花嫁憧れジューンブライド!日本に広まった本当の由来・梅雨対策3選

花嫁憧れジューンブライド!日本に広まった本当の由来・梅雨対策3選

6月のジューンブライドに結婚する花嫁は幸せになれるという言い伝えは有名ですよね!これから結婚式を控えている花嫁さんの中にも憧れているという人も多いのではないでしょうか。

しかし、日本で広まった本当の由来や、6月ということもあり梅雨対策を知りたいと思っている人も多いでしょう。

そこで今回は、ジューンブライドの由来や、ジューンブライドの結婚式を成功させるポイントをご紹介します。

この記事の内容をざっくり言うと…
・ジューンブライドが日本で広まった本当の由来は「企業戦略」だった
・6月の結婚式の実施率は9.4%と全体で5番目に人気の月
・梅雨が気になる人は、入籍日や海外リゾートがおすすめ

ジューンブライドの由来とは?大きく3つの説がある!

結婚を考える女性に人気が高い「6月の花嫁」を意味するジューンブライド。ジューンブライドという言葉はよく耳にするものの、詳しいことはよく知らないという方も多いのではないでしょうか。

実はジューンブライドの由来にはさまざまな説があり、大きく3つの説があるとされています。

代表的な3つの由来について紹介します。

1.ローマの女神【JUNO】を由来とする説

1つ目の由来は、最も有力視されているローマ神話の女神「JUNO」説です。

6月の月名とされている「JUNO」の語源にもなっている彼女は、主神ゼウスの正妻、女神ヘラと呼ばれています。

彼女は、結婚や出産、育児の象徴とされており、女性と家庭、子どもを守る女神として古来よりあがめられてきました。

ローマ神話では、1月~6月までにそれぞれの月を守る神がおり、その中でヘラが守護する月は6月とされていました。

そのようなこともあり、6月に結婚するとJUNOに祝福されて、一生涯幸せな結婚生活ができると言われていました。

2.ヨーロッパの気候・季節がこの時期1番適していたとされる説

2つめは、ヨーロッパの気候や季節が結婚式に一番適した時期であったとされる説です。

ヨーロッパの6月は1年間で天気がもっとも良い月で、雨も少なく気温も良いとされています。そのため、一番気候が結婚式に適しているということです。

花嫁はウェディングドレスを着ますから、できれば雨がふってほしくないと思うことでしょう。ならば「6月に結婚しようか?」となるのは、自然な流れかもしれません。

また、6月は「復活祭」がある季節で、ヨーロッパ全体がお祝いモードの雰囲気です。多くの人から祝福されることによって、6月に結婚すると幸せになれるだろうという言い伝えもあります。

3.結婚が解禁される月になるという説

3つめは、6月が結婚の解禁の月だったとされる説です。

信じられないような話ですが、かつてのヨーロッパには結婚ができない時期がありました。それが3~5月で、その理由は「農作業が忙しいから」というもの。

この時期に結婚をすると農作業の妨げになるため、禁止になっていたのです。

そこで、結婚を決めていたカップルは、解禁となる6月を心待ちにしていたのだとか。たくさんのカップルが結婚をし、街中は祝福モードで幸せいっぱいの月とされていたそうです。

ジューンブライドの由来となる説を3つ紹介しました。では次に、日本でジューンブライドが広まったのはいつからになるのでしょうか?次で詳しく紹介していきます。

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日本でジューンブライドはいつから広まったの?

ジューンブライド

ヨーロッパが由来のジューンブライドは、いつから日本で広まったのでしょうか?実はこの始まりのきっかけは「企業戦略」によるものだったのです。

ヨーロッパの6月は天気が良く、雨も少なくて気温が良いことを紹介しました。しかし、私達が住む日本の6月は梅雨にあたります。

雨の日が続いて湿気も多く、蒸し暑さを感じる時期ですし、何よりも結婚式当日が雨になる可能性が高いです。そのため、梅雨の時期に結婚をするカップルは少なく、ホテルや結婚式場は閑散としたものだったそうです。

そこで、梅雨の時期に落ちる売り上げを、何とかしたいと思ったホテルオークラの副社長が行動を起こします。1967年頃、海外のさまざまな結婚事情を調べる中で、ヨーロッパのジューンブライドを発見。

梅雨の時期だけど「6月はジューンブライドという言い伝えがあるのですよ」「6月の花嫁は幸せになれるのですよ」と宣伝をすることで、全国に広まっていきます。

そして、そのロマンティックな言い伝えに共感する人々が少しずつ増えていったのです。

ジューンブライドは幸せになれると言っても、やはり梅雨は花嫁にとってネックとなるポイントでしょう。そこで、6月に結婚したいけれど梅雨が気になるという方のために、次で対策法の3選をご紹介します。

梅雨だから心配・・・というあなたに!対策法3選

ジューンブライド

日本でジューンブライドが広まったのは企業戦略によるものだったとはいえ、6月は花嫁が幸せになれる月と言われていることには変わりません。

「伝統や縁起」を大切にする日本人にとって、ジューンブライドはぴったりな言い伝えとも言えるでしょう。

梅雨の時期であるがゆえに心配なこともあるけれど、ジューンブライドが良い。6月に結婚したいという方に、3つの対策を紹介します。

入籍日をジューンブライドに!

入籍日を6月にして、ジューンブライドを叶えることも可能です!

6月に結婚式を挙げることがジューンブライドと呼ばれる一般的なことではあるものの、明確な決まりはなく、挙式に限定されるものではありません。

その為、6月に婚姻届を提出することでもジューンブライドを叶えることはできます。

雨や天気が心配な方は「入籍を6月に済ませて、ほかの月に結婚式を行う」という選択を選んでみても良いでしょう。

気候も安心!海外挙式や国内リゾートでの結婚式をジューンブライドに行なう

海外や国内リゾート地で結婚式を挙げることも、梅雨など天候を気にせずにジューンブライドを叶えられる1つの対策法です。

まず、6月の海外においては、ヨーロッパの国々、ハワイやバリ、フィジーをはじめとするリゾート地が結婚式のベストシーズンを迎えます。そのため、海外で結婚式を挙げるにはおすすめの時期とされています。

海外だけでなく、沖縄県や北海道などの国内リゾート地でも、梅雨を避けることができ、気象庁によると沖縄県の梅雨は5月10日頃~6月23日頃になるのが平均的です。

その年によって違いはあるかもしれませんが、6月の下旬に結婚式を挙げればギリギリでジューンブライドが叶うということです。

また、北海道もおすすめの国内リゾート地となります。それは、北海道が日本で唯一梅雨のない地域のため、6月でも天気がくずれにくいからです。

もちろん、梅雨前線は近くに来ていることから、気候は安定していないのかもしれません。しかし、晴れになる可能性は本州よりも高いことが考えられます。

雨が降っても安心な結婚式場を選ぶ!

3つめに、雨が降っても安心できる結婚式場を選ぶことです。

結婚式場もさまざまで、雨などの天気に左右されない会場も多くあります。

インナーガーデンに吹き抜けのテラス空間などが用意されているような会場であれば、フラワーシャワーなど晴れの日と変わらない演出を思いのままに叶えることができます。

そのためには、雨が降った場合でも自分たちが希望する演出ができるのかという点を、結婚式場を選ぶ段階から確認し、納得したうえで決定するようにしましょう。

ここまでは、梅雨の時期にジューンブライドを叶えるための対策法を紹介しました。

次の章では、実際ジューンブライドは人気の月なのかどうかをみていきましょう。

実際、ジューンブライドは人気の月なの?

ジューンブライド

6月といえば、ジューンブライドということで、女性誌やウェディング情報誌などでは特集を組むほどです。実際のところジューンブライドは人気の月なのでしょうか?

メリットやデメリットなども含めながらチェックしていきましょう。

先輩カップルの6月の結婚式の実施率は8.3%!

ハナユメによると、先輩カップルの6月の結婚式実施率は8.3%という結果が出ています。

これは全体の4位にあたるもので、1位は11月の13.1%、次に9月の12.5%、10月の11.3%と続いていきます。いくつかの由来やロマンティックな言い伝えがあるものの、6月の結婚式実施率がすごく高いという訳ではないようです。

しかし雨には素敵な言い伝えが沢山ある!

できれば結婚式の当日は晴れてほしいと思う方が大半かとは思いますが、実は雨には素敵な言い伝えがたくさんあるのです。

「Mariage pluvieux mariage heureux」(マリアージュ ブリュヴィウー マリアージュ ウルー)という言葉が、ヨーロッパの言い伝えとして知られています。これは「雨の日の結婚式は幸福をもたらす」という意味です。

幸せへの新たな一歩を踏み出す新郎新婦のために「二人の一生分の涙を神様が代わりに流してくれる」「これから二人に起こるだろう苦難を神様が流してくれる」というロマンティックな言い伝えです。

このほかにも「天上界から神様が天使を雨粒にして降り注がせてくれる」などの言い伝えもありますし、日本にも「恵みの雨」や「雨降って地固まる」などの言葉が使われています。

これらの言葉からみると、雨が降れば降るほど祝福されているとポジティブに考えてみるのもいいかもしれませんね。

ジューンブライドのメリット・デメリット5選

ジューンブライドの素敵な言い伝えなどを紹介してきましたが、この章ではジューンブライドのメリット・デメリットについて紹介します。

メリット

まず、ジューンブライドのメリットについて紹介します。

1.比較的費用が安い

梅雨の時期にあたる6月は、結婚式の費用が比較的安いというメリットがあります。これは、6月は梅雨の時期で、人気のシーズンとは言えないこともあり、お得なプランが用意されているなどの場合があるからです。

そのため、トップシーズンと比較すると、費用を抑えられることが多いようです。

ロマンティックな要素は別にして「できれば結婚式にあまりお金をかけたくない」と考えるのであれば、費用を抑えることができる点は大きなメリットと言えるでしょう。

2.適度な温度

暑すぎず寒すぎずの季節で、適度な温度で過ごせるということも魅力として挙げられます。

6月は腕や脚を出しても寒いことなく、メイクが崩れるほどの暑さもありません。また、ゲストが何を着るかにも悩まない時期です。

真夏や真冬の結婚式に比べると、6月は結婚式に向いている時期と言えるでしょう。

3.新婚旅行に適してる

結婚式が終わったあとに、海外へ新婚旅行の計画があれば、6月は気候的に適しています。どこに行くのかにもよりますが、特にヨーロッパやハワイなどは過ごしやすい季節とされています。

また、6月は夏季休暇のシーズンでもありませんから、旅行代金もおさえることができます。

デメリット

ジューンブライド

次に、ジューンブライドのデメリットについても知っておきましょう。

1.屋外演出は雨天で出来ないケースもある

「雨が降りやすい」ということがジューンブライド最大のデメリットであり、屋外演出ができなくなってしまうというケースです。

そのため、教会やチャペルの外でのフラワーシャワーや青空へと放つバルーンリリース、ほかにもオープンカーやガーデンパ-ティーなどの演出は、雨が降った時どうするかという代替案も考えておかなければなりません。

前の章でもお伝えしたように、雨が降っても問題ない全天候型の結婚式場を選ぶなどして対策すると良いでしょう。

2.雨だとゲストも服装・髪型が気になる

参列するゲストにとっても、雨になることで服装や髪型が気になるでしょう。「せっかくおしゃれをしたけれど、服が雨に濡れてしまった」「ヘアセットしたけれど、湿気でくずれてしまった」などの可能性も。

受付にタオルを準備したり、お手洗いにドライヤーを用意しておくなどゲストのことを考えて、準備しておくと、きっと雨が降ったとしても喜んでくれるでしょう。

それでは、次に雨も味方にできるような、ジューンブライドのおすすめ演出例を3選で見ていきましょう。

雨も味方に!ジューンブライドのオススメ演出例3選

ジューンブライド

実際に6月に結婚式を挙げようとしている方に向けて、ジューンブライドに取り入れたいおすすめの演出例を3選でご紹介します。

6月だからできる演出は実は意外とあるものです。6月ならではの演出を上手に取り入れることで、ジューンブライドがより素敵なものになることでしょう。

1.父の日にちなんだ演出を取り入れてみる

ギフト お酒

6月には「父の日」があるので、それにちなんだ演出を取り入れてみるのもおすすめです。

花嫁から両親に花束を贈る演出は結婚式の中で一般的ですが、父の日のサプライズとして手紙やプレゼントをお父様に渡してみるのはいかがでしょうか?

日頃は恥ずかしくてなかなか言えない感謝の気持ちを、父の日がある6月だからこそ、伝えやすくなるのではないでしょうか。また、お父様だけでなく、周りのゲストたちも感動する演出になるでしょう。

また、6月は父の日のほかにも、6/12が「恋人の日」、6月の第一日曜日が「プロポーズの日」です。結婚式にぴったりな記念日が沢山ある月なので取りいれてみても良い思い出になるでしょう。

2.6月の代表的な花である紫陽花をテーマにコーディネート

紫陽花 ブーケ

紫陽花 テーブル

6月の代表的な花といえば紫陽花。そこで、式場や披露宴会場の装飾に紫陽花を取り入れて、季節感のあるテーマでコーディネートしてみるのもおすすめです。

色とりどりの種類が存在する紫陽花は、とても鮮やかです。メイン装花をはじめとする、披露宴会場の装飾に紫陽花を使えばとても華やかな印象になることでしょう。

また、ゲストテーブルに紫陽花を置いて持ち帰れるようにするのも、女性のゲストに喜ばれて良いかもしれませんね。

そのほかにも、花嫁のブーケや手作りのウェルカムボードに紫陽花を使うことも素敵です。ジューンブライドらしい雰囲気を完成させることができますよ。

3.梅雨だからこそあえて「傘」をテーマにしてみる

雨 傘 新郎新婦

「傘」をイメージしたテーマにしてみるなど、梅雨だからこその季節感あふれる演出を楽しむこともできます。

披露宴会場を傘で装飾してみたり、てるてる坊主を飾ったり、室内をかわいらしくコーディネートしてみるのも良いですね。ゲストの中に子どもがいる場合は喜んでもらえることでしょう。

また、新郎新婦が相合傘で入場してみたり、記念撮影をしたりするなどの演出も、より季節感を出すことができておすすめです。

ジューンブライドに取り入れたいおすすめの演出を3選でご紹介しました。「せっかくの結婚式が雨で残念」というのではなく「雨でも楽しめて良かった」と思えるような演出を取り入れてくださいね。

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まとめ

いかがでしたか。今回はジューンブライドについてご紹介しました。

要点をまとめると・・・
・ジューンブライドが日本で広まった本当の由来は「企業戦略」だった
・6月の結婚式の実施率は9.4%と全体で5番目に人気の月
・梅雨が気になる人は、入籍日や海外リゾートがおすすめ

この記事を参考に、ジューンブライドの意味や由来を理解することができ、この時期に結婚式を挙げるかどうか判断できると良いでしょう。

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