結婚式を彩る!「花」のコーディネートアイデアと費用相場まとめ
結婚式場では、花が華やかに飾ってあるのが当たり前だと思っている方も多いかもしれませんが、すべて新郎新婦が打合せで決めているものです。
しかし二人にとって詳しくない分野になることが多い「花」。今回は、結婚式で使用する花のコーディネートアイデアや費用を抑えるポイントについてご紹介します。
この記事を読めば、当日ゲストにセンス良いと思ってもらえるコーディネートをイメージすることができるでしょう。
- この記事の内容をざっくり言うと…
- ・結婚式で使用する花を大きく分けると4種類ある
- ・装花の費用を抑えるポイントは花材を指定しないこと
- ・式をより華やかにする装花だが花以外で代用できるアイデアもある
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「装花」とは挙式・披露宴会場を装飾する花のこと
プランナーとの打ち合わせを始めると装花という言葉をよく聞くことになります。
「装花」とは、会場装飾花の略語であり、チャペルの祭壇や披露宴会場のメインテーブル、ゲストテーブルなどを装飾する花のことです。元々は結婚式場や花屋業界で使われる言葉です。
装花は上記の他にもウェルカムボードやウエディングケーキなど結婚式場の様々なものに施されています。
その役割は新郎新婦のイメージする結婚式の雰囲気に合わせて会場を花で飾り華やかにすることです。
華やかにするためには結婚式の様々な場所で装花を取り入れる必要があります。
ここまではまず装花というものがどういうものかについてご紹介しました。次の章では具体的に結婚式でどこに花が必要となってくるのかをお伝えします。
結婚式で「花」が必要となる場所は主に4つ!
結婚式において装花が必要になる場所は大きく分けて4つあります。
これら4つの中でも細かく分けると様々な場所で装花があることにより華やかさを演出できます。
会場の至るところで装花を取り入れられる場所があるため、新郎新婦の抱く結婚式のイメージを装花によって実現させることができるのです。
ただし、式場のプランによっては装花の種類がプランの中に含まれているもの・いないもの、それぞれありますので、必ず必要なもの・少し金額を落とすもの・不要なもの・手作りできそうなものなど予算に応じて決めましょう。
それでは、上記で挙げた装花が必要となる4つの場所について説明します。それぞれの細かい種類に関しては後に詳しくご紹介します。
チャペル装花
チャペル装花としては、教会・またはチャペルの祭壇を飾る花や、チャペルの参列者が座る椅子に飾る花、バージンロードの装飾などが挙げられます。
披露宴会場装花
披露宴会場装花としては、新郎新婦の高砂に飾るメイン装花、ゲスト卓装花、ウェルカムボード装花、ケーキ装花、キャンドル装花、受付装花などが挙げられます。
両親花束
披露宴の終盤、両親に感謝の手紙を読んで花束を渡す演出の際に使用する花束です。
ブーケ・ブートニア
挙式用のブーケ、お色直し用のブーケ、新郎のブートニアも新郎新婦をより華やかにする重要なアイテムのひとつです。
以上で、結婚式で花を使う4つの場所の紹介となります。
それではここから各項目を詳しく説明していきます。次の章ではまずチャペル装花についてお伝えします。
バージンロードを華やかにするチャペル装花
チャペルの装花があることでパージンロードがとても華やかなものになります。
チャペル装花と呼ばれるものは基本的には以下のものです。
・チェアフラワー
・バージンロード
・チャペルの祭壇
上記のものは、披露宴のように自由自在な演出を加えることは少なく、教会またはチャペルに元々あるイメージの花を使用することがほとんどです。
ただし、チャペルも自由に装飾できたり、どのような演出を行なっても問題ないといった式場も多くあります。
決まった花を決まったように飾るだけではなく、花のランクやリボンのあしらいを変化させることで、新郎新婦の理想により近づけることができます。
他にも造花などで既存のものであれば無料という式場がある一方で、チャペル装花の料金は必ず必要になる式場もあります。
装花について何が必要で何が出来ないのか、会場側に必ず確認するようにしましょう。
ゲストが座るイスのチェアフラワー
チェアフラワーとは、バージンロードの両脇の椅子に付ける装飾のことです。
それぞれの教会またはチャペルで決まった装花が付いている場合でも、花の違いやリボンのあしらい方など飾り方によって印象がずいぶん変わります。
チェアフラワー1つの金額の相場は、500円~2,000円くらいです。列の数だけ必要なので、仮に1,000円とすると「1,000円×列数」の金額が総額となります。
一般的には挙式料にチェアフラワーの代金が含まれていない会場が多いです。会場側によく確認しましょう。
チェアフラワーのコーディネート例
二人が歩くバージンロード
バージンロードの脇に花びらで装飾をしたり、バージンロードそのものに花びらを散りばめたりする演出を、フラワーバージンロードといいます。
チャペルにゲストが入る前から散りばめられている場合や、バージンロードに花びらをまくフラワーガールという演出を行う場合など、様々なやり方があります。
フラワーガールが花びらをまく場合、一般的にはカゴに入れる花びらの金額は5,000円ほどといわれています。フラワーガールの人数が増えればその分金額も上がります。
この花は生花よりも造花を極力選びましょう。
生花の場合、バージンロードを通る際にどうしても踏んでしまうので、バージンロードやドレスを汚してしまう恐れがあり、踏みつけられた生花の花びらはあまり綺麗とはいえないからです。
上記の理由でこの演出を禁止している会場もあります。検討している場合は会場側へ必ず確認しましょう。
バージンロードのコーディネート例
チャペルの祭壇
チャペルの祭壇の花は、真ん中に1点飾る場合と、両サイドに2点飾る場合があります。
教会やチャペルによってその数は変わるので、外部の花屋から装花を持ち込む場合は、あらかじめどちらなのかを会場側に確認を取ってから花屋に伝えましょう。
値段の相場は、1点2万~5万円くらいです。単純に2点より1点の方が金額を抑えられます。会場によっては挙式料に含まれている場合もあります。
チャペルの祭壇のコーディネート例
【その他】挙式のとき使用する花
上記以外で挙式の際に何らかの演出で必要となる花は下記が挙げられます。
・ブーケトス用花束
・フラワーシャワー
どちらも定番の演出ですので、せっかくの結婚式だから取り入れたいと思う方は多いですよね。それぞれ詳しく見ていきましょう。
ブーケトス用花束
ブーケトスとは、挙式を済ませた花嫁が、誰の手元に届くのか分からないよう後ろ向きになって、未婚女性のゲストに向かってブーケを投げるという演出です。
そのブーケを受け取ることができた女性は近く結婚できる、という欧米の言い伝えより、日本でも定番の演出となっています。
ブーケトス用の花束は花嫁が入場などの際に手にするブーケではなく、ブーケトス専用として用意しなければならないため、その分の費用がかかります。
相場としておおよそ5,000円ほどが一般的です。持ち込み料に関しては、会場側に確認してから判断するようにしましょう。
フラワーシャワー
フラワーシャワーとは、式を終えた新郎新婦が教会またはチャペルから出てくるところへ、ゲストが花びらをまいて祝福をするセレモニーです。
祝福の他に、幸せな2人のことを嫉妬する悪魔や悪い運気、降り掛かろうとする災いから守るため、魔除けとして花びらをまくという意味合いもあります。
ただし、実はまれに生花でのフラワーシャワーを禁止している会場もあります。禁止の理由は先ほどもお伝えしたように、フラワーシャワー後の花びらを踏むとその汚れが目立つからです。
生花でのフラワーシャワーを取り入れたいと思っている方は、可能かどうか一応確認すると良いでしょう。
生花にすると、一般的な相場は一人あたり300円~500円ほどです。人数分の値段となるので、300円だとすると実際には「300円×人数」が総額となります。
造花にすると一般的な相場は60円~70円ほどです。こちらも人数分の値段となるので、60円だとすると実際には「60円×人数」が総額となり、生花と比べても1/5程の金額となります。
そのため、おすすめは造花にすること、もしくは生花にフェザーを混ぜることです。この方法で少しでも節約になり、また造花やフェザーは軽いので舞う時間が長く、シャッターチャンスも多くなります。
フラワーシャワーの金額は通常の挙式料に含まれていないことが多いです。
持ち込みを検討する場合は持ち込み料や花びらをゲストに配る時のカゴの用意ができるかなど、会場に必ず確認しましょう。
ここまで装花の一つであるチャペル装花についてまとめました。次の章では披露宴会場装花についてまとめていきます。
会場の雰囲気を左右する披露宴会場の装花
披露宴会場は最も装花を使用する場所です。そのため装花の種類は多岐に渡り、一つ一つが会場の雰囲気や結婚式のイメージを左右するものばかりです。
・高砂(たかさご)のメイン装花
・テーブル装花
・ケーキ装花
・ケーキナイフ・トーチ類
・グラスフラワー
・マイクフラワー
上記が披露宴会場の代表的な装花です。
ハナユメが先輩カップルに会場装花の費用を尋ねたところ、「5万円未満」が最も高く13.5%で、平均金額は10.6万円となりました。
また、装花の依頼先は「会場または会場提携の花屋」で手配することが多いでしょう。
ブーケやフラワーシャワーなどと違いほぼ持ち込みがない理由は、生花なので事前準備ができず、当日の朝限られた時間でセッティングしなければならないからです。
それをふまえて、2人の結婚式のイメージを実現するために安心して任せられる花屋に依頼しましょう。
二人が座る高砂のメイン装花
新郎新婦が座る高砂の前に飾る花です。メイン装花は一番目立つため、2人の結婚式のイメージを決める重要な装花になるので必須の装飾といえます。
一番目立つといっても、豪華にしすぎて会場全体のバランスが取れなくなることは避けましょう。
生花だけを飾るのではなく、最近は2人の名前のイニシャルの頭文字をおしゃれな置物として使う「イニシャルオブジェ」や小物を使ってより個性的な雰囲気を作り上げる新郎新婦が増えています。
一般的な相場は4万~10万円です。
メイン装花コーディネート例
テーブル装花
ゲストテーブルの中心にある装花のことです。テーブルの数だけ必要となるので卓数分の費用がかかります。
会場全体の雰囲気を作り上げる一つの演出でもあり、同時にテーブルに座るゲストへのおもてなしや感謝の意味もあるので、メイン装花に合わせながら、豪華にしすぎなくともある程度華やかにしましょう。
テーブルの中央に一つのアレンジで装花する場合や、人数分の小さなアレンジで装花し、帰る際にはフラワープチギフトとしてゲストに持ち帰ってもらう場合もあります。
一般的な相場は4,000~1万円です。
テーブル装花コーディネート例
ケーキ装花
ウエディングケーキの周辺を囲むように飾られている花の装飾のことです。ケーキ装花はケーキのデザインに合わせて様々なアレンジがあります。
ケーキカットの演出の際に必ず近くで写真を撮られるので、ケーキの周辺に装飾が何もないと寂しいものになりかねません。この装飾に関してはメイン装花と同じくらいこだわることをおすすめします。
会場によっては、ウエディングケーキの金額に含まれるのか、メイン装花の金額に含まれるのか、別途注文が必要なのか、色々なパターンがあるので必ずプランナーに確認しましょう。
一般的な相場は5,000~1万円です。
ケーキ装花コーディネート例
ケーキナイフ・トーチ類
ケーキカットの際のナイフやキャンドルサービスの際のトーチに装花を付ける場合があります。
打ち合わせの際に見落としてしまいがちですが、ケーキナイフやトーチ類に装花を付けるようにリクエストしないと装花なしで行うことになります。
リボンを付ける会場もありますが、会場に不似合いにならないようにどのようなリボンなのかを確認する必要があります。
2人で初めての共同作業として演出する際の重要なアクセントなので、取り入れることをおすすめします。
一般的な相場は2,000~4,000円です。
グラスフラワー
グラスフラワーはシャンパングラスの足に付ける花です。
一般的な相場は1,000~3,000円ですが、ゲスト全員に付けるのはその人数分かかるため、1,000円とすると「1,000円×人数分」が総額となります。
新郎新婦によっては、主役の2人のグラスのみ付ける、もしくはゲストの中に誕生日の方や祝福を考えている方がいればその方のみ付け、プチサプライズをするという演出が多いようです。
マイクフラワー
マイクフラワーは司会者が使用するマイクや、主賓やお世話になった方がスピーチをする際のマイクに付ける花です。
マイクに花があることでもそのゲストや司会者に向けても感謝の気持ちを込めることができます。
一般的な相場は1,000~3,000円です。
ここまで装花の一つである披露宴会場装花についてまとめました。次の章では両親へ贈る花束についてお伝えします。
披露宴のクライマックス・両親への贈呈花束
披露宴の終盤、両親へ花束を贈るシーンはその場にいる皆にとって、とても感動的なシーンとなります。
花束贈呈の意味は、自分の両親に渡す場合はストレートといい、「今まで育ててくれた両親へ感謝の気持ち」が込められています。
相手の両親に渡す場合はクロスといい、「これからよろしくお願いします」「相手を幸せにします」「2人の生活を見守っていてください」という挨拶の意味があります。
またダブリューといい、自分の両親と相手の両親の両方に花束を贈るやり方もあります。「今までありがとう。そして、これからもよろしくお願いします」という感謝と挨拶の両方が込められています。
一般的な相場は1つ5,000円ほどで、両家分で1万円からです。
また最近は花束でなく、記念品にする新郎新婦も多いです。
贈った日から長期保存できる「プリザーブドフラワー」や、新郎新婦が生まれた時と同じ重さの「ウェイトベア」など、花束同様に感謝の想いを込めた記念品を贈ります。
お母様に花束を渡し、お父様に記念品を渡すと、より深い感謝を伝えることができるのでおすすめです。
ここまで装花の一つである両親へ贈る花束についてまとめました。次の章ではブーケ・ブートニアについてお伝えします。
一層輝かせてくれるブーケ・ブートニア
ブーケは挙式や集合写真、入退場のときなど注目される場面では花嫁が必ず手元に持つアイテムです。
ブーケ(bouquet)というのは、フランス語で「花束」という意味を持ちます。日本では、ブーケというとウェディングブーケのことを指すケースが多いようです。
ウェディングブーケの歴史は古く、諸説ありますがヨーロッパでは3,000年以上前から存在していたという説もあります。
元々は、男性が女性にプロポーズをするときに渡した花束が由来となっているそうです。
プロポーズされた女性の返事が「YES (はい)」であった場合、花束から1輪の花を抜き取り、男性の胸ポケットに挿したのだとか。
ちなみに、この一連のやり取りは結婚式の演出としても行われ、「ブーケ・ブートニアの儀式」と言われています。
人気のブーケ・ブートニア
ここまで装花の一つであるブーケについてお伝えしました。
これだけ多くの種類がある装花は、式場プランにもよりますが追加料金がかかるものが多く金額も高くなりがちです。
他にも衣裳や食事など必要なところはたくさんあるので、できれば金額は抑えたいですよね。
そこで、次の章では安いと思われずに装花の費用を抑えるポイントについてお伝えします。
ケチったと思われずに装花の費用を抑える3つのポイント
結婚式でお金をかけるポイントはたくさんあり、装花もその一つです。予算の関係でどうしても節約しなければならない場合もあるでしょう。
しかし、意外とゲストはどこを節約したのかを見抜くものです。
実際、結婚式が始まる前の最初の印象に影響を与えるのがゲストが座っている目の前にある装花なので、その部分を節約しすぎるとすぐにバレてしまいます。
節約できるならしたいところですが、できればゲストには気づかれたくありませんよね。
そこで、ゲストには決してケチったとは気づかれない、でも節約の方法になるポイントを3点お伝えします。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1.花は一年中手に入るものを選ぶ
花は通年手に入るものを選んで装飾しましょう。結婚式を挙げる季節に合った花を選ぶことも大切です。
季節に合っていない花をリクエストしてしまうと、入手が難しかったり貴重なものになるため、高額になります。手に入ったとしても状態が良くない場合もあります。
ゲストは花の種類をよく見るより、ボリュームがあるかどうかで結婚式の華やかさや豪華さを判断する人が大半です。花の種類にこだわらなければ通年手に入り低価格で仕入れられる花でボリュームを作れます。
その年の気候にも左右されるのが花なので、高額になるのを極力避けるため、年中流通している花を選びましょう。
2.ボリュームを出したいときはグリーンを多めに使用する
ボリュームを出すことを考える場合、花も大切ですがグリーン主体で装飾をすることで節約ができます。
緑部分の単価は指定のない限りは花よりも単価が安くなります。
またフルーツや木の実などを使用するのもオリジナリティが出て鮮やかになります。花はポイントで使用し、グリーンを多めに使ってボリュームを作り、華やかさを上げましょう。
3.こだわりがない人はフローリストに花材をおまかせする
フローリストにすべてお任せすることはこの3つのポイントの中で一番のおすすめです。理由は、フローリストもプロですので、予算内で最大限の良いものを作ってくれることが多いからです。
特別こだわりがない人は、色味と予算のみ指定して、花材はすべておまかせしましょう。
ただし、前もってどのようなボリュームになるかは確認し、2人のイメージから外れないようにしましょう。
以上がゲストにケチったと思われない節約方法となります。
この章で結婚式を挙げる季節に合った花について記載しましたので、次の章では季節別で結婚式に向いている花材とそれぞれの花言葉についてお伝えします。
季節別!結婚式に向いている花材とそれぞれの花言葉
ここでは、季節別に使える花材の紹介と、それぞれの花言葉を簡単にご紹介いたします、。
オールシーズン
季節問わず使える花材には、バラやトルコキキョウといった定番の花があげられます。
<バラ>
特徴:ブーケといえばバラというぐらい定番の花です。
花言葉:「愛」の他に、色によって「尊敬(白)」、「上品(ピンク)」などがあります。
<カサブランカ>
特徴:白いウェディングドレスに大変似合う白い花です。
花言葉:「威厳」、「純潔」などです。
<トルコキキョウ>
特徴:バラよりもやわらかな印象をブーケに持たせます。
花言葉:「優美」、「希望」です。
<カスミソウ>
特徴:英語では、baby’s breathと呼ばれるほど小さくて可憐な花です。
花言葉:「清らかなこころ」です。
<ガーベラ>
特徴:かわいらしく、花びらも大きいためブーケの定番の一つです。
花言葉:「希望」という共通の花言葉の他、色によって「崇高美(ピンク)」、「律儀(白)」などがあります。
春
春に旬を迎える花として、桜、芍薬(しゃくやく)、スズランを紹介します。
<桜>
特徴:日本人にとっては、もはやお馴染みの花です。ブーケ以外に、会場装飾にも取り入れてもいいでしょう。
花言葉:「精神の美(品種によって多少変化します)」です。
<芍薬>
特徴:花びらが大きく豪華さを演出できる花ですが、旬は短い(5~6月がピーク)です。
花言葉:「はじらい」「はにかみ」などです。
<スズラン>
特徴:花の形が鈴に似ていることから、この名前がついたと言われています。
花言葉:「純粋」「純潔」など。
夏
夏の花々としては、アジサイ・ひまわり・ユリの3つです。
<アジサイ>
特徴:梅雨の時期の代名詞で、ジューンブライドとの相性もばっちりです。
花言葉:「元気な女性」「一家団欒」などです。
<ひまわり>
特徴:太陽に向かってただまっすぐに咲くひまわりは、一途さの象徴です。
花言葉:「あなただけを見つめる」です。
<ユリ>
特徴:純潔のシンボルといえる花です。ちなみに、オールシーズンで紹介したカサブランカは、ユリ科の植物です。
花言葉:「純粋無垢」です。
秋
結婚式の人気シーズンとなる秋には、ダリア・ピンポンマム・コスモスがおすすめです。
<ダリア>
特徴:美しい見栄えが特徴的で、ブーケでも主役級として用いられることもある花です。
花言葉:「優雅」です。
<ピンポンマム>
特徴:丸い形が印象的な秋の花です。
花言葉:「真実」「君を愛す」などです。
<コスモス>
特徴:秋に咲くかわいらしいピンク色の花といえばコスモスです。会場装飾や一輪挿しにしてアクセントをだすのも良いでしょう。
花言葉:「乙女の真心」です。
冬
最後は冬の花々として、ポインセチアとラナンキュラスのご紹介をします。
<ポインセチア>
特徴:真っ赤な花びらが特徴的であるため、クリスマスシーズンにぴったりです。
花言葉:「祝福」「私の心は燃えている」です。
<ラナンキュラス>
特徴:豊富な色と大きな花びらで、冬のブーケに暖かな彩りを与えます。
花言葉:「晴れやかな魅力」「光輝を放つ」などです。
ここまで季節別に結婚式に向いている花材とそれぞれの花言葉についてお伝えしました。次の章では花以外で代用できる先輩カップル演出案をご紹介します。
お花以外で代用できる!先輩カップルアイデア4選
装花をただ節約してしまうと寂しい雰囲気になりますが、ちょっとしたアイテムで代用し、節約する前以上に素敵で華やかにできる方法はたくさんあります。
今回は先輩カップルのアイデアを4つご紹介しますので是非参考にしてみてください。
それぞれ詳しくお伝えします。
1.フラワーシャワーにかわるものを手作りする
定番のフラワーシャワーはもちろん素敵ですが、最近は色々な種類のシャワーが行われています。
例えばリボンシャワーは、カラフルで華やかなシャワーがオーガンジー素材やサテン素材などで手作りできます。
蝶々結びのリボンに「縁を結ぶ」という意味があることから行われています。
折り鶴シャワーという演出もあります。昔から「健康」や「平和」のシンボルとされてきたことから、「新郎新婦、ゲストの皆様が末永く健康で平和でいれますように」という意味があります。
またリボンワンズという演出も流行です。「ワンズ」とは英語で「杖」という意味で、スティック状のものにリボンがついたものをリボンワンズといいます。
そのスティックにベルがついたものをフラワーシャワーの代わりに新郎新婦退場の際に振るという演出です。
フラワーシャワーは一度投げたらそれで終わりですが、リボンワンズならずっと振り続けられるのでゲストもより楽しく参加できます。
ベルにも「魔除け・子孫繁栄・神様を呼ぶ」という意味があるので結婚式にはぴったりです。
どれもDIYで手軽に作れます。手間はかかりますが式場のフラワーシャワーの金額が予算に合わなければ、手作りすることもおすすめです。
2.会場の飾りつけにバルーンを取り入れる
装花を少なくしても寂しくならないようにするためにおすすめなのがバルーンを取り入れることです。
会場内で下にバルーンを置くだけでなく様々な場所に浮かすこともできますし、スポットや高砂の両サイドに装飾しても華やかでおしゃれになり、ゲストに節約感を感じさせてしまう心配はありません。
インターネットでは風船用のヘリウムガスが5,000円ほどで販売されているので手頃に購入できます。
3.テーブル装花で花器を活かしたものやキャンドルを使用する
ゲストテーブルは特にゲストが式の間ほとんどの時間を過ごす場所ですので、できるだけ華やかにしたいものです。
例えば花器のデザインを活かして透明な鉢に花を数輪浮かせたり、砂を入れて貝殻を並べたりすると、おしゃれでオリジナリティ溢れる空間になります。
また「ハーバリウム」という花の入った小瓶を使うのもおしゃれ感が出ておすすめです。
プリザーブドフラワーを小瓶に入れて専用オイルで手作りすることもできます。専用オイルは1,600円ほどで購入することができます。
さらにはテーブル装花の間にキャンドルやジェルグラスを置くことでおしゃれに見え、装花そのものの量が減るのでその分装花の料金も浮きます。
ゲストテーブルに結婚式の世界観を様々な方法で演出しましょう。
4.カラードレス用のブーケをリストレットにする
お色直し後のカラードレス用のブーケをリストレットにするのも素敵な演出です。
「リストレット」とは、直訳すると手首飾り、腕輪のことで、結婚式では手首に付けるブーケのことを指すのが一般的です。
花やリボンをあしらって、結婚式のウエディングブーケやグローブの代わりに花嫁の手元を彩るアイテムとしてとても人気です。
手に付けるものなので小ぶりで、通常のブーケに比べて費用を抑えられます。
最大の魅力は華やかになり、自由に手を使えることです。
お色直しでカラードレスになる際に、ブーケではなくリストレットにすることで手に持つ必要がなくなります。
そのためテーブルラウンドの際にプロップスを持ったり、キャンドルサービスをしたりといった演出がスムーズに進行するというメリットがあります。
特に花嫁の手紙の際には手元に注目が集まる演出なので、花嫁姿をより引き立ててくれ、写真映えするビジュアルになるでしょう。
ブライズメイドや受付をしてくれるゲストにおそろいのリストレットを付けるのも一体感のある結婚式になります。
このようないろんなアイデアでさらに華やかな結婚式をつくり上げましょう。
まとめ
いかがでしたか。今回は結婚式の花についてご紹介しました。
要点をまとめると・・・
・結婚式で使用する花を大きく分けると4種類ある
・装花の費用を抑えるポイントは花材を指定しないこと
・式をより華やかにする装花だが花以外で代用できるアイデアもある
この記事を参考に、結婚式でどこに花が必要か知ることができ、自身の結婚式の花のコーディネートの参考になると良いでしょう。
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