結納は絶対に必要?正式結納・略式結納それぞれの流れや準備物まとめ

結納品

結婚が決まり、結納って絶対にしなければいけないの?と疑問に思っている人も少なくないでしょう。
先輩カップルの結納の実施率は全体の15.2%で必ずしなければいけないというものではありません。

しかし、その判断は誰がして、もし結納をするなら何が必要がわからないという人も多いでしょう。
そこで今回は、結納を行なうかの判断は誰がするのかや、結納の流れや準備物を紹介します。

この記事を読めば、結納がどんな儀式なのか分かった上で、自分達に必要かどうか判断できるでしょう。

この記事の内容をざっくり言うと…
・先輩カップルの結納の実施率は「15.2%」と約6.6組に1人
・結納は必ず行なわなければいけない儀式ではない!
・結納に必要なものは、結納の種類や地域によって異なる

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そもそも結納って何?「正式に婚約を調える伝統的な儀式」のこと

結納品

結納とは、本人の婚姻により両家が親族となり「結びつく」儀式です。男性側の家族が酒肴(お酒やさかな)を女性のもとへ持っていき、女性側の家族は料理を出してもてなしたことが始まりです。

このお酒や肴が、次第に花嫁の衣裳や装身具に替わり、伝統的な結納品は形式的な添え物のようになったり、簡略化されたりするようになりました。

地域によってやり方は様々ですが、両家の結びつきを深める大変重要な儀式になります。

この章では、そんな結納に関する様々な情報を紹介していきます。

結納って絶対に必要なの?

結納とは「両家の結びつき」を象徴する儀式ですが、必ずしも必要というわけではありません。 最近では、結納の代わりに顔合わせのみを行う家も多くなっています。

結納のみ、顔合わせのみ、顔合わせと結納両方行うなど、新郎新婦で相談し柔軟に決めると良いでしょう。

しかし、今でも、「家」同士の意識の高い地域や家庭では、結納を行なうことを「あたりまえ」と捉える家も多いようです。よって、婚姻に対する地域性や家の伝統によって結納をするかしないかを判断しましょう。

先輩カップルの結納の実施率は15.2%!

結婚式・入籍前に、結納や顔合わせはしましたか?
両方行った 11.0%
結納を行った 4.2%
両家の顔合わせのみ行った 70.9%
どちらも行わなかった 14.0%
無回答 0%

ハナユメが先輩カップルにアンケートを取ったところ、結納実施率は全体の15.2%という結果でした。

実際に結納を実施したカップルは少数派であり、約半数以上の人は顔合わせのみを行っています。

近年では、堅苦しいことをしたくない、なるべく費用をかけたくない、といった意見が多数派となり、結納を行わない人が増えています。

結納する・しないって誰が決めるの?

結納をするか、しないかについては、新郎新婦ふたりが決める場合が多くなっています。

しかし、前の章でも紹介した通り、結納は家と家との結びつきを重要視する儀式であり、結婚するにあたって「結納は当たり前にするものだ」と思っている家庭もあります。

結納について2人で考えた後、必ず両家両親に相談するようにしましょう。

もしどちらかの家が結納をしたいと考えているならば、基本的にはその意見を尊重すると、その後の結婚準備がスムーズに進められます。

この章では、結納の意味、必要性について紹介してきました。絶対しなくてはならないというような儀式ではないものの、婚姻に対する価値観を共有し、円滑に進めることができると良いでしょう。

次の章では、結納のタイプについて紹介していきます。

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結納のタイプは大きく分けると2種類ある!更に地域で違いも

結納 和

結納には、正式結納と略結納の2種類があります。この2つのスタイルは、仲人の有無や地域ごとの風習、しきたりによって違いがあります。この章では、2つの結納のスタイルについて紹介していきます。

「正式結納」とは

正式結納は、両家の間を取り持つ「仲人(なこうど)」が付きます。

その仲人が両家の間を行き来し、「結納品」や「受書(うけしょ)」のやりとりをします。「正式結納」は仲人が仲立ちをするので、両家同士は直接会うことがないのが大きな特徴です。

近年では、仲人への負担の大きさを考慮し、正式結納をする人は減ってきていますが、「正式」という名がつく通り、最も格式が高い結納の形といえます。

「略式結納」とは

略式結納は、料亭やレストランなどに両家が集まり、その場で結納品を納めるという形式で進められます。

正式結納同様、仲人を立てて行われる場合と仲人を立てずに両親もしくは本人同士で進行する場合があります。

結納としての儀式的で厳かな要素は残しつつも、仲人無しで進行したり、両家が顔を合わせて進められたりする点が正式結納とは大きく異なります。

地域でも違いが!「関東式」「関西式」

結納は大きく「関東式」と「関西式」に分かれます。両者の違いはそれぞれ以下の通りです。

【関東式】
男女の立場が同格扱いで、互いに結納品をとりかわすスタイル

【関西式】
結納品は男性から女性に贈るもので、女性からの結納品は無い

関東式、関西式で結納品のとりかわし方に違いがあり、式の一連の流れや結納飾りの品目数にも違いがあるという点をまずは頭に入れておきましょう。

この章では、代表的な結納スタイルである正式結納、略式結納について紹介してきました。

そこからさらに関東式、関西式と分類されるため、両家の地域によって結納のスタイルは大きく変わるということが分かったのではないでしょうか。

次の章では、実際に結納を行った先輩カップルの意見を紹介していきます。

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結納を行なった先輩カップルの意見

結納 振袖 新郎新婦

実際に結納を行った先輩カップルの意見を見ると、メリット・デメリット両方があるようです。以下ハナユメが取得した先輩カップルの体験談をピックアップし紹介していきます。

やってよかった声

結納を行った先輩カップルの意見を見ると、結納をやってよかったという声も挙げられています。以下一例を紹介していきます。

一生に一度と思って経験できてよかった。振り袖を着ての最後の記念撮影が出来てよかった。嫁に行く実感がわいた。

その他の意見

準備がすごく面倒だった。とくに、仲人がいなかったので結納金や結納返しの打ち合わせが大変でした。 でも、いい思い出になりました。

やってよかったという意見がある反面、結納の決まりごとの多さや費用面の負担が大きいと感じるカップルもいるようです。

結納のメリット・デメリットを踏まえ、新郎新婦・両家にとって最善の選択ができるとよいでしょう。

次の章では、結納を行う場合に必要になる準備物について紹介していきます。

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結納を行なう場合必要になる準備物

結納品

結納を行う場合、必要になる準備物が多々あり、式本番に備えてしっかり準備していかなくてはなりません。結婚式場やホテルなどで結納をする場合は、「結納プラン」や「結納パック」といったものがある場合が多いです。

結納品など準備してくれるので、詳しくわからない方や準備が面倒と思う人はこういったプランを利用してみるのも良いでしょう。

この章では、正式結納、略式結納それぞれを軸に結納品の数や種類について紹介していきます。

正式結納の場合

正式結納の場合、結納品、結婚記念品、受書・家族書、結納金の大きく4つを準備する必要があります。以下、一ずつ紹介していきます。

1.結納品

結納の品目は9.7.5.3の奇数が基本で9品が正式とされています。結納品は、関東式と関西式で違いがありますので、それぞれのスタイル別に紹介していきます。

まず、関東式の結納品です。

関東式の結納品
目録(もくろく) 結納品の品名を書いたリスト
家内喜多留(やなぎだる) 食事代とお酒代
末広(すえひろ) 白い扇子
友白髪(ともしらが) 白い麻紐や麻糸
子有婦(こんぶ) 昆布
寿留女(するめ) スルメ
勝男節(かつおぶし) 鰹節
金宝包(きんぽうづつみ)
御帯料(おんおびりょう)
結納金
長熨斗(ながのし) あわびを伸ばしたもの

関東式では、これらの9品を白木台1台にまとめて乗せます。

続いて関西式の結納品です。

関西式の結納品
家内喜多留(やなぎだる)酒料 お酒代
松魚料(まつうおりょう・しょうぎょりょう) 食事代
寿恵廣・末広(すえひろ) 白い扇子
高砂(たかさご) 白髪の老夫婦人形
子有婦(こんぶ) 昆布
寿留女(するめ) スルメ
小袖料(こそでりょう) 結納金
結美和(ゆびわ) 婚約指輪
熨斗(のし) あわびを伸ばしたもの

関西式の場合、5品~9品が一般的です。1台につき1品ずつを乗せるのが正式とされています。

いかがでしょうか。関東式と関西式では、同じものでも呼び名が変わったり、品数が違う場合もあります。

2.婚約記念品

女性には指輪、男性には時計など、高価な宝飾品を贈るのが一般的です。ちなみに、関西式では指輪は結納品のひとつです。すでに婚約指輪をもらっている場合は、目録に入れるだけでも大丈夫です。

男性への婚約記念品は本人がほしがるものを贈ることもあります。

3.受書・家族書

結納品を確かに受け取ったしるしに渡すのが「受書(うけしょ)」です。本来は受け取る側が書いて渡すものだですが、現在は結納品購入時についているものを事前に控えておき、当日改めて渡せば大丈夫です。

「家族書」は、互いの家族を紹介するものです。両家で準備しておきましょう。

4.結納金

結納金とは、結納をおこなう際に男性の家から女性の家へ贈られるお金です。結納金の意味は、「女性が嫁入りの準備をするためのお金」です。

昔は花嫁衣裳として、「着物などの現物」が結納品として贈られていたものが、時代の流れによって今の結納金というスタイルに形を変えてきました。

気になる金額については、男性側から女性側へ贈る結納金の相場は、91.2万円とされており、50万円、100万円など、キリのいい数字で贈る人も多いようです。

結納金に対する女性からの「結納返し」は、現金の場合の相場は38.5万円で、関東は結納金の半額、関西では1割というのが一般的です。このように、地域差もあるため、結納返し自体をしない場合もあるようです。

最近はお金ではなく品物で返すケースも多くなっています。

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略式結納の場合

指輪

略式結納の場合ですが、具体的にこれが略式結納という決まりはなく、結納を簡略化して行うことを指しています。

よって、準備物のベースは正式結納ではあるものの、省略されているものがありますので、ご紹介していきます。

1.結納品

結納品は、正式結納と同じく9品というケースもあれば、省略して7.5.3品とする場合もあります。最近は、結納金と結納記念品のみの交換の場合もあり、結納品を用意する・しないというのは人によります。

しかし、略式でもせっかく結納をするのであれば、以下3品目はあった方が見栄えも華やかになるのでおススメです。

・熨斗(のし)
・末広(すえひろ)
・結納金

2.婚約記念品

正式結納同様、婚約記念品は基本的には婚約指輪とお返しの時計などです。婚約指輪と時計は飾る台も結納品の1つとして用意をしましょう。

婚約記念品は時計以外にもスーツやビジネス小物の場合があります。そういった場合は目録を用意するとよいでしょう。

3.受書・家族書

略式結納の場合は、目録と受書は必要ですが、家族書や親族書は省略することもあります。ただ何かあった際に便利なものなので、迷ったら念のため用意しておくことをおすすめします。

4.結納金

結納金は正式結納同様、100万円、50万円というキリの良い数字、結納返しは半返し、もしくは1/3返しが一般的です。

結納返しも地方によって変わりますが、最近は結納返しは無しとするケースや、結納返しに品物を贈る人も増えています。

この章では、正式結納と略式結納で必要な準備物について紹介してきました。それぞれの特徴や性質を踏まえ、両家の思いに沿うように準備を進められるとよいでしょう。

次の章では、結納当日の流れを正式結納と略式結納それぞれの目線で紹介していきます。


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結納の当日の流れ

結納 振袖

いざ結納を行う場合は、当日の流れをしっかり把握しておきたいものです。ここでは、正式結納と略式結納それぞれの場合の当日の流れについて紹介していきます。

正式結納の場合

正式結納は、仲人に両家を行き来してもらうことで成立し、両家同士は顔を合わせないのが特徴です。また、関東式、関西式で流れが異なります。

関東式正式結納の流れ

まず、関東式正式結納を紹介します。正式な結納はまず仲人を立て、以下のような順序で両家を行き来します。

関東式正式結納の流れ
1 仲人は男性宅を訪問し、口上を述べた後、男性側からの結納品を受け取り退出
2 仲人は女性宅を訪問し、口上を述べ男性側からの結納品を渡した後、女性側からの受書と結納品を受け取って退出
3 仲人は再び男性宅へ戻り、口上を述べて女性側からの受書と結納品を渡したあと、男性側からの受書を受け取って退出
4 仲人は再び女性宅へ戻り、口上を述べて男性側からの受書を渡す
5 女性側は受書を受け取った後、仲人を酒肴でもてなして酒肴料としてお礼金を渡す

関西式正式結納の流れ

主に関西でおこなわれている正式結納では、結納品を納めるのは男性側から女性側に対してのみです。

基本の流れは上記で紹介したスタイルと変わりませんが、最後に男性側から女性側へ受書を運ぶ必要がないため、1往復で終了します。

さらに、女性側から男性側へ渡す受書も省略した「片道」のスタイルもあります。

誰がいつ、どのような口上を述べるかのタイミングなど、細かな流れは地域や家のしきたりによって異なります。仲人も交えて、事前に確認しておくようにしましょう。

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略式結納の場合

結納 新婦 両親

略式結納と正式結納の大きな違いは、両家が顔を合わせて進めていく点です。

また、略式結納には、仲人を「立てる場合」と「立てない場合」がありますが、最近では仲人を「立てない」ことがほとんどです。

略式結納にも関東式、関西式で流れに違いがありますので、おおまかにそれぞれの流れを見てみましょう。

関東式略式結納の流れ

関東式略式結納の流れは以下のとおりです。

関東式略式結納の流れ
1 結納品を飾り付ける(結納品は男性側が向かって右、女性側が左に飾る場合が多い)
2 両家が揃ったら、はじまりの挨拶をして着席(一般的に男性の父親が進行役を務める)
3 男性側から結納品を納め、男性の父親または男性本人が口上を述べる
4 女性側が男性側の目録に目を通し、受書を渡す
5 女性側から結納品を納め、女性の父親が口上を述べる
6 男性側が女性側の目録に目を通し、受書を渡す
7 婚約記念品の披露をする(記念品を準備している場合はここで交換)
8 男性側から締めの挨拶

関西式略式結納の流れ

関西式も流れは関東式と同様ですが、結納品を納めるのは男性側からだけなので、⑤、⑥は必要ありません。よって、結納品のやりとりは①~④で終わり、次の流れは⑦に飛びます。

この章では、結納の当日の流れを紹介してきました。正式結納、略式結納、さらに関東式、関西式で流れが違います。これから結納を控えている人は、ぜひこの記事を参考に円滑な式が行えるとよいでしょう。

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まとめ

いかがでしたか。今回は結納についてご紹介しました。

要点をまとめると・・・
・先輩カップルの結納の実施率は「15.2%」と約6.6組に1人
・結納は必ず行なわなければいけない儀式ではない!
・結納に必要なものは、結納の種類や地域によって異なる

この記事を参考に、結納をするかどうか判断でき、結納を実施する場合は必要なものや流れが理解できるでしょう。

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