失敗しない!自分の親への結婚報告&相手の親への結婚挨拶マナー解説
プロポーズの次のステップである結婚報告は、報告の相手が自分の親とはいえ緊張するものです。
しかし、結婚報告をしっかりしなければ、結婚挨拶へと歩みを進めることはできません。
そこで今回は、自分の親への結婚報告の切り出し方や注意点、結婚挨拶のマナーについてご紹介します。
- この記事の内容をざっくり言うと…
- ・結婚報告は親に直接会ってするのがベスト
- ・結婚報告の切り出し方は結婚相手を親が知っているかどうかで変える
- ・プロポーズから結婚報告までの流れとマナーを紹介
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自分の親でも緊張する!結婚報告の切り出し方
プロポーズの後に行うべき自分の親への結婚報告ですが、「どのように切り出したらよいのかわからない」「具体的に何を言えばよいのかわからない」という人もいるのではないでしょうか。
まずは、パターン別の結婚報告の切り出し方をご紹介します。
付き合っている人がいることを知っている場合はプロポーズされた・したことを素直に伝える
お付き合いしている段階で相手を家族に招待したことがあるなど、親と相手に面識がある場合はもちろん、付き合っている人がいることを親に伝えている場合は、
「このあいだ、○○さんからプロポーズされました」
など、プロポーズされた・したことを率直に伝えるようにしましょう。
成人している子どもに付き合っている人がいるとなれば、親としては少なからず「結婚」をイメージしているものです。
素直に伝えて、結婚挨拶の日取りを調整すると良いでしょう。
どうしても切り出せないときは「付き合っている相手に会ってほしい」と切り出す
親との関係性もありますが、恥ずかしいなどの理由でどうしてもプロポーズされた・したことを切り出せない場合は、
「○○さんが改めて挨拶に来たいと言っているのだけど…」
など、それとなく話をしてみましょう。
たいていの親なら「プロポーズされたのかな」「結婚を決めた?」など、察知してくれるはずです。
ただし、親に理由を尋ねられたら、「実はプロポーズをされて…」などと正直に話をするようにしてください。
付き合っている人がいることを知っている場合は、比較的スムーズに結婚報告を進めることができるでしょう。
付き合っている人がいることを知らない場合は順を追って説明する
付き合っている人がいることを親が知らない場合は、「彼・彼女がいる」ということから話をしていかなければなりません。
・付き合っている人がいる
・プロポーズされた・した
・相手に会ってほしい
という順番で話を進めましょう。
具体的には、
「実は付き合っている人がいて、結婚しようと思っている。相手に会ってほしいのだけれどいつなら時間を作ってもらえるかな…」
といった具合に切り出してみましょう。
突然のことでびっくりしてしまう親もいるでしょう。「どんな人?」「いくつ?」「お勤めは?」など、質問攻めにあう可能性があります。
その場合、面倒がらずひとつずつ丁寧にしっかりと答えていくようにしてください。例えば、お相手の名前や年齢、職業やお人柄、出身地、交際期間や家族構成といった基本情報は親も気になることでしょう。
しっかりと対応することで真剣さが伝わりますよ。
授かり婚の場合の結婚報告は慎重に切り出すこと
以前に比べて授かり婚も珍しくなくなってきたとはいえ、親世代にとっては結婚してから妊娠するという流れが当たり前の順番と考える人も少なくありません。
授かり婚の場合は、慎重に結婚報告を切り出しましょう。
・付き合っている人がいる
・プロポーズされた・した
・相手に会ってほしい
という項目に加えて、
「実はもうひとつ報告があって、おなかの中に新しい命が宿っています」
などと、妊娠を伝えるようにしてください。間違ってもふざけた感じで伝えないよう気を付けましょう。
次の章では、結婚報告の際の注意点をご紹介します。
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親へ結婚報告をする際の注意点3つ
自分の親へ結婚報告をする際、次の3つの点に注意をしましょう。
- 1. 結婚報告は直接会ってする。遠方で難しい場合は電話でもOK
- 2. 両親そろったところで報告する
- 3. 結婚報告の前にふたりで結婚挨拶の候補日を挙げておく
詳しく解説していきます。
1. 結婚報告は直接会ってするのがベスト!遠方で難しい場合は電話でもOK
自分の親とはいえ、大切な節目となる「結婚」を報告する際は、直接会ってしっかり話をするようにしましょう。
海外にいたり、仕事が忙しくてなかなか実家に帰るスケジュールを組めなかったりする場合は、電話で報告してもOKです。
メールやLINEなどのメッセージアプリ、SNSなどで報告するのは避けてください。
ふたりが真剣だったとしても、親から見ると「本気なのか?」「家庭を持つ覚悟はあるのか?」など、疑問を持たれてしまう可能性があります。
2. 両親そろったところで結婚報告するのが望ましい
「父親には話をしづらい…」という人もいるかもしれませんが、結婚報告は両親がそろっているところで行うのが望ましいです。
とはいえ、先に母親に結婚を報告する人も少なくありません。
・先に母親へ報告し、母親からそれとなく父親へ結婚をにおわせてもらって改めて自分で伝える
・母親に協力してもらって、相手に会ってもらうことを父親に承諾してもらう
など、母親を味方につける方法もありです。
ただし、「結婚しようと思っている人がいる」「プロポーズされた」など、大切な話は自分の口からしっかりするようにしましょう。
3. 結婚報告の前に、結婚挨拶の候補日をいくつか挙げておくとスムーズ
ふたりの間で結婚挨拶の候補日をいくつかピックアップしておけば、日程調整がスムーズです。
結婚報告では、「結婚を考えている相手に会ってほしい」ということを伝えます。
その際、両親から「〇日なら大丈夫」など具体的な日付が上がる可能性があります。ふたりの都合がわかっていればその場で日程を確定させることができるでしょう。
結婚挨拶の話が出てきたので、次の章でプロポーズから相手の親への結婚挨拶までの流れもご紹介しておきましょう。
結婚報告と結婚挨拶は違うもの!プロポーズから結婚挨拶までの流れ
プロポーズから結婚挨拶までの流れはざっくりと次のようになります。
親への結婚報告のタイミングは、「プロポーズ」と「結婚挨拶」に行うことが一般的で、プロポーズから1か月前後が目安です。
- 1.プロポーズ(成婚)
- 2.自分の親にプロポーズされた・したことを報告(結婚報告)
- 3.相手の親へ挨拶に伺う日程を決める
- 4.訪問時の手土産や服装を準備する
- 5.実際に挨拶に行く(結婚挨拶)
「結婚報告」と「結婚挨拶」、同じじゃないの?と思った人もいるかもしれません。
しかし、「結婚報告」は自分の親に結婚を伝えるもので、「結婚挨拶」は相手の親に結婚の許しをもらうための場です。
グ結婚報告よりも緊張する場面ですので、しっかり行うようにしてください。
次の章で、結婚挨拶のマナーもご紹介します。
結婚報告の次に行う相手の親への結婚挨拶マナー3つ
相手の親への結婚挨拶は失敗したくないものです。ここでは、必須マナーを3つご紹介しましょう。
- 1. 結婚挨拶は女性の実家から行くのが一般的
- 2. 服装は清潔感と品の良さを意識する
- 3. 「結婚を許してもらう」という立場を忘れない
1. 結婚挨拶は女性の実家から行くのが一般的
「嫁入り」「嫁を貰う」という昔の考え方によって、先に女性の実家へ伺って承諾をもらったのち、男性の実家へ行くのが一般的な流れです。
「スケジュールが合ったので先に男性の実家に行くことになった」という人もいるかもしれません。
どちらの実家へ先に行くのかふたりが気にしない場合でも、親世代にとっては「男性の家からとは失礼だ」と受け取られる可能性もありますので注意しましょう。
2. 服装は清潔感と品の良さを意識する
「親しき中にも礼儀あり」です。
初めて相手の親に合う場合はもちろん、すでに何度か顔を合わせている場合でも、結婚挨拶の場面では品が良くきちんとした服装を心がけるようにしましょう。
スーツやワンピースなどがおすすめです。
3. 「結婚を許してもらう」という立場を忘れない
結婚挨拶は、「相手の親にふたりの結婚を許してもらうための場」です。
「結婚することになった」など、すでに決まったこととして報告に行くのではなく、「〇〇さんと結婚させてください」「ふたりの結婚を許してください」というスタンスで臨むようにしましょう。
まとめ
今回は自分の親への結婚報告と相手の親への結婚挨拶についてご紹介しました。
要点をまとめると・・・
・結婚報告は親に直接会ってするのがベスト
・結婚報告の切り出し方は結婚相手を親が知っているかどうかで変える
・プロポーズから結婚報告までの流れとマナーを紹介
この記事を参考に、結婚への第一歩であるスムーズな結婚報告と、失敗のない結婚挨拶を行いましょう。