雨の日の結婚式は縁起がいい?雨天時の対応・おすすめ演出まとめ
結婚式の日が近づいて天気予報を開いたら、当日に雨マークがついていた。そんなとき、ゲストの足元のことや、屋外でやるはずだった演出のことが一気に気がかりになります。
雨を理由に日程や時間を変更することは、原則できません。ただし挙式も集合写真も屋内に振り替えられるため、雨で結婚式が中止になることはほとんどありません。準備しておきたいのは、雨天時にどのプログラムへ切り替えるのかを式場と決めておくことと、濡れて来るゲストへの備えの2つです。
何がどこまで変わるのかは、式場や演出の種類によって違います。まずはガーデン挙式・集合写真・屋外演出の3つのケースで、雨の日の結婚式場の対応を見ていきます。
- この記事の内容をざっくりいうと…
- ・雨でも日程は変更できないが、挙式も集合写真も屋内に振り替えられる
- ・「雨降って地固まる」など、雨の結婚式は世界中に幸せな言い伝えがある
- ・雨の日の結婚式は、ゲストへのおもてなしや配慮を忘れないことが大切
- ・思い切って結婚式のテーマを雨にすれば、ゲストに好印象になるかも
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雨が降ったらどうなる?ケース別の結婚式場の対応
雨予報が出たとき、まず気になるのは日程を動かせるのかどうかです。結婚式の予定日が雨予報でも、当日に雨が降っていても、日程や時間を変更することは原則できません。動かせないぶん、当日の進め方を先に決めておくことが対策になります。
【結婚式予定日が雨予報の場合】
雨でもできる進行プランを考えておく
【結婚式当日が雨だった場合】
ギリギリのタイミングまで様子をうかがい、天候を見ながら晴天・雨天どちらのプランにするか判断する
これが一般的な流れです。細かい部分は式場によって異なるため、気になる場合は事前に問い合わせておくと安心です。
ケース1.ガーデン挙式は屋内のチャペルに振り替わる

屋外のガーデンでの挙式を予定している場合、雨天時を考慮して屋内のチャペルを押さえてあることがほとんどです。雨が降っても挙式が中止になったり、傘を差して濡れながら挙式をしたりすることにはなりません。
式場見学の段階でガーデン挙式の希望を伝えておくと、雨天時の対応について説明してもらえます。挙式で演出を希望しているカップルは、屋内に変更しても演出に支障が出ないかを確認しておきましょう。
ふたりの側でも、屋外からチャペルへ移動する導線は確認しておきたいところです。ドレスの裾や髪型が気になる場合は、移動のときに傘を差してもらえるか、介添えスタッフに頼めるかを聞いておくといいでしょう。
なお、ガラスの屋根がついた全天候型のガーデンなら、雨に濡れずに自然光のもとで挙式ができます。天気が不安な場合は、こうした式場を選ぶのもおすすめです。
ケース2.集合写真はチャペルやロビーに場所を変えて撮影する

結婚式場によって対応は変わりますが、雨天時の集合写真はチャペルや披露宴会場、ロビーなどに場所を変えて撮影するのが基本です。ゲストの人数に合わせて、雨天時の撮影場所を提案してもらえます。
階段のある式場なら、新郎新婦と列席者を中央に集めて2階から撮影する方法もあります。屋外で撮るはずだった写真が残らないのではと心配になりますが、「雨なので集合写真は撮れません」ということはほぼありません。
気になる場合は、雨天時の撮影場所を見学のときに見せてもらうと、当日のイメージがつかめます。
ケース3.フラワーシャワーは屋内へ、バルーンリリースは中止になる場合も

結婚式の定番演出であるフラワーシャワーやデザートビュッフェを屋外で予定していた場合、式場内に場所を移して行われます。
一方、バルーンリリースや花火のように屋外でしかできない演出は、屋内でできる演出に変更するか、中止せざるを得ません。屋外で何かしらの演出を考えているときは、屋内に変更できるのか中止になるのかを、担当プランナーに必ず確認しておきましょう。
ここまでの3ケースは、式場が用意してくれる振り替え先の話です。どちらのプランで進めるかを決めるのはふたりなので、残るのは「いつ決めるか」になります。打ち合わせで決めておくことと、当日に判断することを分けて見ていきます。
打ち合わせで決めること:雨天時のプログラム

雨天時にどのプログラムで進めるのかは、打ち合わせのうちに決めておきましょう。
晴天時と雨天時の2パターンを用意しておけば、当日はどちらかを選ぶだけで済みます。中止になる可能性がある演出を予定しているなら、代わりの演出まで決めておくと当日も安心です。
天気予報を見て「結婚式当日は確実に雨になる」とわかったら、その時点で式場の対応を改めて確認します。前日や直前、場合によっては式を進めながら演出場所を提案してくれる式場もありますが、慌ただしいなかでのやり取りは行き違いが生じやすくなります。余裕があるうちに聞いておけば、当日は決まったとおりに進めるだけです。
当日に判断すること:室内へ切り替えるタイミング

用意した2パターンのどちらで進めるかは、当日の空模様を見て判断します。
全天候型の式場を除けば、屋根があっても、強い雨のなかで屋外の演出を行うのはおすすめできません。室内でできる演出を室内に移したほうが、ゲストの負担は軽くなります。
迷いやすいのは、今にも降りそうな空模様だったり、式の途中で小雨がやんだりする日です。天気がはっきりしない日ほど判断が遅れるため、どの時点の空を見て誰が決めるのかまで、担当プランナーと話し合っておきましょう。
ここまで見てきたとおり、雨で結婚式そのものがなくなることはなく、決めておくべきなのは切り替えの内容とタイミングです。式場との段取りが見えたら、雨そのものの受け止め方も変えてみてください。雨の結婚式には、世界各国に縁起のいい言い伝えが残っています。
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雨の結婚式は縁起がいい?世界に伝わる幸せな言い伝え6つ

雨の日の結婚式は縁起が悪いのではと気にする人もいますが、国内外には「雨の日の結婚式はむしろ幸せだ」という言い伝えやことわざがいくつも残っています。
雨降って地固まる(日本)
日本には「雨降って地固まる」ということわざがあります。雨の日のお祝いスピーチで耳にしたことがある人も多いです。
「雨が降ると土地が固く締まり、よりよい状態になる」と解釈されるため、ふたりの絆も強くなり、しっかりした地盤の上を歩いていけると受け取れます。
雨の日の結婚はふたりに幸運をもたらす(フランス)
フランスには「mariage pluvieux, mariage heureux(雨の日の結婚はふたりに幸運をもたらす)」という言い伝えがあります。
雨は神様がいる天国と私たちがいる大地を結ぶものとされ、「雨は神様の祝福を表している」「雨と一緒に天使が舞い降りてくる」と言われています。神様がふたりの一生分の涙を雨にして流している、という解釈もあります。
濡れた花嫁は、幸せな花嫁(イタリア)
イタリアでは「Sposa bagnata, sposa fortunata(濡れた花嫁は、幸せな花嫁)」といわれ、雨に濡れた花嫁は幸せになれるという意味が込められています。
雨は作物の栽培に欠かせないもので、雨が降った土地は土壌がよくなります。土壌の豊かさが繁栄につながると解釈され、雨の日の結婚式は縁起がいいとされています。
雨龍(中国)
中国では、神様の使いである「雨龍」が祝福の証として雨を降らせていると考えられています。縁起がいいとされ、結婚式当日に雨を望む人もいるほどです。
六曜のルーツは中国にあったともいわれるほど、日柄や縁起の良し悪しを気にする文化が背景にあります。
No rain, No rainbow(ハワイ)
「No rain, No rainbow(雨が降らなければ、虹は見られない)」というハワイの言い伝えには、大変なことを乗り越えれば幸せが待っているという意味も込められています。結婚式というスタートに重ねやすい言葉です。
雨が降る=空から花が降っている(チベット)
チベットでは「雨=花」と解釈され、雨が降るのは空から花が降っていることになります。
フラワーシャワーに近い場面を思い浮かべられます。
こうした言い伝えを知っておくと、雨の予報が出ても受け止め方が変わります。とはいえ、当日に雨のなかを足を運んでくれるのはゲストです。受け止め方を変えたうえで、ゲストへの備えも用意しておきましょう。
ゲストへ感謝の気持ちを込めて!雨の日に気を配りたい3つのこと
雨の日のスピーチで「お足元の悪いなか」と話す新郎新婦は多いですが、ゲストの側では衣装や靴が濡れたり、セットした髪が乱れたりと、式場にたどり着くまでに一苦労だったという声もよく聞きます。
式場との段取りが決まったら、ゲストへの備えも合わせて用意しておきましょう。雨の日だからこそ気を配りたいポイントを3つご紹介します。
1.式場までのアクセスに気を配る

最寄り駅から式場まで距離があったり、主要駅からのアクセスがわかりにくかったりするときは、送迎バスやタクシーを手配しておくといいでしょう。タクシーチケットも一緒に渡しておくと、ゲストは費用の心配をせずに済みます。
車で来るゲストが多い地域なら、屋根付き駐車場があるかを確認しておきます。梅雨どきで雨の確率が高い、高齢のゲストや子ども連れのゲストが多いといった場合は、駅から濡れずに来られる式場を選ぶのも一つの手です。
2.受付には自由に使えるフェイスタオルを準備

送迎に気を配っていても、車を降りてから式場に入るまでに濡れてしまう人や、送迎を使わない人は出てきます。服や髪が濡れたときにすぐ使えるタオルを受付に置いておくと、ゲストは自分で対処できます。
3.化粧室にはドライヤーやアメニティも用意する

化粧室には、タオルやドライヤーに加えて、コットンやクレンジング剤、ヘアスプレーなどのアメニティグッズも置いておくと喜ばれます。女性のゲストはメイクやヘアセットの乱れを気にするため、手直しできる道具がそろっていると助かります。ドライヤーは通常のものに加えて、ヘアアイロンタイプを1つ置いておくといいでしょう。
雨とは直接関係ありませんが、「化粧室にナプキンが置いてあると、荷物をあまり持っていけない結婚式では助かる」というゲストの声も耳にします。小さな心遣いの積み重ねが、おもてなしとして伝わります。
ゲストにとっては雨だからこそ思い出に残る場合も
ここまでゲストへの備えを見てきましたが、雨の日の結婚式は、ゲストの側から見ると忘れられない一日になることもあります。雨の日に結婚式に列席したゲストからは、次のような声が届いています。
友人の結婚式が台風でした。
ゲストは行き帰りビショビショでしたが、ある意味、悪い意味ではなく一生忘れられない式となりましたね。
今でも、友人に会うと笑い話です。時が解決してくれるように思いますよ。
友人の結婚式は、雨が降ったりやんだりしていました。
盛りだくさんのバルーンが飾られた華やかな会場だな…と思っていたら、雨が止んだタイミングで司会者から「好きなバルーンをひとつずつもってガーデンへ」と案内が!
「バルーンリリースができるタイミングがあればやりたい」と準備していたそうです。
曇り空でしたが、空へ上がるバルーンの美しさと、新婦の想いを叶えようとしてくれる式場に感動しました。
「屋外での演出ができない」「来てもらうゲストに申し訳ない」とマイナスな面ばかりが目に入りますが、当日の記憶はそこだけで決まりません。雨の日の対応まで含めて、式場と一緒に組み立てていきましょう。
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思い切って雨をテーマに!雨の日のおすすめ演出5つ

式場との段取りが決まったら、演出の中身を考える段階に入ります。雨をマイナスに受け取らずに済む方法のひとつが、雨そのものを結婚式のテーマにしてしまうことです。
タオルや傘をそのままゲストへのプレゼントにする
自由に使ってもらえるタオルを受付に用意しても、遠慮して手に取らないゲストもいます。そうしたゲストのことを考えると、タオルや傘といった雨グッズを、はじめからプレゼントとして渡す方法もあります。
イニシャルを刺繍したタオルをプチギフトにするのもおすすめです。1日中雨が降っている日なら、帰り道からさっそく使ってもらえます。
アンブレラスカイや相合傘など、傘を使った演出を取り入れる

- ロビーやバージンロードにアンブレラスカイを作る
- 衣装小物として傘を持つ
- 相合傘で入場する
- ゲストにメッセージを書いてもらった傘を結婚証明書にする
雨の日に傘を使うと、演出としての効果が高まります。雨のなかで相合傘をする場面は狙って作れるものではないため、カメラマンに撮影を頼んでおくといいでしょう。
ペーパーアイテムに雨を連想させるモチーフを使う
傘や雨合羽、長靴やカタツムリ、あじさいなど、雨をイメージさせるモチーフをペーパーアイテムに取り入れると、招待状の段階から雨のテーマが伝わります。
招待状は雨や傘のモチーフにし、プチギフトのサンキュータグは虹にするというように、ペーパーアイテム全体にストーリーをもたせると統一感が出ます。雨を逆手に取った演出は、ゲストの印象にも残ります。
雨にまつわるものをドレスコードにする

傘柄のネクタイ、あじさい色のポケットチーフ、長靴など、雨にまつわるものをドレスコードに指定する方法もあります。
ドレスコードをカジュアルにすれば、ゲストの負担は少なくて済みます。雨のなかの移動が楽になるぶん、喜ばれることも多いです。
レイングッズがモチーフのプチギフトを用意する
長靴やてるてる坊主を模したアイシングクッキー、アンブレラチョコレートなど、雨に関するモチーフのお菓子なら、雨の日に渡す理由がそのまま伝わります。
折りたたみ傘や雨合羽のように、雨の日に来てくれたゲストがその場で使えるものを選ぶのもおすすめです。
雨の結婚式を成功させるには、式場の協力と演出のアイデアが欠かせません。雨天時の対応まで相談できる式場を探すところから始めてみましょう。
まとめ
雨の結婚式は、日程を動かせないかわりに、当日の進め方しだいで印象を変えられます。
- 要点をまとめると…
- ・雨でも日程は変更できないが、挙式も集合写真も屋内に振り替えられる
- ・「雨降って地固まる」など、雨の結婚式は世界中に幸せな言い伝えがある
- ・雨の日の結婚式は、ゲストへのおもてなしや配慮を忘れないことが大切
- ・思い切って結婚式のテーマを雨にすれば、ゲストに好印象になるかも
雨の予報が出たら、まずは担当プランナーに雨天時のプログラムと、室内へ切り替えるタイミングを確認してみてください。そこが決まれば、当日は天気を気にせず過ごせます。

