3分で分かる!婚姻届のもらい方・書き方・提出までの流れ、徹底解説
入籍するにあたって、「婚姻届のもらい方を知りたい!」という人は意外と多いもの。
「どこでどうやってもらうの?」「コンビニでももらえるってホント?」「デザイン婚姻届は本当に使える?」
など、一体どこで手に入れればよいか、また書き方や提出先などのルールは意外と知られていないようです。
そこで今回は、婚姻届の入手方法や書き方、提出までの流れを徹底解説致します。また、二人の記念に残るような入籍日にまつわるアイデアもご紹介します。
これを読めば、スムーズかつ二人の思い出にもなる入籍日にすることができるでしょう。
- この記事の内容をざっくり言うと…
- ・婚姻届は、役所窓口・ネット・コンビニ・店舗・雑誌などでもらえる
- ・記入ミスがあると受理してもらえないかも!婚姻届の書き方をチェック
- ・婚姻届はどこでもらって、どこに出してもOK!戸籍謄本の有無に注意
これから入籍する人必見!
ハナユメオリジナル婚姻届を配布中
婚姻届のもらい方は?どこで・どうやってもらう?
まず、婚姻届にはオーソドックスな婚姻届と、イラストや写真、装飾のついたデザイン婚姻届があり、どちらも、無料のものと有料のものがあります。
オーソドックスな婚姻届なら、基本的に役所窓口で、無料でもらうことができます。
デザイン婚姻届も無料で配布されていることがありますが、より凝ったデザインのものを探そうと思うと、有料になる可能性が高いでしょう。
婚姻届のもらい方は、主に次のとおりです。
・役所窓口でもらう
・Web検索してダウンロードする
・コンビニや店舗で入手する
・雑誌を購入して付録をもらう
では、それぞれについて詳しくご説明します。
婚姻届のもらい方1:役所窓口でもらう
婚姻届のもらい方は、役所の窓口でもらう方法が主流。
自治体によって名称は異なりますが、「市民課」「住民課」「戸籍住民課」といった戸籍を取り扱う部署で入手できます。
「何課でもらうの?」「管轄部署はどこ?」という場合は、役所の受付に聞けば案内してもらえるでしょう。
役所窓口で婚姻届をもらうだけなら誰でもOK。開庁時間内に役所へ行けない場合は、家族や友人などに代理でとってきてもらっても大丈夫です。
最近では、自治体オリジナルのデザイン婚姻届を用意しているところもあります。婚姻届をもらった自治体と提出する自治体が異なっても問題ないので、いろいろ探してみると良いかもしれませんね。
夜間や土日しか時間がないときは?
日曜日はお休みでも、夜間や土曜日などの開庁時間外でも婚姻届がもらえる役所もあります。忙しくてどうしても平日の日中に役所に行けない場合は、職場や自宅近くの役所に問い合わせてみてください。
ホームページからダウンロードできる自治体もある
市区町村によっては、ホームページからダウンロードすることも可能です。
インターネットから入手する際は、「〇〇市 婚姻届 ダウンロード」とインターネット検索してみると、該当のページがヒットします。
婚姻届のもらい方2:Web検索してダウンロードする
主に、デザイン婚姻届が欲しい場合は、Web検索して気に入った婚姻届を見つけ、ダウンロードすると良いでしょう。
無料でダウンロードできるオシャレなデザイン婚姻届も増えていますが、有料のものなら提出用と保管用がセットになっていたり、二人の写真を追加したり。有名キャラクターをあしらったりしたものもあります。
役所で配布しているものでなくても、戸籍法によって定められたルールを守っていれば問題ありません。
写真映えするものも多いため、入籍をより特別な思い出にしたい人は、ぜひ利用してみてください。
※婚姻届は機械で読み取るため、イラストが多すぎたりすると受理してもらえない場合があります。心配な方は事前に提出予定の役所へ確認しておきましょう。
ハナユメのオリジナル婚姻届なら無料でダウンロードできる!
画像引用:ハナユメ
ハナユメでは、入籍を控えたカップルのためにオシャレなデザイン婚姻届を毎年発行しています。
どれも無料で入手でき、実際に自治体の窓口へ提出することも可能。提出用と保管用、2枚印刷して用意するのもおすすめです♡
SNSでの結婚報告にも利用しやすいデザインなので、ぜひチェックしてみてくださいね。
婚姻届のもらい方3:コンビニや店舗で入手する
最近では、コンビニのマルチコピー機で婚姻届を選び、印刷・購入することもできるようになっています。
パソコンでダウンロードしたデータをアプリで転送して印刷することも可能なため、自宅にプリンターがない人は、利用を検討してみてはいかがでしょうか。
また、生活雑貨専門店や文具店、書店などで販売されている婚姻届なら、保管用のパッケージにもこだわれます。
婚姻届のもらい方4:雑誌を購入して付録をもらう
結婚式情報誌やファッション誌など、最近ではオリジナル婚姻届が付録になった雑誌もあります。
ブランドとコラボしたデザインなどもあるため、雑誌の発行と入籍のタイミングが合えば利用してみると良いかもしれません。
婚姻届をもらう際の注意点
婚姻届をもらう際は、書き損じたときのために予備をもらっておきましょう。
婚姻届を記入する際は、緊張したり気分が上がったりして、つい記入ミスをしがちです。そのたびに役所にもらいに行ったり、ダウンロードを繰り返したりするのでは、さすがに手間がかかります。
書き間違えても問題がないように、必ず1~2枚は余分にもらっておきましょう。ダウンロードする際にも、予備の分まで印刷しておくことを忘れないでください。
自宅で印刷する際の注意点
Webからダウンロードした婚姻届を自宅で印刷する際は、次の点に注意しましょう。
- ・用紙はA3(297mm×420mm)サイズ
- ・紙質は上質紙やコピー用紙などを使用
- ・切れ込みなどの細工はダメ
- ・記入欄内にデザインがあるものは使えない
- ・文字がきちんと印刷されているか確認
ルールを守っていれば自分で婚姻届を作成することもできます。
婚姻届のもらい方がわかったら、書き方も覚えておきましょう。次でお伝えします。
婚姻届の記入方法
ここでは具体的に婚姻届の記入方法についてご説明していきます。
1.届出日
まずは、婚姻届を提出しに行く日である「届出日」を記入します。届出日が入籍した日となります。
例えば、希望の入籍日(届出日)が土曜日の場合、役所に提出しに行くとその場では受理されませんが、翌受付日に確認されます。内容に不備がなければ土曜日(届出日)が入籍日として受理されたことになります。
ちなみに、前もって数日前などに「○月○日に受理して欲しい」といった予約はできないので注意してください。
2.氏名
※法務省掲載の婚姻届を加工して作成
両名の氏名、姓の変わる人は旧姓を記入します。旧字体が正しい場合があるので、必ず確認しましょう。
役所に申し出れば新字体に変更することもできます。
3.住所
※法務省掲載の婚姻届を加工して作成
婚姻届を提出する時点での、住民票に記載された住所と世帯主を記入します。
夫婦の住所が同じ場合には、妻の住所は「夫に同じ」と記入します。
なお、結婚を機に家を別の場所に構える場合は、住民票の移動が別途必要となりますし、入籍後しばらくたってから同居する場合は、それぞれ現在の住民票の住所記載が必要です。
また、すでに新居へ引越しを行っており、「転入届・転出届の提出が済んでいる場合」「婚姻届の提出と同時に転入届・転出届を行う場合」は、新住所と新世帯主を記入します。
この場合、妻の住所欄は上記同様、「夫に同じ」と記載します。
4.本籍
※法務省掲載の婚姻届を加工して作成
両名の本籍を記入します。本籍地は住民票の住所と異なる場合があるので、事前に確認しておきましょう。
5.父母の氏名・父母との続柄
※法務省掲載の婚姻届を加工して作成
両名の父母の氏名・続柄を記入します。基本的には母の姓を書く必要がありません。両親が離婚している場合は、両方の現在の姓を書きましょう。
両親か、またはどちらかが死亡しているケースでも、空欄にせず記入します。
6.婚姻後の夫婦の氏・新しい本籍
※法務省掲載の婚姻届を加工して作成
婚姻後の夫婦の氏と新しい本籍を記入します。新居の住所やどちらかの実家、または本籍地にするケースが一般的です。
チェックを打ったほうが新戸籍の筆頭者となります。
7. 同居を始めたとき
※法務省掲載の婚姻届を加工して作成
結婚式を挙げた日か同居を始めた日(又はその予定の日)の、早い方を記入します。
未定の場合には空欄で構いません。
8. 夫婦の職業
※法務省掲載の婚姻届を加工して作成
国勢調査のある年だけ記入する欄です。
該当している場合は、役所の窓口に職業一覧表を参考に、両者の職業を記入します。
具体的な会社名の記入は必要ありません。
9. 届出人署名押印
※法務省掲載の婚姻届を加工して作成
婚姻前の姓名を記入し、姓の変わる人は旧姓の印鑑を使用します。
印鑑登録のない「認印」でも問題ありませんが、「ゴム印」は使用できません。
10. 連絡先
※法務省掲載の婚姻届を加工して作成
住所や電話番号など、日中連絡が取れる連絡先を記入します。
11. 証 人
※法務省掲載の婚姻届を加工して作成
婚姻届を提出する際には、それぞれ証人が必要です。
親や兄弟、仲人、友人など、成人していれば誰でも構いませんが、必ずそれぞれの自筆で署名してもらってください。合わせて、生年月日・住所・本拠地の記入を済ませ、印鑑を押してもらいましょう。
但し、承認二人の苗字が同じ場合はそれぞれ別の印鑑を用意してもらう必要があります。
婚姻届をもらい、記入できたら、次は提出です。提出時に必要な書類や提出先について、次でお伝えします。
婚姻届を提出する際に必要なもの・あると良いもの
婚姻届を役所窓口へ提出する際は、次のものを用意しましょう。
・婚姻届(1通)
・戸籍謄本(本籍以外の役所へ提出する人のもの)
・身分証明書(提出する人の本人確認書類)
・二人の旧姓の印鑑
・両親の同意書もしくは婚姻届への署名・押印(未成年が結婚する場合)
「戸籍謄本はどうやって準備するの?」「身分証明書として使えるものは?」といった声も良く耳にします。この2点について詳しくご説明します。
必要なもの:戸籍謄本はどうやって準備するの?
戸籍謄本は、戸籍を管理している自治体でのみ入手できます。
本人が直接窓口へ行かなくても、郵送で依頼したり、代理人にもらってきてもらったりすることもできるため、対象の自治体へ問い合わせてみましょう。
多くの市町村では、婚姻届提出時の必要書類として「戸籍謄本」と記載されていますが、まれに「戸籍謄(抄)本」と記載されている場合もあるようです。この場合は、戸籍謄本・戸籍抄本どちらを用意しても大丈夫です。
ちなみに、戸籍謄本と戸籍抄本の違いは次の通りです。
・戸籍謄本:本人と家族の戸籍情報が記載されている
・戸籍抄本:本人情報のみが記載されている
ただし、自分の本籍を管轄する市区町村の役所で婚姻届を提出する場合には、戸籍謄本・戸籍抄本は必要ありません。
戸籍謄本が必要なケース
・1人分の戸籍謄本が必要:夫婦の本籍が異なり、夫もしくは妻どちらかの本籍を管轄する自治体へ婚姻届を提出する
・2人分の戸籍謄本が必要:夫婦の本籍が異なり、どちらの本籍でもない自治体へ婚姻届を提出する
戸籍謄本が不要なケース
・戸籍謄本が不要:夫婦ともに本籍が同じで、本籍を管轄する自治体へ婚姻届を提出する
どのケースに該当するかを確認し、戸籍謄本が必要か不要か判断しましょう。
必要なもの:身分証明書として使えるものは?
婚姻届の提出には必ず本人を確認する身分証明書の提示が必要です。
身分証明書には、1点での提示で足りるものと、2点以上の提示が必要なものがあります。
■1点の提示で足りるもの
・運転免許証
・個人番号カード(マイナンバーカード・写真付き住民基本台帳カード)
・パスポート
・国または地方公共団体の機関が発行した身分証明書
・海技免状
・小型船舶操縦免許証
・電気工事士免状
・宅地建物取引主任者証
・教習資格認定証
・船員手帳
・戦傷病者手帳
・身体障害者手帳
・療育手帳
・在留カードまたは特別永住者証明書
■2点以上の提示が必要となるもの
・写真の貼付のない住民基本台帳カード
・国民健康保険、健康保険、船員保険、または介護保険の被保険者証
・共済組合員証
・国民年金手帳
・国民年金、厚生年金保険または船員保険の年金証書
・共済年金または恩給の証書
・戸籍謄本等の交付請求書に押印した印鑑に係る印鑑登録証明書
あると良いもの:二人の旧姓の印鑑
婚姻届の内容に大きな記入ミスがあると、受理してもらえないことがあります。
そうならないよう、二人の旧姓の印鑑を用意しておくと安心。記入ミスを修正する際に訂正印として使用できます。
婚姻届を記入し、必要なものも用意できたらあとは提出するのみです。次の章では婚姻届の提出先についてご案内します。
婚姻届の提出先
必要書類さえ整っていれば、婚姻届はどこの自治体にも提出できます。
沖縄や北海道、軽井沢などでリゾートウエディングをし、そのまま結婚式場の近くの役所へ婚姻届を提出するのもステキ。どんな婚姻届をもらって、どこに提出するか、考えるのも楽しいですね。
なお、ほとんどの役所では365日24時間、婚姻届を受付けてもらえます。開庁時間内と、土日祝日や夜間などの開庁時間外では受付的口が異なることも多いため、事前に確認しておくとよいでしょう。
細かな作業や書類の確認など、婚姻届の提出はなかなか大変なものがありますが、ちょっとした工夫で楽しくなるのがお分かりいただけたでしょうか。
次の章では、さらに二人の思い出にするアイデアをお届けしますので、ぜひ婚姻届の提出時の参考として役立ててください。
婚姻届の提出(入籍)を二人の記念にするためのアイデア3選!
婚姻届の提出は、結婚という特別なイベント。入籍日はやはり記念になるような工夫が欲しいところです。
そこで、婚姻届の提出(入籍)をスペシャルなものにするアイデア3選をご紹介します。
婚姻届の届出日(入籍日)を二人の記念日にする
付き合った記念日や、〇周年記念など、二人にとって特別な日を入籍日にしてはいかがでしょうか。
書類の記入に多少の大変さがともなっても、それが完了した日には二人だけのかけがえのない記憶として残るでしょう。
また、七夕やクリスマスといったイベント日、11月22日(いい夫婦の日)といった語呂合わせ、2月11日(建国記念日)や11月3日(文化の日)など、日付が固定の祝日に入籍を行うカップルも多いです。
提出前に記念写真を撮る
婚姻届は、二人が夫婦になるために必要な書類。夫婦になる前と夫婦になった後で、婚姻届を持って記念写真を撮るのもおすすめです。
お気に入りのレストランや思い出の場所、夫婦の自宅など、好きな場所で撮りましょう。役所の中では撮影NGなこともありますが、記念撮影ができるコーナーを用意しているところもあります。
写真撮影が可能か確認した上で、記念写真を撮ってくださいね。
SNSに写真をアップする際はプライバシーに注意
婚姻届には、二人だけでなく家族や証人の個人情報が記載されています。また、外で写真を撮った際、他の人の顔が映り込んでしまうこともあります。
あとあとトラブルにならないよう、SNSでの結婚報告に婚姻届の写真を使う際は注意しましょう。
どうしてもSNSなどに載せたい場合は、写真加工アプリなどで個人情報が掲載されている部分は、ぼかしたり塗りつぶしたりしてから投稿しましょう。
デザイン婚姻届を利用する
オシャレなデザインが施されたデザイン婚姻届なら、記念写真にも映えます。
トレンドを抑えたデザインや、入籍した年がわかるもの、結婚式のテーマにあわせたものを使用するのがおすすめ。
結婚何周年か計算しやすかったり、入籍から結婚式までトータルコーディネートできたりするので、よりオシャレな記念になるでしょう。
まとめ
いかがでしたか。今回は婚姻届を提出する際の必要事項と流れについてご紹介しました。
婚姻届を提出したらいよいよ結婚式場選び!ハナユメには無料で結婚式について相談ができるハナユメ相談サポートがあるので、ぜひ活用してみてくださいね。
- 要点をまとめると・・・
- ・婚姻届は、役所窓口・ネット・コンビニ・店舗・雑誌などでもらえる
- ・記入ミスがあると受理してもらえないかも!婚姻届の書き方をチェック
- ・婚姻届はどこでもらって、どこに出してもOK!戸籍謄本の有無に注意
この記事を参考に婚姻届の書き方や出し方などを知り、さらに記念となりそうな出し方ができると良いでしょう。
ハナユメ会員限定!オリジナル婚姻届をダウンロードしよう♪
ハナユメ会員限定で、【ハナユメオリジナル婚姻届】を無料配布中!
ここでしか手に入らない婚姻届で、より素敵な入籍日にしませんか♪
まずは、会員登録をしてマイページからダウンロードしてみよう!
式場のクリップ機能が使えるほか、結婚式準備をお得にする特典チケットが貰えます♪