出産後の結婚式なら1歳前後がおすすめ!赤ちゃん・子供がいる場合の準備や時期
「妊娠がわかって結婚を決めた」「式場探し中に妊娠が判明した」「子どもと一緒に結婚式がしたい!」など、結婚式に対する思いやタイミングはさまざまです。
出産前の「マタニティ婚」も、出産後の「パパママ婚(ファミリーウエディング)」も、それぞれにメリット・デメリットがあって魅力的。
そこで今回は、マタニティ婚やパパママ婚に携わってきた元ウエディングプランナーであり、先輩ママでもある筆者が、出産後の結婚式のベストタイミングを赤ちゃんの成長具合から考えていきます。
出産前と比較して出産後の結婚式はどうなのか、演出例についても詳しくお伝えしますので、結婚式のタイミングを考える参考にしてください!
なお、出産後の結婚式列席について知りたい人は、出産後の結婚式への列席についての章をご覧ください。
- この記事をざっくり言うと・・・
- ・出産後すぐの結婚式は準備も大変!子どもが1歳前後がベスト
- ・結婚式のタイミングを決める際はママと子どもの体調を第一に考える
- ・産前、産後どちらの結婚式でも、感染症対策はしっかりと!
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産後結婚式は1歳前後がベスト!月齢ごとのポイント
以前は「結婚してから妊娠するもの」と考えられていましたが、最近では授かり婚も珍しくありません。それにともない、「マタニティ婚」や「パパママ婚」も年々増加傾向にあります。
妊娠中に結婚式ができるタイミングはある程度限られますが、産後はいつ頃がいいのでしょうか。
- ・産後5ヶ月
・産後6~10ヶ月
・1歳前後【おすすめ!】
・1歳半以降
と、タイミング別のポイントをご紹介しましょう。
ちなみに、私がハナユメ相談サポートで接客をしていた際には、産後結婚式は子どもが1歳位になるタイミングを選んでいる人が多かったです。
【産後5ヶ月まで】赤ちゃんとママの負担大?!急ぎでなければもう少し後がベター
産後5ヶ月以内の結婚式はあまりおすすめできません。
この時期は赤ちゃんの生活リズムが整っておらず授乳も3時間おき。ママの睡眠時間もあまり確保できないのが実情です。結婚式の準備スタートは産後すぐとなり、結婚式の打ち合わせやさまざまな準備をするのは、赤ちゃんとママ両方にとってかなりの負担になります。
また、生まれてすぐの外出は、赤ちゃんにとってマイナスなことが多く、たくさんの人が集まる場所は感染症などの不安もあるため、あまりおすすめできません。
【産後6~10ヶ月】産後すぐから準備が必要!ママの体調を見て判断を
6~10ヶ月なら結婚式を挙げることも可能です。
離乳食が始まったばかり、もしくは二回食(1日に2回離乳食をあげること)にステップアップした赤ちゃんもいる頃です。授乳オンリーの頃よりは、少し余裕が出てくるでしょう。首がすわり腰も安定してくる月齢なので、ベビーカーやベビーチェアに座らせておくこともできますよ。
産後6ヶ月以内は激しい運動を控えつつ、努力次第である程度体型を戻すこともできるため、ドレス選びの幅が広がるというメリットもあります。
ただし、産後6 ~10 ヶ月頃に挙式をするということは、逆算すると産後早い段階から挙式の準備が必要となります。ママの体調に細心の注意を払いながら準備をすすめましょう。
【1歳前後】卒乳・離乳食が進み、ママの気持ちも落ち着いてくるこの頃がベスト
子どもが1歳前後なら、離乳食が進んで授乳回数が減ってきます。卒乳したり、言葉を覚え始めたりする子どももいるでしょう。パパやママとのコミュニケーションも徐々にとれるようになり、親子共に少しずつまとまった時間眠れるようにもなります。
1歳前後は精神的に余裕が出てくる頃でもあるため、結婚式の準備に数ヶ月かかることを逆算しても、プランナーとの打ち合わせやさまざまな準備を無理なく進められる時期だといえるでしょう。
つかまり立ちやよちよち歩きの1歳前後なら、子どもが走り回ることもなく安心。
働くママにとっても、育児休暇中に結婚式ができるため、1歳前後を目安にスケジュールを組む人が多いようです。
【1歳半以降】子どもと一緒に楽しめる演出が増えてくる!
入籍から少し時間が経過していますが、改めて子どもをお披露目することができます。2歳を過ぎてから結婚式をする人もいますので、二人が気にならなければ入籍からの期間は特に気にしなくても大丈夫。
2 歳以上の子どもなら、フラワーガール&ボーイ、リングボーイ&ガールなどをお願いするのもステキ。かわいい衣装で一緒に入場すれば、ゲストも笑顔になるでしょう。
こちらもおすすめ:産後のお出かけやイベントの楽しみ方について
続いて、産後の結婚式スタイルについてご紹介します。
産後の結婚式にも様々なスタイルがある!パパママ婚の4スタイル
パパママ婚でも、結婚式のスタイルを選ぶことは可能です。主な4つをご紹介しましょう。
結婚式+披露宴
ママも子どもも体調が安定している時期の結婚式なら、「結婚式+披露宴」という通常のスタイルでも問題ありません。
親子でお揃いの衣裳を着て入場したり、子どもと一緒に演出を楽しんだりと、ゲストへ我が子を披露する絶好の機会となるでしょう。
ただし、最初から最後まで子どもに同席させるのは厳しいですし、年齢によってはお昼寝の時間も必要。子どもの様子を見ながら、別室で休ませることを想定しておきましょう。
挙式+家族親族の食事会
家族のお披露目の場として、「挙式+家族親族の食事会」も選択できます。
ゲストが少人数になり、披露宴よりも短時間で結婚式ができるため、子どもへの負担が少ないこともポイント。
子どもが幼児食になった頃であれば、お子様ランチなどの食事を一緒に楽しみながら、成長を見守ってもらうことも可能です。
挙式のみ
「披露宴や食事会の準備は大変!でも、けじめはつけたい」という人には「挙式のみ」もおすすめ。準備期間を短縮し、費用をぐっと抑えることができますよ。
教会式・人前式・神前式など、挙式スタイルを選ぶことも可能。人前式スタイルを選べば、誓約書に家族3人の手形を押すなどの演出もできるため、家族で楽しめます。
フォトウエディング
「大げさな結婚式はしなくてもいいけれど、ウエディングドレスは着てみたい」なら、フォトウエディングを検討してみて。
写真撮影だけなのでママや子どもの負担が少なく、ママの体調や子どもの機嫌にあわせた撮影も可能。家族写真はもちろん、夫婦二人の写真もキレイに残せますよ。
節目ごとに同じスタジオで写真を撮影していく…というのも、家族の想い出が増えていくので素敵ですね。
続いて、パパママ婚とマタニティ婚のどちらを選ぶか判断する際の材料として、メリット・デメリットを見ていきます。
結婚式は産後と妊娠中のどちらがいい?それぞれのメリット・デメリット
子どもと一緒のパパママ婚にも、妊娠中のマタニティ婚にもメリット・デメリットがあります。それぞれ詳しく見ていきましょう。
産後の結婚式「パパママ婚」のメリット
・子どもをゲストにお披露目できる
・ドレスの選択肢が増える
・ママも子どもも負担が少ないタイミングを選べる
SNSや出産報告はがき、年賀状などを使って親族や友人に子どもの誕生を報告することもできますが、実際にお披露目する機会をもつのは難しいもの。
コロナ禍でなかなか人に会えない昨今、個別に遊びに来てもらうこともできず、「名前や顔を覚えてもらえない」「気づいたら1歳、2歳と成長していた…」ということにもなりかねません。
また、産後の体型戻しをクリアできれば、「おなかが大きくて着たいドレスが着られない!」と心配することもありません。
妊娠中の限られた時期を狙って結婚式をするよりも、産後、ママも子どもも体調が安定してきた段階での結婚式なら、負担が少なく演出の幅も広がるでしょう。
産後の結婚式「パパママ婚」のデメリット
・赤ちゃん連れの打ち合わせや準備が大変
・子どもの急な発熱など、式当日にトラブルが起こる可能性がある
・体型を戻すための努力が必要
慣れない育児で寝不足だったり、子どもが授乳期だったり。赤ちゃんのお世話をしながら打ち合わせのために式場に足を運び、自宅で準備をするのは大変。思い通りに進まないことも覚悟しておきましょう。
また、大人と違って子どもは予期せぬ体調不良を起こす可能性が高いです。「結婚式当日に発熱した場合は誰に面倒を見てもらうのか」なども想定しておくと安心です。
そして何より、妊娠中の体重増加が大きかった人は、産後の体型戻しに苦労する場合も。母乳育児は体重が戻りやすいといわれていますが、体重が戻ったからといって出産前の体型に戻れるとは限りません。
妊娠中の結婚式「マタニティ婚」のメリット
・赤ちゃんもおなかの中で一緒に参加できるが、二人だけの思い出にもなる
・子育てで大変になる前に結婚式を楽しめる
・金銭的にも精神的にも産後より余裕がある
授かり婚で新婚気分を味わえる時間が短い分、妊娠期間中はパートナーと二人で過ごせる貴重な時間になります。お腹の中に赤ちゃんを感じつつ、パートナーと二人で結婚式の想い出をつくれることは大きなメリットではないでしょうか。
また、産後は慣れない育児で心身ともに疲れてしまったり、子どものためにお金を使うことが増えたりすることもあります。「自分たちよりも子どものために…」と考え過ぎず、結婚式のために時間やお金を使えるため、マタニティ婚の魅力だといえるでしょう。
妊娠中の結婚式「マタニティ婚」のデメリット
・人によっては、つわりなどで体調管理が大変になる
・ドレスの選択肢が限られる
・準備期間が短く、日程調整が難しいケースも多い
妊娠中は体調が安定しないこともしばしば。つわりがひどかったり、腰痛に悩まされたり、体調が日々変化するため予定が立てにくい点はデメリットのひとつでしょう。
また、妊娠数週が進むにつれてお腹もせり出してきます。ウエストを絞ったプリンセスドレスが着られなかったり、和装でお腹を締め付けるのが難しかったりなど、選べる衣装が限られることも少なくありません。
そして何より、結婚式場の空き状況と結婚式を挙げられる時期の調整が難しい場合も。「安定期中に結婚式をしたい!」と思っていても式場の予約がいっぱいだったり、予約できる日付が出産予定日に近すぎたり。なかなか日程を決められずにゲストへの案内が遅れて出席できない人が多くなる可能性もあります。
産前・産後どちらの場合も感染症対策はしっかり行って
パパママ婚にもマタニティ婚、どちらの場合にも忘れてはいけないのが「感染症対策をしっかり行うこと」です。
妊娠中は抵抗力が落ちるにもかかわらず、服用できる薬が限られます。産後も、赤ちゃんのお世話で不規則な生活が続き、体力が落ちてしまう可能性も。赤ちゃんも、免疫が成長していないため注意が必要です。
そして何より、二人の結婚と出産をお祝いしてくれるゲストの安心のためにも、感染症対策はしっかり行ってください。
パパママ婚を選んだ場合、式場探しから結婚式当日まではどのようなスケジュールになるのかも気になるところ。次でご紹介しましょう。
産後に結婚式をするなら準備に余裕をもって!パパママ婚の準備ダンドリ
パパママ婚は、式場探しをいつするかでスケジュールが変わります。
・出産前に結婚式場探しができた場合
・出産後に結婚式場探しをする場合
・やっぱり出産前に結婚式をしたい!「マタニティ婚」のスケジュール
の3つについてご紹介しましょう。
出産前に結婚式場探しができた場合
出産前に式場探しができていた場合は、かなり余裕をもって結婚式の準備が進められます。産後10ヶ月でパパママ婚をする場合のスケジュール例は次の通りです。
産後4ヶ月頃までは、体調が安定せず、時間的にも精神的にも余裕がない場合も少なくありません。この期間の打ち合わせは避け、事前に準備できることをゆっくり決めていくとスムーズです。
出産後に結婚式場探しをする場合
産後すぐの結婚式はお勧めできません。早くても、産後3ヶ月は経過してから結婚式場探しを始めると良いでしょう。その場合の基本的なスケジュールは次のとおりです。
ただし、どのタイミングで結婚式をするかによって準備のスタート時期が変わります。「結婚式の9ヶ月前」を目安に式場探しをスタートしてみましょう。
やっぱり出産前に結婚式をしたい!「マタニティ婚」のスケジュール
マタニティ婚の一般的なスケジュールは次の通りです。
十分な準備時間とゲストの都合を考えると、準備期間は2~3ヶ月ほどとっておくと安心。
とはいえ、最短1ヶ月の準備期間でマタニティ婚をしたカップルもいるため、ゆっくり結婚式場を探してパパママ婚をしようと思っていたものの、「やっぱりマタニティ婚をしたい!」と思った場合も安心してくださいね。
続いて、パパママ婚を成功させるポイントをご紹介します。
ママと子どもの体調を中心に考える!パパママ婚で気を付けるポイント5選
パパママ婚を検討する際は、ママと子どもの体調を第一に考えましょう。その上で、次の5つのポイントを考慮してみてください。
- 発育や体調は人それぞれ!絶対というタイミングはない
- 準備期間は3~4ヵ月が一般的でも、長めに余裕を持ったスケジュールを組む
- 子ども連れでもブライダルフェア参加・打ち合わせOKの式場を選ぼう
- 出産で体形は変わる!ドレス選びのタイミングは慎重に
- 子どもが式・披露宴中に誰と過ごすか決めて事前に慣れておく
1. 発育や体調は人それぞれ!絶対というタイミングはない
首すわり、ひとりすわり、歩きはじめ、離乳食のスタート、卒乳など、発育スピードは子どもによって異なります。ママの体調が落ち着く時期もそれぞれですので、「産後○ヶ月なら絶対に大丈夫」というタイミングはありません。
今回ご紹介している内容は目安としてとらえ、最終的にはママや子どもの体調に合わせて時期を選んでください。
2. 準備期間は3~4ヶ月が一般的でも、長めに余裕を持ったスケジュールを組む
結婚式の準備期間は、3~4ヶ月程度が一般的。しかし、パパママ婚の場合はもう少し余裕を持ったスケジュールを考えておきましょう。
子どもが急に体調を崩したり、打ち合わせや準備が予定通りに進まなかったりすることも珍しくありません。
式場との打ち合わせは通常のスケジュール通りだったとしても、ゲストのリストアップや会場コーディネートのイメージ決め、ウエディングアイテムの手作りなど、早めに準備できることは始めておくと後々楽ですよ。
3. 子ども連れでもブライダルフェア参加・打ち合わせOKの式場を選ぼう
式場やフェアの内容によっては子どもと一緒の参加が難しい場合もあるため、事前に確認してから足を運ぶと安心です。
とはいえ、子ども連れだからといって結婚式を断られることはほぼありません。ブライダルフェアや結婚式の打ち合わせも子連れOKであることが多いです。
また、パパママ婚やファミリーウエディングに力を入れている式場なら、「フェアも打ち合わせも子連れOK」「おむつ替えや授乳スペースなども完備」である可能性も高いです。
4. 出産で体形は変わる!ドレス選びのタイミングは慎重に
出産前から検討していたドレスがあったとしても、産後の体型にはフィットしない可能性もあります。
妊娠中に増えた体重が戻りきらなかったり、戻ったとしても産後すぐはお腹がポッコリしたままだったりもします。授乳によってバストサイズも変化するため、タイミングを見極めたうえで、ドレス選びは慎重に行いましょう。
授乳間隔があいておらず、結婚式中に授乳が必要になるようであれば、和装も避けたほうが良いかもしれません。
ただし、帯の結び方を工夫することで和装でも問題なく授乳できるといわれています。和装にこだわりがある人は、式場スタッフに相談してみてください。
5. 子どもが挙式・披露宴中に誰と過ごすか決めて事前に慣れておく
挙式・披露宴の間、ずっと子どもを横に置いておくわけにはいきません。オムツ交換やミルク、ぐずりだした時など、誰に面倒を見てもらうかを決めておきましょう。
できれば、普段から見慣れた人のほうが安心ですが、適任者がいない場合はベビーシッターにお願いしてみましょう。結婚式専用のベビーシッターサービスもあるので、気になる人は調べてみてくださいね。
ポイントさえ押さえておけば、子どもと一緒の結婚式も難しいことはありません!結婚式がよりワクワクするよう、子どもと一緒に楽しめる演出を次でご紹介しましょう。
子どもと一緒に想い出深い結婚式に!産後結婚式におすすめの演出例
パパママ婚なら、子どもと一緒の演出をぜひ楽しんで。おすすめの演出を3つご紹介します。
子どもと一緒に入場
新郎が子どもを抱っこしたり、三人で手をつないだり。挙式や披露宴の入場を子どもと一緒に行えば、最高のお披露目になります。
子どもの年齢によっては、フラワーガール&ボーイ、フラッグガール&ボーイなど、先陣を切って入場してもらうのも良いかもしれません。
ファミリーキス
三人並んで、子どもの左右のほっぺにパパとママから誓いのキス!なんとも微笑ましいワンシーンになるでしょう。
親子でファーストバイト
ウエディングケーキ入刀後に新郎新婦がケーキを食べさせ合うファーストバイトも、子どもと一緒に楽しめます。
パパやママから子どもにケーキを食べさせたり、子どもからパパママへ食べさせてもらったり。三人でナイフをもってケーキ入刀をするのも良いでしょう。
シャッターチャンスでもあるため、家族の仲睦まじい写真を残せますよ。
まとめ
いかがでしたか。今回は出産前後の結婚式のメリット・デメリット、産後の結婚式のベストタイミング、注意点などをご紹介しました。
子どもがいると、通常よりも準備や注意点など大変なことが多い「パパママ婚(ファミリーウエディング)」ですが、その分感動もより大きいもの。
育児対応研修を実施している企業が多いくらい、出産や育児と並行して仕事やその他のイベントをこなすパパママも増えています。子どもにも、パパママ自身にも極力負担をかけないことも大事です。
ゲストの笑顔があふれるあたたかな結婚式を挙げましょう!
要点をまとめると・・・
・出産後すぐの結婚式は準備も大変!子どもが1歳前後がベスト
・結婚式のタイミングを決める際はママと子どもの体調を第一に考える
・産前、産後どちらの結婚式でも、感染症対策はしっかりと!
この記事を参考に、結婚式を挙げる時期がイメージできると良いでしょう。
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コラム:出産後の結婚式への列席について
自分たちが結婚式を挙げる場合はもちろんですが、ゲストとして産後いつ頃から結婚式に参列できるかも気になるところですよね。
結婚式の時期によっては欠席の連絡をしなくてはいけないかもしれません。
産後すぐ(赤ちゃんが生後数か月以内)はママの体力的に現実的ではないため、どうしてもという場合をのぞいて参列は控えたほうがいいでしょう。
また、披露宴は長時間になるので厳しい場合は、挙式だけ参列するのもひとつの手です。
式場に授乳スペースなどが設けられている場合は、赤ちゃんの様子をみながら授乳ができるので、胸元がすぐに開くなど着ていくドレスを工夫しておくと安心ですね。
誰か身内に赤ちゃんを預けて参加する場合は、授乳の問題を解決しておきましょう。
搾乳しておき、普段の生活リズムからどのくらいの間隔でお願いするのかなど、細かい点まで打ち合わせしておきましょう。
母乳オンリーの赤ちゃんの場合は、哺乳瓶を嫌がる可能性も。あらかじめ哺乳瓶に慣れる練習をしておくのも、準備のひとつと言えるかもしれません。
たとえ子どもが1歳前後だとしても、預ける人がいなければ参列は難しいでしょうし、反対に普段からよく子どもを両親に預けているのであれば、早い時期から問題なく参列できるでしょう。
いずれにしても、ママと赤ちゃんの体調最優先で、どうしても難しい場合は直前で欠席になる可能性があることも、事前に新郎新婦に伝えておくと親切かもしれませんね。
欠席すると決めた場合は、後日新郎新婦を自宅に招くなどして、ぜひ改めてお祝いする場を設けることをおすすめします。
執筆者:猪瀬可奈子
監修者情報
マタニティウエディングを考え始めたら