顔合わせの席順やマナーを詳しくチェック!先輩カップルの失敗談3選
両家顔合わせの食事会当日を迎える前に、不安な点や心配な点を解消しておきたいと考えているカップルも多いでしょう。
特に、顔合わせ当日の流れや席順などは相手の家族に失礼のないように、チェックしておきたいポイントです。
そこで今回は、先輩カップルの悩んだエピソードを踏まえながら、顔合わせ当日までに押さえておきたい、顔合わせ時の席順や当日の流れなど失敗しやすい部分をまとめて紹介します。
- この記事の内容をざっくり言うと…
- ・両家父親は上座に新郎新婦は下座に座るのが一般的
- ・基本的に席順は女性側の親族が入口に近い席に座る
- ・同席をする親族によって席順が変わる
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人別で紹介!失敗しない顔合わせの正しい席順
生理日管理アプリ『ラルーン』実施アンケート(有効回答数371名)によると、顔合わせの際のマナーや作法(席順含む)で悩んだという先輩カップルは44.7%となっています。
この数字を見る限り、顔合わせのマナーや作法に悩んでいるカップルは決して少なくなく、カップルにとっても1つの壁となっていることが伺えます。
まず始めに、参加する家族の続柄別に席順について詳しく紹介していきます。
参加者別!席順例3選
顔合わせに参加する人は人によって違うでしょう。
ここでは3つのパターンを想定し、席順例を紹介します。
両家両親+自分達の場合
まずは、両家の両親と自分達だけの場合です。先ほど紹介したアンケート結果で69.3%と最も多いパターンでした。
この場合の席順は上座に両家の父親、真ん中に母親、下座に自分達が座るのが一般的です。
先ほど説明したように、入り口に近い席に女性の親族が座るので、入り口に一番近い位置には女性本人が座ることになります。
ただし、先ほどもお伝えしたように絶対に守らなくてはいけないものではなく、例えば女性側の両親のほうが年齢が上であったり、相手側の家族が希望する場合は逆になっても問題はありません。
両家両親+自分達+兄弟姉妹の場合
次に両親、自分達に加え、兄弟姉妹が参加する場合です。この場合でも両親の座る位置に変わりはなく、上座に父親、その隣に母親が座ります。
兄弟姉妹に関しては、結婚する本人たちよりも下座に座るのが一般的です。
兄弟姉妹が複数いる場合は、年上の兄姉から座ってもらいましょう。
しかし、中には自分達が下座で、母親との間に兄弟姉妹が座るという場合も少なくないようです。
ただし、兄弟姉妹が間だと両親と自分たちと会話がしづらかったり、間に座っている兄弟姉妹が少し気まずい気持ちになってしまったという意見もあります。
迷う場合は、両親や二人で話し合って決めると良いでしょう。
両家両親+自分達+祖父母の場合
最後に両親、自分達に加え、祖父母が参加する場合です。このケースも兄弟姉妹が参加する場合と同じように、基本的に祖父母が自分たちよりも下座になります。
しかし、両親と自分たちの間に祖父母に座ってもらっても問題はありません。祖父母が車椅子の場合などは一番入り口に近い席にするなど、臨機応変に対応できると良いでしょう。
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席順を決める際に知っておきたい基礎知識
席順を決める際に、下記のことを覚えておくと良いでしょう。3つ紹介します。
そもそも「上座」と「下座」とは?
席順を決める際の基礎知識となるのが「上座」と「下座」の考えです。
上座とは顔合わせを行う部屋の入り口から最も離れた場所の席であり、目上の人が座る席です。
一方の下座は入り口から最も近い場所の席であり、お迎えをする側が座る席です。
この上座と下座の考えを基本として席順を決めていくことになります。
基本的には入口に近い席に「女性側の親族」が座る
顔合わせの場合、一般的に入り口に近いほうに女性側の親族が座り、入り口から最も遠い上座に男性側の親族が座るケースが一般的です。
しかし、両家の希望や、女性側の両親のほうが年配の場合は、女性側の家族が上座に座るケースもあります。
席順が不安な場合は会場に聞いてみるのも一つの手段
ここまで一般的な席順を紹介してきましたが、家庭によっては席順の認識に違いがある場合もありますし、テーブルの形がイレギュラーな場合もあります。
そういった時は、顔合わせを行う会場のスタッフに確認してみるのも一つの方法でしょう。その会場ではどのように座るのが一般的なのか、知見を持っているため参考にすることができます。
当日に慌てないためにも、事前に会場のテーブルの形やセッティングなどを確認しておくようにしましょう。
ここでは、顔合わせに参加する家族のパターンごとに席順例について紹介してきました。
続いては、顔合わせで失敗しないためのポイントについて紹介します。
顔合わせのマナーや席順決めなどに悩むのは当然!失敗を防ぐ3つのポイント
それでは、ここからは顔合わせで失敗しないために覚えておきたい席順決めの3つのポイントについて紹介していきます。
1.事前にどのような会にしたいのか両家にそれぞれが確認をしておく
顔合わせには、両家の親睦を深めるという意味もあります。さまざまなマナーが存在しているとはいえ、一番大切なのは両家がどのような会にしたいのかということです。
あまり堅苦しくしないでほしいという意見もあれば、ルールをしっかりと守って厳粛に行いたいという意見もあります。
また、食事会のみでいい、結納をしっかりと行いたいなど家庭によって意見が異なることもあるので、事前の確認は必須だといえます。
両家の意見を踏まえた上で方向性を定めておけば、のちのちの揉め事を避けることもできるでしょう。
2.事前に参加者や続柄の確認と、席順についても相談をしておく
顔合わせの方向性が決まったら、会に誰が参加するのか、その人はどのような続柄の人なのか、について確認するようにしましょう。
両親のみの場合もありますが、祖父母や兄弟、姉妹が参加するケースも中にはあります。
そういった場合の席順などについても事前に相談しておくことでスムーズに準備を進めることができるでしょう。
3.正しい席順のマナーを理解したうえで席順を決める
参加者を把握したら、マナーに沿ってどのような席順にするのか決める必要があります。
席順には上座や下座などの位置関係がある他、女性側の家族と男性側の家族が座る位置などにもルールが存在します。
どのようなルールがあるのかについては、次章以降で詳しく説明していきます。
ここでは、まず席順を決めていくまでのステップについて紹介してきました。
続いては、当日の流れについて詳しく紹介していきます。
顔合わせ当日の流れをマスターしよう
顔合わせの日程が決まり、お店、参加者、席順も確定したら、顔合わせがどのように進んでいくのか、当日の流れを確認するようにしましょう。
顔合わせ当日の進行例を紹介します。
顔合わせの進行例
ここからは進行例を紹介していきます。進行役は、男性の父親(父親がいない方は母親が進行)となって以下のような流れで進めていきます。
1.男性側の父親か男性本人が進行役となって顔合わせを始める挨拶を行う
2.両家の家族の紹介
男性側→女性側の順番で行い、男性本人が両親を紹介し、その後女性本人が両親を紹介します。
紹介が終わったら、両家の両親はふたりが結婚することを確認し、お互いに「これからよろしくお願いします」と挨拶をする。
3.婚約記念品を披露して、お互いに贈る
男性からは「婚約指輪」女性からは、お返しとして「時計」などを贈る場合が多いでしょう。
4.進行役による乾杯を行い食事や会話を行う
男性本人と女性本人は両家の両親に話を提供するなど、良い雰囲気を作れるように気を配るようにしましょう。
5.両家での記念撮影
6.進行役による締めの挨拶
7.男性本人と女性本人によるお礼の挨拶で終了
以上が顔合わせの流れです。顔合わせの時間は約2時間30分ほどとなります。
婿養子入りの進行例
次に婿養子入りの場合の進行例です。この場合、会自体の流れは先ほど紹介したものと基本的に変わりません。
しかし、婿養子入りは男性本人が女性側の両親と養子縁組を結んで女性側の姓を名乗ることになるため、男性側と女性側の役割が逆になります。
例えば結納や顔合わせで進行役を務めるのは女性側の父親や女性本人になり、結納品は女性側から男性側におくられることになります。
注意すべき点
顔合わせは職場の飲み会のように、自由に飲んで食べておしゃべりをする場ではありません。
ある程度の流れが決まっていて、進行役(一般的には男性側の父親、もしくは男性本人)も決めておく必要があります。
また、会の中での会話についてもやはり結婚に関するものを中心に行うことになります。例えば、結婚式や入籍についての話し合いであったり、2人の将来についてなどです。
そのため、顔合わせを行うにあたって、当日のスケジュールはもちろん、二人の今後についても事前に話し合っておくことをおすすめします。
最後に、顔合わせで失敗してしまった先輩カップルのエピソードについて紹介していきます。
このエピソードを反面教師にし、自分達の顔合わせでは失敗しないようにしましょう。
顔合わせでの先輩カップルの失敗エピソード3選
しっかりと準備をしたつもりでも、意外なところから失敗に繋がってしまう可能性もゼロではありません。
そこで、ここでは先輩カップルの失敗エピソードについて紹介します。
緊張でお酒を飲み過ぎてしまった
顔合わせは結婚する本人達にとって非常に緊張する場でしょう。しかし、緊張するのは本人達だけではありません。
両親をはじめとする両家の家族にとっても、初めて会う場なのでかなり緊張してしまうという人もいます。
緊張をほぐすためにお酒飲むことは有効な手段の一つですが、ついつい飲みすぎてしまい、酔っ払った結果、相手の家族に失礼な言動をしてしまったという先輩カップルもいます。
コミュニケーションを円滑にするための酔いであれば、会自体がいい方向に進んでいきますが、悪酔いし失礼な言動や、酔いすぎて嘔吐、さらには途中退席などに繋がる可能性もゼロではありません。
もし家族にお酒を好きな人がいるのであれば、事前に注意しておきましょう。
両家で服装に差が出てしまった
両家の間で服装に違いが出てしまったという失敗例もありました。
カップルの中には昔から仲が良く家族同士での付き合いがある、両親同士のつながりがあるなど、初対面ではないケースもあります。
そのような場合、顔合わせの場であっても「知り合い同士だから大丈夫」とラフな格好で参加してしまい、相手の両親との違いが出てしまう、自分以外全員正装していた、という事態に陥ってしまうかもしれません。
顔合わせは両家が改めて挨拶をする場なので、知り合い同士であっても正装で参加するのが基本だといえます。
また、服装に迷う場合は両家で事前に話し合っておくと良いでしょう。
好みに合う手土産ではなかった
顔合わせにはなにかしらの手土産を用意する場合が多いです。その手土産が相手の好みに合っていなかったという失敗例もみられました。
手土産は必ず用意しなければいけないものではありませんし、好みに合わないからといって婚約が破談になるということも考えにくいです。
しかし、相手が気持ち良く受け取れるようにするためにも、事前に好き嫌いなどを確認しておくと良いでしょう。
▼顔合わせの手土産について詳しく知りたい方はこちらをご覧下さい。
ここでは、顔合わせの際の失敗例を紹介してきました。
まとめ
いかがでしたか。今回は顔合わせ当日の流れや席順についてご紹介しました。
要点をまとめると・・・
・両家父親は上座に新郎新婦は下座に座るのが一般的
・基本的に席順は女性側の親族が入口に近い席に
・同席をする親族によって席順が変わる
この記事を参考に、スムーズな顔合わせが出来ると良いでしょう。
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