結婚式のご祝儀の金額は?友人・上司・親戚など関係性別ご祝儀金額
結婚式に出席する際に必ず用意するのがご祝儀です。ですが、いくら包めばいいのか迷う人もいることでしょう。
また、どんなマナーがあるのか知らない人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は新郎新婦との関係性別のご祝儀の金額から、ご祝儀を用意するにあたり守るべきマナーについてもふれていきます。
この記事を読めば自分がご祝儀にいくら包めばいいかわかるでしょう。
- この記事の内容をざっくり言うと…
- ・結婚式のご祝儀の相場は一般的に3万円
- ・結婚式のご祝儀の金額を決める際は縁起の悪い数字は避けるべき
- ・結婚式のご祝儀の入れ方にも守るべきマナーがあるので注意が必要
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関係性別結婚式ご祝儀の金額相場一覧
一口にご祝儀と言っても、相手との関係性によって相場は大きく異なります。ハナユメが行ったアンケートよる一般的なご祝儀金額の相場は次の通りです。
- 友人 3.0万円
- 上司 3.5万円
- 同僚 3.1万円
- 親族 5.8万円
さらに、ゲストの年齢によっても相場は若干前後します。
ここからは、ハナユメが行ったアンケートに基づいて、ゲストが20代の場合と30代の場合、それぞれ関係性別のご祝儀の金額の相場を見ていきましょう。
20代のゲストの関係性別ご祝儀相場
まずは、ゲストが20代の場合のご祝儀の相場です。
友人
ゲストが20歳~29歳で、新郎新婦の友人の場合のご祝儀金額の相場は3万円(平均30,248円)でした。
詳しいアンケート結果は、以下の通りです。
- 3万円:86.8%
- 2万円:4.1%
- 2万円未満:3.3%
- 4万円:2.5%
新郎新婦へのお祝いの気持ちにプラスして、披露宴でのお料理や引出物などのおもてなし分を考えると、3万円が一般的な金額だと言えます。
同僚
ゲストが20歳~29歳で、新郎新婦の職場の同僚の場合のご祝儀金額の相場は3万円(平均30,208円)でした。
詳しいアンケート結果は、以下の通りです。
- 3万円:77.1%
- 2万円:12.5%
- 2万円未満:3.1%
- 5万円:3.1%
同僚の場合も、3万円が8割近いという結果になりました。ただし、2万円も12%以上いること、また2万円未満と5万円も約3%いました。
同僚の中には元同僚も入っていることや、年齢や役職が人によって異なるため、友人よりも金額にばらつきが出たと考えられます。
上司
ゲストが20歳~29歳で、新郎新婦の上司の場合のご祝儀金額の相場は3.5万円(平均34,800円)でした。
詳しいアンケート結果は、以下の通りです。
- 3万円:67.0%
- 5万円:20.0%
- 4万円:4.0%
上司という立場柄、5万円を包む人も2割いましたが、やはり20代ということで友人や同僚と同じく3万円を贈っている人がもっとも多いです。
親族
ゲストが20歳~29歳で、新郎新婦の親族の場合のご祝儀金額の相場は6.1万円(平均60,507円)でした。
詳しいアンケート結果は、以下の通りです。
- 5万円:35.5%
- 9~10万円:25.4%
- 3万円:13.8%
親族の場合は兄弟姉妹やいとこ、叔父や叔母など間柄がさまざまであるため、親しい関係性ほど金額も上がる傾向にあります。
いずれにしても、一般的な相場の3万円よりも多く贈ることが多い結果となりました。
30代のゲストの関係性別ご祝儀相場
一方、ゲストが30代の場合のご祝儀の相場はどうでしょうか。
友人
ゲストが30歳~39歳で、新郎新婦の友人の場合のご祝儀金額の相場は3万円(平均29,561円)でした。
詳しいアンケート結果は、以下の通りです。
- 3万円:81.5%
- 2万円:6.3%
- 2万円未満:5.9%
- 4万円:3.4%
20代の結果とほとんど変わりがなく、8割以上の人が3万円を贈っています。ただし、2万円や4万円などの割合が20代よりも少し多めであることがわかります。
30代になると結婚式に出席する回数もある程度増え、同じ友人であっても関係性を重視し、ご祝儀のほかにプラスして何か贈り物をしているというケースもあります。
同僚
ゲストが30歳~39歳で、新郎新婦の職場の同僚の場合のご祝儀金額の相場は3.2万円(平均31,524円)でした。
詳しいアンケート結果は、以下の通りです。
- 3万円:82.9%
- 5万円:4.9%
- 2万円:4.3%
同僚の場合も、3万円がもっとも多い結果となりましたが、次いで多かったのが5万円でした。やはり、30代も年齢や役職が人によって異なるため、金額にばらつきが出たと考えられます。
上司
ゲストが30歳~39歳で、新郎新婦の上司の場合のご祝儀金額の相場は3.5万円(平均35,439円)でした。
詳しいアンケート結果は、以下の通りです。
- 3万円:66.8%
- 5万円:19.1%
- 4万円:4.3%
こちらも一般的な相場同様に3万円がもっとも多いですが、30代ということで5万円、4万円など少し金額を上乗せしているという人も多く見受けられました。
親族
ゲストが30歳~39歳で、関係性が郎新婦の親族の場合のご祝儀金額の相場は5.6万円(平均56,450円)でした。
詳しいアンケート結果は、以下の通りです。
- 5万円:34.6%
- 9~10万円:25.1%
- 3万円:19.5%
こちらは、20代の結果とあまり変わらない結果となりました。
親族の場合は、お互いの家同士で金額を打ち合わせするなど、あらかじめルールを決めているケースも多いので、いくら包んだら良いのか迷ったら、親に相談してみるといいでしょう。
では、夫婦や家族で結婚式に出席する場合、また、やむを得ない事情で欠席する場合はご祝儀をいくらにしたら良いか迷う人も多いのではないでしょうか。
続いての章で詳しく見ていきましょう。
夫婦や家族で出席する場合や欠席する場合のご祝儀金額
夫婦や家族で結婚式に招待された場合、連名でご祝儀を贈ることになります。とはいえ、一緒に贈るから…と一人分の金額にするのはマナー違反です。
出席する人数分の料理などおもてなしを受けるわけですから、新郎新婦の負担になるような金額は避けましょう。
夫婦や家族連名の場合のご祝儀相場
基本的な考え方としては、ご祝儀の相場×出席する人数分、場合によってはそれよりもやや少なめとするのが一般的です。
たとえば夫婦で共通の友人の結婚式に出席する場合、相場である3万円×2人分の6万円といった具合です。
ただし、後にも述べますが、偶数の金額を包むことは慶事では避けられることが多いため、ゲスト側が新郎新婦よりも年上の場合は、気持ち分をプラスして7万円とするケースが多いようです。
7万円だと少し高いなと感じる場合、かといって5万円だと少ないと思う場合は、5万円を包んで1万程度の贈り物をプラスするという方法もあります。
家族で結婚式に出席する場合も、基本的には相場×人数分が基本です。
ただし、小さな子どもを連れて参加する場合は、子ども用に準備された料理分をプラスして、子ども分のご祝儀と考えると良いでしょう。
目安としては、子ども用プレートを用意してもらった場合は5千円、大人同様の料理の場合は1万円です。
また、まだ料理が食べられない乳児の場合でも、ベビーベッドや授乳用の別室を準備してもらう場合は、気持ち分を上乗せするのもおすすめです。
ただし、これらはあくまでも一般的な目安であり、新郎新婦との関係性や参加する家族構成によって、ご祝儀の金額は異なります。
金額自体を減らす、別で贈り物をするなど、ケースバイケースで方法を考えると良いでしょう。
結婚式を欠席する場合は
どうしても都合が合わず、結婚式を欠席する場合のご祝儀の金額は、1万円が一般的です。
そもそも、ご祝儀の相場である3万円は、披露宴や引出物などのおもてなし代に2万円、お祝いの気持ちに1万円からと考えられています。
そのため、披露宴に出ない場合は、お祝い分ということで1万円が目安となります。
あくまでも一般的な金額なので、相手との関係性に応じて金額を決めると良いでしょう。そして何より、出席できない旨をできるだけ早めに伝えることを心がけましょう。
さて、一般的な相場は紹介した通り3万円ですが、場合によっては用意できない場合もあるでしょう。次の章では、相場よりも少ない金額を包まざるを得ない場合の対処法につて紹介します。
結婚式のご祝儀に2万円はあり?対処法と包み方のマナー
結婚式にはお金がかかるものなので、基本的には相場の金額を包むのがマナーです。ただし、やむを得ない事情により、相場よりも少ない金額を贈る場合もあるでしょう。
その場合、どのように対処したら良いのでしょうか。
相場より少なくせざるを得ない場合の対応
さまざまな事情により3万円を用意できない場合、次のような方法で対処しましょう。
・家族に相談して、足りない分を補う
・事前に了承を得る
・お金とは別にお祝いの品物を渡す
できるだけ新郎新婦に負担をかけないために、家族に不足分を借りられる場合は、補填して3万円を包むのが良いでしょう。
また、どうしても事情があってご祝儀を少なく包む場合は、相手に一言伝えておいたうえで、何かご祝儀とは別でお祝いを贈るという手段もあります。
ご祝儀が2万円の場合のマナーある包み方
ゲストが学生の場合や社会人になったばかりの頃など、経済的に余裕がなく3万円を包むのが難しいこともありますよね。
その場合、ご祝儀を2万円にしても問題ないとされています。
ここで覚えておきたいのが、結婚式のようなお祝いごとでは偶数は「2で割り切れる」つまり「別れる」ことを想像させるため、避けるべきと考えられてきたこと。
そのため、2万円をご祝儀で包む場合は、
・1万円札1枚+5千円札2枚
このような形で合計2万円にすると良いでしょう。お札の数が3枚と奇数になるので、偶数を避けることができます。
ただし、最近では「偶数=ペア」ということで、夫婦やカップルにふさわしい、二重の喜びになると考える人も多いようです。
そのため、
・1万円札2枚
という形で包んでも、問題ないといわれています。
ご祝儀で1万円札以外を包むことはあまりないため、新郎新婦がお札を見間違えるというトラブルを防ぐことにもなります。
新郎新婦が、しきたりやマナーを気にするタイプか、そうでないかによって包み方を選ぶと良いですね。
続いては、「偶数を避ける」以外で知っておきたいご祝儀金額のマナーについて見ていきましょう。
結婚式のご祝儀金額で守りたい3つのマナー
一般的なご祝儀の相場以外の金額を包む場合、いくつか気をつけておきたいマナーがあります。
うっかり包んでしまって恥ずかしい思いをしないよう、事前に覚えておきましょう。
1.結婚式のご祝儀では縁起の悪い数字は避ける
先に説明した「偶数」のほかに、「4」や「9」という数字は、縁起が良くないためご祝儀では避けた方がベターです。
2.必ず新札を包むこと
ご祝儀は新札を包みましょう。2人の新しい門出を祝うという意味で、シワや折り目のない真新しいお札を使うことがマナーとされています。
また、「結婚式に出席することを心待ちにしていました」という気持ちを伝える意味合いもあります。
新札は、銀行や郵便局の窓口、または銀行にある両替専用ATMなどで両替をして用意することができます。
ただし、場合によっては窓口でも新札の用意がない場合や、専用ATMが近くにないこともあります。
基本的には銀行や郵便局の窓口は平日しか営業していません。直前になって慌てないように、早めに準備しておくことをおすすめします。
会場によっては新札の両替を行ってくれるケースも
結婚式場によっては、フロントでお願いすると新札に交換してもらえる場合があります。とはいえ、必ず交換してもらえるという確証はないため、事前に電話をして確認しておくと安心です。
3.結婚式当日ご祝儀はふくさに包むとより丁寧
ご祝儀を鞄からそのまま取り出すよりも、ふくさ(ご祝儀袋を持ち歩くための風呂敷のような布、もしくはケース状になっているもの)に包んで持参すると、とてもスマートです。
ご祝儀袋を汚さないため、そして相手への礼儀を尽くすという意味があります。
ふくさを持っていない場合は、大きめのハンカチやスカーフで代用してもいいでしょう。
注意したいのはふくさは結婚式だけでなく、お悔やみ事でも使われます。
慶事には赤や桃色などの明るい色、弔事には紺や灰色などの暗い色を使うので、色選びを間違えないようにしましょう。
紫色は、性別や慶弔時問わずに使える万能カラーなので、これから準備する人は紫色のふくさを選ぶと便利です。
ここまでご祝儀の相場や金額のマナーを見てきましたが、ご祝儀袋にお札を入れるのにも正しいマナーがあります。最後の章で確認していきましょう。
ご祝儀の正しい入れ方
ご祝儀の入れ方といっても難しく考えすぎず、次の3つのポイントをおさえておけば安心です。
お金を入れる向きに注意
まずは、お金を入れる向きに気をつけましょう。
中袋(封筒)の表側から見て、一万円札であれば表面の顔が上部へくるように入れます。ご祝儀袋を開けたとき、肖像画がすぐに現れる向きであれば正しい入れ方です。
ご祝儀袋の裏側は、長い方を上に折る
ご祝儀袋の上包みにも折り方があります。
結婚式のご祝儀は、上側の折り返しに下側の折返しを重ねます。おめでたい席なので「上を向く」と覚えると間違えにくいです。
この折り方を反対にしてしまうと、お葬式などに用いられる不祝儀袋の意味合いになってしまうので、気をつけましょう。
中袋の折り方・書き方を確認
通常、ご祝儀袋には「中袋(中包み)」と呼ばれる、お札を入れるための封筒のような袋がついています。
お札を入れたら、もともと折られていたように戻すだけなので、折り目がわからなくならないように注意して開きましょう。
この中袋の表側中央に「ご祝儀金額」を、裏側に「住所・名前」を記載します。
詳しい金額の書き方やそのほかの注意点に関しては、こちらの記事を参考にしてくださいね。
まとめ
いかがでしたか。今回は結婚式のご祝儀の金額について紹介しました。
要点をまとめると・・・
・結婚式のご祝儀の相場は一般的に3万円
・結婚式のご祝儀の金額を決める際は縁起の悪い数字は避けるべき
・結婚式のご祝儀の入れ方にも守るべきマナーがあるので注意が必要
この記事を参考に自分がいくらご祝儀で準備すればいいのかわかり、マナーを守って準備ができるといいでしょう。
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