マタニティウエディングに適した時期は5~7ヶ月!準備は体調優先で
妊娠中に結婚式を挙げたいと思っているけれど、いつ行うべきなのか、どういったことに注意をしなければいけないのか不安に思う人もいるのではないでしょうか。
結婚式の準備は大変そうだから、体調によって思ったとおりに準備ができるか心配だと思う人も少なくないはずです。
今回は、マタニティウエディングはどの時期に結婚式を行うとよいのか、どんな結婚式ができるのか、体調に配慮した打ち合わせの進め方など、詳しくご紹介していきます。
この記事を読めば、マタニティウエディングを行うベストな時期がわかるでしょう
- この記事の内容をざっくり言うと…
- ・マタニティウエディングをするのは安定期がベスト
- ・3~2ヶ月の準備期間があれば一般的な結婚式(挙式+披露宴)は叶う
- ・マタニティウエディングの短い準備期間でも無理をしないコツ7選
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マタニティウエディングは安定期がベストな理由と避けたい時期
妊婦である新婦とおなかの中の赤ちゃんのことを考え、安定期である妊娠5~7ヶ月の妊娠中期に結婚式を行うことがベストです。
個人差はありますが、妊娠5ヶ月目を過ぎた頃からつわりの症状が落ち着く時期であり、おなかのふくらみも目立ちにくくドレスを着やすいためです。
また、避けたい時期は妊娠8ヶ月目以降の妊娠後期です。体が出産にむけて最終段階へ入るため、体を大切にしなければならない時期にあたります。
そのため、結婚式場によっては出産後に結婚式をおこなうことを勧める場合もあるでしょう。
体調は個人差があるので、安定期であっても心配な場合はしっかり見て、かかりつけの産婦人科に相談して結婚式を行うかどうかを判断するとよいでしょう。
臨月は絶対に避けるべき!母体と赤ちゃんのことを最優先に
臨月とは数え月で妊娠10ヶ月目の時期である、出産の予定月のことを指します。
臨月はいつ赤ちゃんが生まれてもおかしくない時期ですので、式の最中に気分が悪くなったり陣痛がくることも考えられます。
出産までもうすぐですから母体と赤ちゃんのことを最優先に考えて、臨月は心身ともに穏やかに過ごし、大切な赤ちゃんを迎える準備をすることをおすすめします。
産後の結婚式「パパママ婚」を行うなら、生後10ヶ月以降が理想
マタニティウエディングか、赤ちゃんが生まれてから結婚式をしようか迷っている人もいるでしょう。
パパママ婚の場合、結婚式の日取りは赤ちゃんが生後10ヶ月を過ぎた頃が望ましいでしょう。
個人差はありますが、生後10ヶ月~1歳前後くらいであれば、つかまり立ちやよちよち歩きがはじまる時期で、走り回ってけがをする心配もなく安心して一緒に結婚式に参加できます。
また、結婚式に向けた準備は一般的に4ヶ月前頃からスタートします。
赤ちゃんは生後5~6ヶ月で首が据わり離乳食が始まる時期になるため、打合わせにも安心して連れていくことができるでしょう。
次は、妊娠期間別の結婚式でできることや注意点を見ていきましょう。
マタニティウエディングの妊娠時期別!できることや注意点まとめ
妊娠時期は妊娠初期(2~4ヶ月)・妊娠中期(5~7ヶ月)・妊娠後期(8~10ヶ月)の3つに分けられます。
妊娠時期と一言に行ってもそれぞれの時期ごとに母体も赤ちゃんも状態が全く違います。
ここでは、結婚式において妊娠時期ごとにできることと注意点を紹介します。
妊娠初期:妊娠2~4ヶ月(妊娠4~15週)頃
・つわりが一番つらい時期なので体調が悪い場合、結婚式はおすすめできない。
・おなかが目立たず、ドレスの選択肢に幅がある。
・ただし、締め付けが強いデザインや重いドレスは避けた方がよい。
妊娠中期(安定期):妊娠5~7ヶ月(妊娠16~27週)頃
・体調が落ち着くタイミングなので、結婚式を行うのにベストな時期。
・ドレス選びでは1~2サイズアップのものを選ぶとよい。
・和装の場合、お色直しで着るなど着用時間を短くして体への負担を軽減するとよい。
妊娠後期:妊娠8ヶ月~10ヶ月(妊娠28~39週)頃
・おなかが重くなり腰痛になりやすい。
・母体の負担に配慮し動き回ったり長時間座ることがない結婚式の進行にしておくと安心。
・母体に負担の少ないマタニティドレスを選ぶとよい。
・臨月は式の最中に何が起こるかわからないため、パパママ婚への選択も考える。
続いて、短い準備期間でも一般的な結婚式ができる方法を紹介します。
マタニティウエディングでも3~2ヶ月準備期間があれば一般的な結婚式は叶う
マタニティウエディングだから準備期間が短いし体調も心配だから、納得する結婚式ができるのか心配と思う人もいるのではないでしょうか。
でも、安心してください。3~2ヶ月の準備期間があれば、一般的な結婚式(挙式・披露宴)を行うことはできます。
納得しながら結婚式の準備を進めるために、結婚式までの段取りやスケジュールを分かりやすく説明していきますので是非参考にしてください。
マタニティウエディングのスケジュール例
一般的に結婚式の準備期間は約4ヶ月です。
そのスケジュールに比べると短い準備ですが、段取りさえしっかり押さえれば3~2ヶ月の準備期間で結婚式を行うことができます。
下記のスケジュールを参考にしてください。
それぞれのスケジュールでスムーズに準備を進めるための方法をご紹介します。
3~2ヶ月前:式場探し&式場決定
結婚式場を探す際に、マタニティウエディングのプランがある式場を選ぶことも安心して準備を進められるポイントの一つです。
マタニティウエディングのプラン内容などは式場のホームページや式場紹介サイトで確認することができます。
やみくもに式場探しをすることなく、理想的な式場をピンポイントで見学しに行けば時間や体力が節約できますので賢く情報を活用しましょう。
マタニティウエディングのプランがある式場を探す場合はこちらを参考にしてください。
2~1ヶ月前:ドレス選び・招待状発送・料理などを決める
マタニティの場合、おなかの中の赤ちゃんが成長するにつれて体形も変わってくるため、通常のドレス選びよりもサイズ合わせを2〜3回程増やし、お腹の出方を確認しながらサイズ調整していくのが一般的です。
また、サイズ合わせの時期を出来るだけ結婚式の近い日に行うことで、想定していた体形となるべくズレがおきないように工夫することも大切です。
招待状は急ぎの結婚式の場合、まずは招待したい人に、結婚式の日程と出席してほしい旨を直接もしくは電話で伝えましょう。
その後、出席できる人には改めて招待状を発送し、最終的な出欠を確認するのがよいでしょう。
結婚式の打ち合わせは基本的に式場で行います。
体調が悪い場合は、料理の試食など実際に確認しなければいけない重要な場合のみ参加し、細々した内容はメールや電話で打ち合わせできるか相談するとよいでしょう。
2週間前: ヘアメイクリハーサル
リハーサルでは希望するヘアスタイルやメイクのイメージ写真を持参して伝えると、ヘアメイクさんに希望のイメージがスムーズに伝わります。
短時間でリハーサルを済ませられるので、体力的にも負担がなく、納得してリハーサルを行うことができるでしょう。
1週間前:当日の挨拶や心構え
結婚式当日に、妊娠の報告を改めてしようと考えている人もいるではないでしょうか。
その場合、披露宴のウェルカムスピーチで出席者へのお礼の後に「この場をお借りして皆様に報告したいことがあります」と切り出すと自然に伝わります。
そのあと「わたくし達夫婦は、新しい命を授かりました」や「新しい家族が増え、新年は家族三人で迎えます」というように、これから赤ちゃんが生まれることを伝えると多くの人に祝福してもらえるでしょう。
マタニティウエディングを安心して行うための式場選びのポイント
マタニティウエディングを安心して行うためには式場のサポートが必要不可欠です。
そのため、式場にエレベーターが設置されているか、ゆっくり休憩ができるブライズルーム(新郎新婦控え室)があるかをチェックするとよいでしょう。
また、準備段階から何度も足を運ぶ式場ですから、アクセスがよい場所にあることも大事なポイントです。
最短1週間でもできる!挙式+披露宴以外の結婚式のスタイル
結婚式の準備で、もっとも時間をかけるのは披露宴の準備です。
そのため、披露宴を行わない結婚式であれば、最短1週間の準備期間で結婚式が実現します。
準備期間が短くても、大切な家族に囲まれて挙式をする、ウエディングドレス姿を写真に残して結婚の報告をするといった方法もあります。
挙式のみ
家族や身内だけを呼んで、神社やチャペルで小規模の挙式を行うスタイルです。
費用も抑えることができ、新しく家族となるけじめをつけておきたいというカップルにおすすめです。
挙式+家族との会食
挙式の後にゲストハウス、専門式場、レストランやホテルなどで、披露宴の代わりに家族や親族で食事を楽しむのが一般的です。
少人数で行うのでアットホームな雰囲気が人気のスタイルです。
ウエディング
結婚式は挙げないけれど、ウエディングドレス姿を写真で残したいというカップルに人気です。
ウエディングは大きく分けて2種類あり「スタジオ撮影」と「ロケーション撮影」が選べます。
二人だけの写真の他に家族写真を撮ることもできますので、家族全員の思い出にもできます。
ウエディングなら「ハナユメ」がおすすめ
ハナユメでは店舗相談とオンライン相談を設けているため、自宅や近くの店舗で、各エリアの相談や予約ができることが魅力です。
マタニティの方のウエディングの実績も豊富なので、安心して相談できるでしょう。
次の章では、準備期間が短くても無理をせず準備するためのコツを紹介します。
準備期間が短くても安心!マタニティウエディングの準備で無理をしないコツ7選
マタニティウエディングで準備期間や体調に対して不安に思う人も少なくないはずです。
結婚式までの準備期間が短くても、無理せずスムーズに準備を進められるコツを紹介します。ぜひ参考にしてください。
1.準備をスムーズにするために式場紹介サイトや相談デスクを利用するとよい
結婚が決まって式場を探すとき、まず雑誌やインターネットを使って探す人が多いでしょう。
しかし、情報が溢れすぎて悩んでしまうことがあるのではないでしょうか。
そんな時に頼りになるのが式場紹介サイトや相談デスクの存在で、利用はとても簡単です。
サイトで条件を選択し簡単に式場を探すことができるのはもちろん、相談デスクの専任アドバイザーが、マタニティウエディングのことやどんな相談に対しても親身になってアドバイスしてくれます。
時間をかけずスムーズに理想の結婚式場を探すためにぜひ参考にしてください。
式場探しは結婚式のプロに無料相談予約
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2.式場見学やフェア参加時にマタニティウエディング向けドレスの種類を確認
結婚式準備の中で、ウエディングドレスを選ぶことも楽しみの一つではないでしょうか。
マタニティウエディングの場合、母体に負担のないよう締め付けが少ないゆったりしたシルエットのドレスなど、マタニティウエディングでも着られるウエディングドレスを選ぶとよいです。
そのため、希望する式場で着られるドレスのラインナップが豊富にあるかがポイントです。
式場見学やブライダルフェアに参加した際に、ウエディングドレスの種類を確認しておくと、式場決定後に着られるドレスがなかったと後悔することもないでしょう。
3.体調に考慮して電話やメールでも打ち合わせを対応してもらえるか事前に確認しておく
妊婦になると体調の変化も大きくなり、式場との打ち合わせの予定日に突然具合が悪くなることもあるでしょう。
そんな時でも慌てないで済むように、事前に体調不良の際には電話やメールで対応してもらえるかどうか確認をしておくと安心です。
4.妊娠中の食事制限に対応したメニューにしてもらえるか事前に確認しておく
妊娠中は食事に関する注意事項が多く、塩分や糖分の摂取を担当医から制限されることがあります。
そのような場合は、式場との打ち合わせ段階で食事制限があることを伝えておくと、食べられる食事に変更してくれる式場がほとんどでしょう。
万が一対応できない場合があると大変なので、式場を決める際にメニュー変更の対応が可能か確認しておくとより安心です。
5.結婚式当日は無理のないタイムスケジュールにする
結婚式当日は、母体に配慮し楽しく幸せな時間を過ごすためにも、余裕をもたせたタイムスケジュールにするとよいでしょう。
新婦が動き回る時間を減らして、ゲストと会話を楽しむ時間を多くするなど、余興や演出を盛り込みすぎないタイムスケジュールにすることも無理をしないポイントです。
6.エステやネイルには行ってもOK!予約時に妊娠中であることを伝える
妊娠中は肌が敏感になり、普段使っている化粧品でも合わなくなることがあります。
エステもネイルも、予約の際には必ず「妊娠中です」と伝えましょう。
マタニティエステは一般のエステとは違い、マタニティ専用のエステ用品でおなかに負担のかからない施術をしてくれます。
ネイルは、ネイル独特の香りがつらくなる場合もあり、同じ姿勢でじっとしていなければならないのでクッションなどを用意してくれるところもあります。
さらに、検診で医師が健康チェックのため爪の色を確認する場合があるので結婚式が終わったらネイルは早めに落としましょう。
また、妊娠中のヘアカラーについては、カラー剤が頭皮から浸透することで赤ちゃんへ影響があるのかもしれないと心配に思う人もいますが、今のところ医学的な根拠はないようですから心配しなくてよいでしょう。
妊娠中は皮膚が敏感になったり、臭いに敏感になっているので自身の体調を優先して美容関連の準備をおこなうかを決められるとよいでしょう。
7.マタニティウエディングでダイエットは禁物!
結婚式だから、ダイエットをして綺麗な体系で当日を迎えたいと思う人もいると思いますが、妊娠中であるマタニティウエディングでダイエットは禁物です。
食事制限によるダイエットは、赤ちゃんに必要な栄養まで制限してしまう危険性があり、激しい運動によるダイエットも赤ちゃんを苦しくしてしまうので危険です。
赤ちゃんのことを一番に考えてあげましょう。
次は、結婚式場を予約した後に妊娠が分かった場合についてお伝えします。
結婚式場予約後に妊娠が発覚したときの対応方法
結婚式場を予約した後に妊娠が分かり、このまま予定通り結婚式を挙げてもよいのかと心配に思う人もいるのではないでしょうか。
マタニティウエディングになった場合、まずは必ず担当の産婦人科医の判断を仰ぎましょう。
何らかのリスクがあるか、式を行うとしたらどのタイミングが望ましいかについての助言をもらい、そのまま準備を進めるか、結婚式の日程を変更するかを検討するとよいでしょう。
そのまま準備をすすめる
結婚式を行う日が妊娠中期(安定期)にあたるのであれば、母子の健康に配慮しながらも当初計画していたスケジュール通りの結婚式がおこなえるでしょう。
ただし、準備期間中は妊娠初期のタイミングです。
個人差はありますが妊娠初期は、つわりの症状がつらい時期でもあるので、妊娠したことを早めにプランナーに伝えて、無理をせず準備を進められるよう配慮をしてもらいましょう。
結婚式の時期を延期する
結婚式を行う日が妊娠初期や妊娠後期であれば避けたほうが望ましいです。
できることならば安定期まで結婚式の日程を延期するか、産後まで延期することを考えたほうがよいでしょう。
ただし、式場の規約内容によっては日程変更やキャンセルに対し費用が発生する場合がありますので、早めに担当プランナーに相談しましょう。
まずは、新しい命を授かった嬉しい報告を家族に告げて、周りの意見を聞いてみること、医師の判断を仰ぐことをおすすめします。
結婚式の日程を前倒しにする
すでに式場を予約している状況で妊娠が分かり、結婚式の日にちが妊娠後期にかかる場合は日程を前倒しにすることも考えられるでしょう。
余裕があった準備期間が短くなってしまい不安に思う人がいると思いますが、前章でお伝えしたとおり短い準備期間でも安心して無理なく準備できる方法はあります。
母体に配慮し、マタニティウエディングでも納得したかたちで結婚式ができるとよいでしょう。
結婚式をキャンセルする
妊娠の発覚で結婚式をキャンセルする場合、キャンセル料が発生します。
式場によって異なりますが、キャンセル料は結婚式当日の何日前にキャンセルするかによってキャンセル料の割合が定められています。
そのため、キャンセルする場合は早めに式場へ伝え、キャンセル料についてやキャンセルに伴う手続きを確認しましょう。
まとめ
いかがでしたか。今回はマタニティウエディングをおこなう時期についてご紹介しました。
要点をまとめると・・・
・マタニティウエディングをするのは安定期がベスト
・3~2ヶ月の準備期間があれば一般的な結婚式(挙式+披露宴)は叶う
・マタニティウエディングの短い準備期間でも無理をしないコツ7選
この記事を参考に、マタニティウエディングを行うベストな時期を決めることができるでしょう。
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監修者情報
マタニティウエディングを考え始めたら