納得できない!?結婚式の持ち込み料の相場と交渉術4選

結婚式において、自分たちで手配したドレスや引出物を持ち込むのに「持ち込み料」がかかると聞いたことがある人も多いでしょう。

「どうして自分たちで手配しているのにお金がかかるの?」と納得できない方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、持ち込み料がかかる理由や相場料金、さらには持ち込み料を少しでも抑える交渉術などをご紹介致します。

この記事を読めば、納得のいく結婚式準備ができるようになるでしょう。

この記事をざっくり言うと・・・
・持ち込みとは契約した結婚式場の提携外のサービスを利用すること
・持ち込みに向いているアイテムと向いていないアイテムがある
・持ち込み料の交渉は契約前が最も効果的!

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「持ち込み」とは提携外サービスを利用すること

結婚式場の提携業者の商品を使用するのではなく、外部から結婚式場に商品を持ち込んだり、提携外サービスを利用することを「持ち込み」といいます。

自分たちらしい結婚式を挙げたいと思うカップルたちが、オリジナル性がある二人でセレクトしたこだわりのアイテムを使いたいということもあるでしょう。

また、外部のサービスを利用したほうが、挙式にかかるコストを抑えられる場合もあります。

しかし、持ち込みをするアイテムやサービスによっては、持ち込み料を支払わなければならない場合があります。

なぜ持ち込み料が必要となってくるのでしょうか、具体的に紹介します。

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「持ち込み料」はなぜ必要なの?

「自分でアイテムを持ち込むのにどうして持ち込み料がかかるの?」と思う方もいるでしょう。

式場が持ち込み料を請求するのは、持ち込みアイテムの保管料という理由もありますが、提携業者から支払われるはずだった紹介手数料を補うためでもあります。

結婚式や披露宴で使うアイテムやサービスの多くは、結婚式の式場に備わっているものと式場の提携業者が提供するものを使用するのが一般的です。

結婚式を挙げる際には、司会者や牧師をはじめ、ビデオ撮影スタッフやヘアメイクスタッフなど、式場に勤務する社員のほか、結婚式場が提携している業者を利用することになります。

通常、結婚式を挙げるカップルが式場の提携業者が提供するサービスを利用したり、ドレスなどの衣装やブーケ、引出物やキャンドルサービスなどの演出アイテムを使用したりすると、式場は提携業者から紹介手数料やマージンが入ります。

ですから、司会者やドレス、演出アイテム等を利用者に持ち込みをされてしまうと提携業者からの紹介手数料を得損なうため、持ち込み料が発生する場合が多いと言えます。

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次に、持ち込みができるアイテム、できないアイテムについて紹介します。

式場やアイテムによって持ち込みができる場合とできない場合がある

こだわりのアイテムや演出で、憧れだった結婚式を実現させたいと思う方も多いのではないでしょうか。

しかし、式場やアイテムによって状況は異なり、すべてのアイテムが持ち込み可能なわけではありません。

実は、持ち込みOKなものとそうでないものがあり、持ち込みOKの場合でも持ち込み料がかかるものとかからないものがあります。

どんなアイテムが持ち込み可能なのか、そしてどんな場合には持ち込みできないのかについてご紹介します。

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【持ち込みOK】手作りアイテムや小物関係は持ち込み料がかからないものが多い

持ち込みできるアイテムでも、持ち込み料がかかるものと、かからないものがあります。

多くの式場で持ち込みが可能なアイテムは下記の通りです。

※ただし式場によっては持ち込み料がかかる場合もありますのでご注意ください。

1.席次表や席札などペーパーアイテム関係

席次表や席札などのペーパーアイテムに関しては、手作りをする人も多いことから持ち込み料無料の式場が多いようです。

持ち込む場合でも、式場のスタッフが確認をしてくれることがほとんどですので安心でしょう。

2.新婦のアクセサリーや下着など

新婦が身に着けるアイテムの中でも、アクセサリーやブライダルインナーなどの下着は比較的持ち込みしやすいものだといえるでしょう。

アクセサリーやブライダルインナー等は外部で購入したほうが安い場合もあるため、持ち込みにしたいという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

しかし、場合によっては、自分で購入したブライダルインナーだったとしても持ち込み料が発生することがあります。

持ち込み料が発生する場合には、式場で用意するのと持ち込みするのとどちらがお得になるかを考えてみましょう。

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3.ウェルカムボードなどウェルカムスペースの装飾類

ゲストのお出迎えスペースであるウェルカムスペースに飾るアイテムは、持ち込み可能な場合がほとんどです。

多くの式場がウェルカムボードの持ち込みに対応していますが、持ち込み料が発生したり、保管場所の問題で持ち込みを断られたりしてしまうケースもあるようです。

直前になってがっかりしないためにも、ウェルカムスペースの装飾類の持ち込みが可能かどうか、事前に式場側に確認しておくことをおすすめします。

持ち込みしやすいアイテムについて上記でお伝えしましたが、次に一般的に持ち込みが難しいといわれているアイテムをご紹介します。

【持ち込みNG】難易度高め!持ち込みが難しいアイテム

自分たちの結婚式では「ここにこだわりたい!」と思ったとしても、すべてのアイテムが持ち込みできるわけではありません。

特に持ち込みが難しいといわれているアイテムには、どのようなものがあるのでしょうか?

1.料理関係(ケーキなど生ものなど)

持ち込みの難易度が高いアイテムの中でも、料理関係は特に難しいといえます。

ウエディングケーキをはじめ、披露宴で提供される料理に関しては、衛生管理の都合上持ち込みを拒否されることが多いでしょう。

稀に、料理のフルオーダーができるような式場では食材の持ち込みを歓迎しているところもあるようです。

しかし、基本的には料理関係の持ち込みの大半は不可であることを覚えておきましょう。

2.式場の装花

披露宴会場のテーブルに飾る装花は、ほとんどの場合が持ち込み不可です。

結婚式当日の会場のセッティング時間には限りがあり、短い時間でセッティングしなければいけません。

1日に同じ会場で数組の結婚式を行なっている式場などは、特に難しいといえるでしょう。

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式場に持ち込みできるアイテムと持ち込みが難しいアイテムについてご紹介しましたが、先輩カップルたちはどんなアイテムを持ち込みしているのでしょうか?

先輩カップルが1番持ち込みしている物はペーパーアイテム!

近年、席次表などのペーパーアイテムの持ち込みをするカップルが増えています。

ペーパーアイテムは持ち込み料がかからない式場も多く、ペーパーアイテムの持ち込みがトレンドのようになっています。

多少の手間がかかるとはいえ、ペーパーアイテムであれば自分たちで手作りすることも可能ですし、そうすることで結婚式にかかる費用を少しでも節約することができるでしょう。

次に、アイテムごとの持ち込み可能度と気になる持ち込み料の相場をご紹介します。

アイテム別!持ち込み可能度合いと持ち込み料の平均費用

持ち込みには、「持ち込み料」がかかる場合があるとお伝えしましたが、実際どのぐらいの持ち込み料がかかかるのでしょうか。

アイテム別に平均費用を紹介します。

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・ウェルカムスペースなどの装飾
ウェルカムスペースの装飾は、大変持ち込みやすいアイテムだといえるでしょう。ほとんどの式場で持ち込み料無料となっていますが、事前にチェックしておくと安心です。

・ペーパーアイテム

手作りしやすいペーパーアイテムの持ち込みは、時間と労力がかかるのを厭わないのであれば、チャレンジしてみてはいかがでしょうか?持ち込み料無料の式場もありますが、料金が発生する場合もあります。

・ウエディングドレス

多くの場合持ち込み可能です。ただし持ち込み料がかかる場合がほとんで、一着3万円から5万円ほどかかることを念頭に入れておきましょう。

・引出物

引出物 引き出物

地元の名物や二人のゆかりの品をゲストにプレゼンとしたい、と思うカップルもいらっしゃるのではないでしょうか?

引出物も比較的持ち込みしやすいアイテムですが、一点につき500円から1,000円の持ち込み料がかかることが多いでしょう。
もしも持ち込み料の金額が高い場合には、郵送で自宅に引出物が届くようにするなど、持ち込み料がかからない方法を考えてもよいでしょう。

・ブーケ

ブーケの持ち込みが可能な式場は比較的多いものの、持ち込み料が意外と高額であることを知って驚く方もいらっしゃるでしょう。

持ち込み料の相場は1万円から2万円ほどですが、式場によって金額は異なるので、「ブーケにこだわりたい!」という方は持ち込み料をしっかり確認しておきましょう。

・会場装花

ブーケは持ち込み可能な式場が多くても、会場装花となると難易度は一気に上がります。式場によっては持ち込みを許可されることもあるでしょうが、あまり良い顔をされない場合もあります。

・ヘアメイクスタッフ

花嫁,メイクアップ

ヘアメイクスタッフの持ち込みは、式場によって大きく異なるでしょう。持ち込み料の相場金額に関しても、式場によって異なるため相談する必要があります。

・カメラマン

カメラマンの持ち込みはほぼ無理に近いと考えられるでしょう。たとえ持ち込みが可能だったとしても持ち込み料がかかるため、式場の提携業者に依頼したほうがお得な場合もあるでしょう。

・司会者

カメラマンと同じく、司会者の持ち込みも難しい場合が多いでしょう。

司会者の持ち込みが可能な式場も存在しますが、ほとんどの場合高額な持ち込み料がかかります。式場によって料金に差があるため、司会者の持ち込みが可能な式場であればまずは交渉してみることができるでしょう。

・飲食

料理

衛生管理上の理由から、ほとんどの式場が飲食の持ち込みを拒否していることを理解しておきましょう。

ごく稀に飲食の持ち込みが可能になる場合もあるようですが、その場合でも制限があることを考えておきましょう。一般的に持ち込み料の相場価格は、式場によって大きく異なります。

持ち込み料の平均費用について紹介しました。

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つぎに、持ち込みよりも式場で注文したほうがよいアイテムについて紹介します。

持ち込みせずに式場で注文するべき3つのアイテム!

結婚式の費用を節約するため、できるだけ持ち込みをして安くしたいと考える方もいらっしゃるでしょう。

そのような場合でも、持ち込みをせずに式場で注文したほうが良いアイテムがあることを覚えておいてください。

1.招待状

招待状は席次表などと同じくペーパーアイテムに含まれるので、一般的には持ち込み可能アイテムです。

最近では、招待状の手作りキットなども販売されていますので、式場の招待状サンプルに好みのものがない場合などには、自分たちで手作りにチャレンジするという方もいらっしゃるでしょう。

しかし、招待状作りは意外と手間がかかるほか、手作りすると貧相に見えてしまう恐れがあります。その点、持ち込みをせずに式場で注文すれば、見栄えの良い招待状が手間と時間をかけずに用意できるでしょう。

2.カメラマンやヘアメイクスタッフ

親族や友人の中にカメラマンやヘアメイクをお願いできる人がいたとしても、持ち込みをするのは一般的ではありません。

外部の人にお願いした場合、式場との打ち合わせが必要だったり、当日の立ち入り可能な場所と禁止場所の指示が必要だったりと式場側に大きな負担がかかってしまいます。

結婚式当日の進行をスムーズに行うためにも、式場が提携している業者に依頼したほうが良いでしょう。

3.司会者

司会者を外注して、結婚式の費用を抑えようと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、司会者はできるだけ式場を通して依頼をしたほうが良いでしょう。

結婚式を定められた時間内で行うためには、式場と司会者の連携プレーが欠かせません。

式場の提携業者である司会者であれば、滞りのない進行を期待できるのはもちろん、時間配分をしっかり行ってくれると期待できます。

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持ち込みしないほうが良いアイテムやサービスとその理由をご紹介しましたが、次に持ち込みをするメリットとデメリットについて考えてみましょう。

アイテムを持ち込みした場合のメリット・デメリット

一生の思い出に残る素敵な結婚式にしたいなら、「あの時こうすれば良かった」と後悔しないためにも、持ち込みのメリットとデメリットを考えてみましょう。

メリット

結婚式で使用するアイテムやサービスを持ち込む場合には、主に下記のようなメリットがあります。

1.式場で注文するより安くなる場合が多い

限られた費用の中で結婚式を挙げたいのなら、持ち込み料が発生しないアイテムを持ち込みすることで、費用を抑えることができます。

また、持ち込み料がかかるアイテムだったとしても、「外注するのと式場に注文するのとどちらがお得だろう?」と考えて選べば節約に繋がるでしょう。

2.自分が本当に気に入ったものを使用できる

式場が用意しているアイテムの中に、自分の好みのものが見つからない場合もあるでしょう。

しかし、持ち込みをすれば、自分たちの気に入ったアイテムを使用することが可能です。

もしも、自分たちのこだわりを反映した結婚式にしたいと願っているのであれば、お気に入りのアイテムを持ち込むことをおすすめします。

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デメリット

持ち込みはメリットだけではありません。いったいどんなデメリットがあるのでしょうか?

1.持ち込み料がかかる場合がある

持ち込みをすると、お伝えしているように持ち込み料が発生する場合があります。

費用を抑えようといくつかのアイテムを持ち込みにしようと思ったのに、持ち込み料のほうが式場に注文するより高かったなんてこともあるようです。

なんらかのアイテムを持ち込みしたい場合には、事前に式場に持ち込み料について確認しておくと良いでしょう。

2.自分たちで手配しなければならないので手間

手作りできるアイテムの持ち込みや、提携外のサービスを利用しようと思った場合、すべて自分たちで手配する必要があります。

結婚式の準備は想像以上に時間と労力がかかるので、持ち込みの手配が負担になってしまうこともあるでしょう。

結婚式前に余計なストレスを抱えたくないなら、式場に注文することも考慮しましょう。

3.持ち込んだアイテムに何かあった時式場スタッフが対応できない場合がある

持ち込みをしたアイテムが破損してしまったり、汚れてしまったりした場合、式場のスタッフが対処できないこともあるでしょう。

ですが、式場に依頼したアイテムやサービスなら、交換品を手配することも可能です。

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持ち込みのメリットとデメリットを取り上げましたが、次は持ち込み料を負担せずにすむ方法についてご紹介します。

何より事前の交渉が大切!持ち込み料を負担せずにすむ4つのポイント

持ち込み予定のアイテムに持ち込み料が発生しなければ、費用を節約することができます。

持ち込み料を負担せずにすむ4つの方法は下記の通りです。

契約前に持ち込み料がかかるものを確認し、交渉する

式場と契約を結ぶ前に、必ず持ち込み料について確認しておきましょう。その際には、料金の確認だけではなく、交渉も忘れないようにするべきです。

場合によっては事前に交渉することで、持ち込み料がかからなくなるケースもあるようです。

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外部の業者に持ち込み料を負担してもらう

ウエディングドレスなどの衣装を持ち込みたいという方もいらっしゃるでしょう。

意外にも、ドレスなどの場合にはショップが持ち込み料を負担してくれる場合もありますから、その点を確認してからショップを選ぶようにすると良いでしょう。

最初から持ち込み料が無料の式場を探す

最近では、持ち込み料がかからないことを売りにしている式場も存在します。

すべてのアイテムの持ち込み料が無料というわけではなかったとしても、ブーケやドレスなどこだわりたいものの持ち込み料が無料の式場を探すことで、賢く結婚式を挙げることができるでしょう。

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引出物の場合、式場の中に持ち込まず各自に郵送する

引出物は持ち込み可能な式場が多いものの、1点500円から1,000円ほどの持ち込み料がかかってしまうことがあります。

もしも持ち込み料を無料にしたいなら、式場に持ち込まずにゲストに直接郵送するという方法を取ることもできるでしょう。

その場合、持ち込み料と郵送料を比較してから、どちらにするかを決定すると良いでしょう。

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まとめ

いかがでしたか。今回は結婚式の持ち込みについてご紹介しました。
要点をまとめると・・・

・持ち込みとは契約した結婚式場の提携外のサービスを利用すること
・持ち込みに向いているアイテムと向いていないアイテムがある
・持ち込み料の交渉は契約前が最も効果的!

この記事を参考に、自分の結婚式での持ち込みアイテムを決める事ができるでしょう。

監修者情報


記事監修者T.Yの顔写真

ハナユメアドバイザー T.Y
経歴
名古屋の結婚式場にてご予約担当や打ち合わせ担当のプランナー業務を経験。その後ブライダルジュエリーショップにてジュエリーコーディネーターを経験。ブライダルの現場での経験を活かし、ハナユメアドバイザーとして結婚式のお手伝いをさせていただいております。
ハナユメアドバイザーとは?
ハナユメウエディングデスクで、お客様の式場探しのお手伝いや、予約・見学の手配といった結婚式の準備をサポートするスタッフです。全員が日本ブライダル文化振興協会が主催する「3級ブライダルコーディネート技能検定」を取得しており、プロの視点からお客様に寄り添ったご提案をいたします。

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