアが決まったら、次は結婚式場を検討していきます。チャペルやビーチ、ホテルなど、「ここで挙げたい!」というこだわりがある場合は、希望する結婚式場を取り扱っている会社に問い合わせをしましょう。
ただし、ひとつの結婚式場を取り扱っている会社が複数ある場合もあります。各社から資料を取り寄せたり、実際に直接話を聞きに行ったりして、プラン内容や料金などを確かめましょう。
手配会社への申し込み
エリア以外は特にこだわりや希望がない場合、またはいろいろと相談しながら検討したい場合は、先に手配会社を決めるのもひとつの手です。
自宅の最寄り駅や会社近辺など手配会社の事務所が複数ある、結婚式を挙げたいエリアに強いなど、各社それぞれに特徴があるので、自分たちに合った手配会社を探してみましょう。
なお、手配会社には現地に拠点を置き、式場の予約から衣装やパーティーの内容までをトータルでプロデュースしてくれる「プロデュース会社」と、海外挙式のプラン付き旅行を扱っている「旅行代理店」があります。
旅行代理店に申し込む場合、現地のツアーなどは充実していますが、挙式の内容に関しては提携しているプロデュース会社にお任せというケースが多いようです。
具体的な打ち合わせに関しては、別途担当しているプロデュース会社と行なう流れが一般的なので、覚えておきましょう。
ステップ2.招待客の決定、交通宿泊手配
結婚式の日程、式場が決まったら、次は交通手段や宿泊施設の確保です。6ヵ月から3ヵ月前までに行なっておくことが目安です。
海外ウエディングの場合は、通常の国内挙式よりも長めに休みを取得するなどスケジュール調整が必要です。招待したい人はこの段階で確定させ、できるだけ早めに詳細を伝えておきます。
また、招待客分のフライト代やホテル代の負担をどうするかなど、ふたりで事前によく話し合いましょう。遠くまで駆けつけてくれることを考えると、旅費や宿泊費を負担したいのはやまやまですが、実際には全額負担することは難しいもの。
その場合は負担できない旨をゲストに伝えておき、出席してくれるかわりにご祝儀は遠慮する、申し込んでいる旅行会社で格安のプランを設定してもらって紹介するなどの心遣いがあると喜ばれます。
3.衣装・パーティー内容の決定
挙式の3ヵ月から1ヵ月前までには、衣装や現地でのパーティー内容を決定します。
ウエディングドレスは、日本でレンタルして持っていくこともできますし、国内で試着したドレスを現地でレンタルできる手配会社もあります。
海外ウエディング後に日本で1.5次会などのお披露目会をする場合は、2度レンタルするよりも購入した方が安くなる場合もあるので、手配会社とよく相談して決めると良いでしょう。
挙式後にゲストも含めて現地でパーティーを行なう場合は、会場の予約や料理・ドリンクの手配なども、この時期に進めておきます。
そのほか、フォトウエディングやヘアメイクなどのオプションに関しても、遅くとも1ヵ月前までには決定しておきましょう。
4.出発前最終チェック、ゲストへの連絡
いよいよ出発直前、ハネムーンを兼ねている場合は特に荷物が多くなります。挙式で必要なもの、その後の滞在で必要なものをもれなく準備するために、チェックリストを作っておくと安心です。
また、海外で行なう挙式スタイルによっては、事前に婚姻届けを提出しておく必要があります。ほかにも、海外旅行保険の加入手続きなども、忘れないようにチェックしましょう。
それからもう1つ、すでに参加連絡をもらっているゲストに対して、念のため1ヵ月前になったら一度連絡を入れておきましょう。
ゲストの飛行機やホテルの確認や当日の連絡手段、自分たちの滞在先を伝えるなど、事前にフォローしておくことで、お互いに安心して出発できます。
5.海外ウエディング当日
ここまで準備をしてきたら、あとは楽しむだけ!
準備で疲れがたまっているかもしれませんが、最高の状態で結婚式を迎えるために、前日はしっかり睡眠をとりたいですね。予定している飛行機に乗り遅れないように、早めの出発も心がけましょう。
ここまで海外ウエディングの主なスケジュールを見てきました。続いては、人気の海外ウエディングのエリアとベストシーズンについてご紹介します!
海外ウエディングの人気エリアとベストシーズン3選
みんなはどこで海外ウエディングをしているの?と気になる人も多いですよね。そこでここからは、人気のエリアとおすすめのシーズンを見ていきましょう。
ハワイ
新婚旅行先として人気が高いハワイは、海外ウエディングのエリアとしても人気ナンバーワン!
教会やチャペルなどの挙式会場やパーティー会場が非常に多く、選択肢が豊富な点が魅力です。
また、年間平均気温が25度と一年中温暖な気候で過ごしやすい点、日本語が通じやすく、旅行者向けのサービスが充実している点もハワイを選ぶ人が多い理由でしょう。挙式前後に観光やレジャーを満喫できるスポットも満載です。
挙式会場数が多いオアフ島はもちろんですが、自然いっぱいのハワイ島やハワイの歴史が感じられるリゾート地のマウイ島など、さまざまな魅力を持つ島がたくさんあります。
ハワイには雨季(11月~4月)と乾季(5月~10月)がありますが、年間を通して過ごしやすく、雨季であっても短時間に雨が降るスコールが一日に数回ある程度なので、心配はいりません。
ですが、やはりシーズンは乾季である5月~10月。大型連休や夏休み時期は旅費も高騰するので、ゴールデンウイーク明けから6月、もしくは10月~11月、雨季の頃は比較的値段が落ち着くのでおすすめです。
また、ホエールウォッチングを楽しみたいという人は、12月~3月がベストシーズンなので、希望する現地での過ごし方に合った時期を選ぶと良いでしょう。
グアム
日本から約3時間半というアクセス抜群のグアムも、人気のエリアです。
青い海と広い空、真っ白な砂浜というロケーションが、海外リゾートでのウエディングを叶えてくれます。
空港からホテル、ビーチ、ショッピングエリアがすべて密集しているので、移動しやすい点が大きな魅力です。
最短で2泊3日のスケジュールが可能で、長い休みが取れない人やゲストの中に小さな子どもやお年寄りがいる場合でも、グアムなら安心して参加できるでしょう。日本との時差も1時間程度なので、時差ボケの心配もありません。
短い日数で実現できる分、費用も抑えられるグアムですが、11月~5月頃までが乾季、6月~10月頃までが雨季となっています。
特に~10月にかけては台風の心配があるため、おすすめは雨の心配が少ない11月~5月。なかでもベストシーズンは、1月~2月です。
旅費も抑えられ、比較的混雑が避けられる時期だと言えるでしょう。
グアムで挙式後に、少し足を延ばしてパラオへハネムーンに行くカップルも多く、さまざまな過ごし方が可能なエリアです。
バリ島(アジア含む)
「神々の島」と呼ばれるアジアのリゾート地・バリ島も、ここ数年人気が高まっているエリアです。
豊かな自然と壮大な歴史が感じられるロケーション、そして物価が安いので高級リゾートホテルでのラグジュアリーで贅沢な挙式が可能な点が人気の理由でしょう。
また、生花を贅沢に使用したウエディングができるのも、バリ島ならでは。日本ではあまりお目にかかれない色鮮やかな花々に囲まれて、ロマンチックな結婚式が挙げられます。
バリ島の雨季は11月~3月ですが、雨が降る日が続くというわけではありません。スコールの後に青空が出ることも多いため、そこまで雨季を気にする必要はないでしょう。また、雨季は花々が特に美しく、フルーツも美味しいシーズンです。
雨を避けたいのであれば乾季の4月~10月がベストシーズンですが、フライト代などを加味すると、おすすめは10月。雨季に入る直前ですが、湿度も低く過ごしやすく、旅費も抑えられます。
そのほか、アジア諸島はほかのエリアに比べて物価が安く、低予算でも贅沢な海外ウエディングが可能です。
人気のエリアをチェックしたところで、続いては海外ウエディングの場合、ゲストの有無はどうする?という点についてみていきましょう。
41.6%が海外ウエディングに友人を招待している
国内ウエディングと違って、海外ウエディングは旅費や宿泊費が多くかかるため、友人を招待していいものかどうか迷う人もいるでしょう。
2018年にハナユメが行なったアンケートによると、海外ウエディングに友人を招待した人の割合は41.6%でした。
せっかくのハレの日なので、挙式に招待して親しい友人に披露したいと考える人が多いようです。
とはいえ、新郎新婦と全日程を同じにするというわけではなく、結婚式以外で一緒に楽しめる食事会やアクティビティを用意して、あとは行き帰りの日程含めて自由に過ごしてもらえるようなスケジュールを組むケースが一般的です。
友人側としても、海外旅行を満喫する良い機会だと参列を決めている人が多いようです。
新郎新婦は、挙式の1~2日前に現地入りをし、最終的な打ち合わせや衣装合わせなどを行ないます。家族や親族は新郎新婦と同じタイミングで現地入りをする場合が多いですが、友人の場合は、挙式直前に現地入りする場合もあります。
挙式後数日を共に過ごした後、他のゲストは先に帰国し、新郎新婦はそのままハネムーンを満喫…という過ごし方が一般的です。
また、友人を招待する場合、ゲスト同士が知り合いであれば心配いりませんが、単独で参加してくれるゲストがいる場合は、挙式前後の過ごし方を不安に感じているケースも。
できれば、ゲスト同士が知り合いかどうかを確認しておくとよいでしょう。さりげなくゲストの現地での予定を確認し、何か困ったことがないか気を配っておくと、お互い楽しく過ごせますね。
海外ウエディングに友人を招待した時の費用負担
では、友人分の費用負担はどうしたらよいでしょうか。
海外ウエディングに友人を招待した場合、友人の分の旅費を全額負担したというカップルはそこまで多くないのが実情です。まったく負担しなかったというカップルもいますし、一部負担するケースもあります。
招待された側は費用に関して不安に思ってしまうので、飛行機代だけ負担する、かかった料金のうちの何割かを負担するなど、招待状を送る前によく新郎新婦で検討し、相談したうえで費用負担について決めておくと良いでしょう。
続いては、海外ウエディングにかかる平均費用について確認しておきましょう。
海外ウエディングの平均費用は149.3万円
海外ウエディングで気になることのひとつが、費用についてではないでしょうか。旅費や滞在費などを含めると、大きな金額になるのでは…と不安な人もいるでしょう。
ハナユメが行なった調査によると、海外ウエディングの平均費用は149.3万円という結果が出ています。
内訳としては、挙式費用が79.1万円、ふたりの旅費は70.2万円が平均金額です。ただし、これらの金額には挙式にかかる最低限必要な費用のみで、挙式後のパーティー代などは含まれていません。
挙式後にパーティーを行なう場合は、会場費に加えてゲストの人数分だけ食事代やドリンク代が必要です。
また、申し込んだプロデュース会社によっては、挙式に必要なアイテム代が異なります。さらに、エリアによっては空港施設利用料や燃油サーチャージ代に差が出てきます。
もちろん、滞在中のレジャーやアクティビティ、お土産代なども加わってくるので、あくまで最低限かかる費用の目安として参考にしてくださいね。
海外ウエディング費用を抑えるポイント
新婚旅行も含めて考えると、比較的リーズナブルだと言える海外ウエディングですが、エリアによって旅費も大きく変わり、オプションを加えるほど費用も加算されます。
少しでも海外ウエディングの費用を抑えるためには、いくつかのポイントがあります。
ひとつは、オフシーズンを選んで旅費を抑えること。費用面以外でも、予約が取りやすい、ほかの観光客が少ないのでゆっくりと旅が楽しめる点もメリットでしょう。日程だけでなく、早朝や深夜出発の便を選ぶことも、フライト代を抑えるポイントです。
ふたつめに、旅行会社やプロデュース会社をいくつか比較検討して、もっとも安いプランがあるところを選ぶこと。場合によっては期間限定のお得なキャンペーンを行なっている会社もあります。
同じチャペルを扱っている会社が複数ある場合は特に、料金やサービスをよく検討すると良いでしょう。
また、衣装から挙式に必要なアイテムなど、できる限り持ち込みをすると、より費用が抑えられます。ただし、式場によっては持ち込み不可の場合があるので、事前に確認しておきましょう。
まとめ
今回は海外ウエディングの段取りについて紹介しました。
- 要点をまとめると・・・
- ・海外ウエディングの段取りは5ステップ!
- ・海外ウエディングの人気が高いエリアはハワイ
- ・海外ウエディングの平均相場は149.3万円
この記事を参考に、スムーズに海外ウエディングの準備をしましょう。