秋の結婚式はいつがいい?9月・10月・11月の違いと費用の抑え方

新郎新婦 フォトウエディング ドライフラワー

秋は1年の中でも過ごしやすい気候で、新郎新婦にとってもゲストにとっても嬉しい季節です。

ただし希望が集まるぶん費用は上がり、大安・土曜日・正午スタートは特に予約が取りにくくなります。「式場に問い合わせたら、希望していた秋の土曜日はすでに埋まっていた」ということも珍しくありません。

費用は曜日や時間帯の選び方で下げられるので、どこを譲れるかを先に決めておくと式場探しが進めやすくなります。まずは、秋にこれだけ結婚式が集まる理由から見ていきます。

この記事の内容をざっくりいうと…
・秋の結婚式は過ごしやすく、ゲストにとっても嬉しいシーズン
・人気の時期だからこそ、割引が少なく予約できる日程も限られている
・秋らしさが出るコーディネートやテーマがおすすめ

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秋の結婚式が人気の理由|実施月ランキングは10月が1位

結婚式を挙げた月に関するアンケート結果のグラフ

ハナユメの調査によると、先輩カップルが結婚式を挙げた月でもっとも多いのは10月で11.6%、次いで11月が11.3%と、1位と2位を秋が占めました。

春も上位に入りますが、先輩カップルの3分の1以上が結婚式に秋のシーズンを選んでいることもわかります。

なぜ秋に結婚式が集中するのか

秋に希望が集まるのは、気候が安定しているからです。「秋晴れ」という言葉があるように、穏やかに晴れる日が続きます。人気シーズンは春と秋のどちらかで迷う人が多いですが、春は新年度にあたり、入学や入社、異動と重なって身動きが取りにくい時期です。

忙しさの面で比べると、秋のほうがゲストの予定を押さえやすくなります。新郎新婦にとっても過ごしやすい時期のため、ガーデンパーティーのように屋外を使った演出まで選択肢に入ります。ゲスト側と新郎新婦側の条件がそろうことが、秋に希望が集中する理由です。

ただし人気の季節には、その裏返しもあります。次章では、秋の結婚式のメリット・デメリットについて詳しく見ていきましょう。

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秋の結婚式のメリット・デメリット

秋の花や紅葉で装飾された部屋の椅子に並んで座る新郎新婦

気候がいいことはわかっていても、費用や予約の取りにくさまで含めると、秋でいいのか決めきれないという方もいます。メリット・デメリットを見比べて、どちらを重視するか参考にしてみてください。

秋の結婚式のメリット

まずはメリットから確認しましょう。

【秋の結婚式のメリット】
・過ごしやすい気候でゲストを招きやすい
・ガーデンやテラスを使った演出を取り入れやすい
・秋の食材を生かしたメニューをそろえられる

過ごしやすい気候でゲストを招きやすい

夏に挙げると、結婚式場までの道のりの暑さが気になりますし、屋外でセレモニーを行う場合は強い日差しへの対応も必要になります。冬であれば寒さ対策に加えて、風邪やインフルエンザによる急な欠席も心配です。

秋はどちらの心配も小さく、体力の面が気になる年配の親族にも声をかけやすい季節です。ゲストにとって参加しやすいことが、そのまま出席率にもつながります。

ガーデンやテラスを使った演出を取り入れやすい

ガーデンパーティーやテラスでのデザートビュッフェは、天候に左右される演出です。照りつける日差しの中や冷たい風が吹く状況ではゲストが落ち着いて楽しめませんし、雨が降れば中止にせざるを得ません。

暑すぎず寒すぎず、雨も少ない秋であれば、こうした演出を当日の進行に組み込みやすくなります。屋外を使いたいなら、季節そのものが条件のひとつです。

秋の食材を生かしたメニューをそろえられる

秋は四季の中でもっとも食材が豊富な季節です。実りの秋ならではの野菜やきのこ、魚を使った料理でゲストをもてなせます。

料理にこだわったプランを用意している式場やレストランも多いため、料理を重視したい場合は選べる式場の幅が広がります。

秋の結婚式のデメリット

次にデメリットを見ていきます。いずれも避けようがないものではなく、動き方しだいで軽くできます。

【秋の結婚式のデメリット】
・人気の月のため費用が高い
・希望の日取りで予約が取れないことがある
・友人や親族の結婚式と月が重なりやすい

人気の月のため費用が高い

1年でもっとも希望が集まる季節のため、秋の結婚式は他の時期より費用が高くなります。式場によっては、同じプランでもハイシーズンとローシーズンで100万円近く差が出る場合もあります。

希望の日取りで予約が取れないことがある

秋の中でも土日祝日の大安には希望が集中します。大安・土曜日・正午スタートがそろう日は、1年前に動いても押さえられないことがあります。

友人や親族の結婚式と月が重なりやすい

気候がよくゲストを招きやすい秋は、1年でもっとも結婚式が多い季節です。そのぶん、親族や友人の結婚式と時期が重なる可能性も高くなります。同じ月どころか日程まで重なることもあるので、日取りが決まり次第、早めに伝えておくといいでしょう。

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秋の結婚式の費用は他の季節より高い|抑える4つの方法

電卓で計算しながら費用について相談するカップルの手元

費用が高いと聞くと、秋そのものをあきらめようかと考える方もいます。ただ、金額が上がるのには理由があり、その理由がわかれば下げられる余地も見えてきます。

結婚式の金額は旅行の料金と同じく、季節や曜日によって大きく変わります。旅行にGWや年末年始といった繁忙期と、料金の下がる閑散期があるように、結婚式にも人気の時期とそうではない時期があります。招待客が出席しやすい土日祝日は高くなり、平日は安くなりますし、繁忙期である秋や春は、真夏や年始などの閑散期に比べて高い金額設定です。

ハイシーズンである秋の中でも、実施月1位の10月は、平日であっても大安などでお日柄がよければ、閑散期の土日祝日より金額が高い場合があります。ハナユメが調べた2025年上半期の結婚式費用の平均は361.5万円ですが、秋の結婚式はこの金額を上回る可能性も十分あるでしょう。

秋の結婚式で費用を抑える4つの方法

【結婚式費用を抑えるポイント】
・土曜ではなく祝日・日曜や平日を選ぶ
・大安・友引ではなくそれ以外を選ぶ
・昼頃ではなく夕方や午前早めの時間を選ぶ
・式場により用意がある「直前プラン」「早割プラン」を利用する

土曜日の人気が高いのは、翌日が休みでゲストが集まりやすいからです。大安と友引はお日柄を重んじる人からの希望が集中し、正午前後のスタートも同じ理由で埋まりやすくなります。

反対に夕方や午前早めの時間、仏滅や赤口の日は枠が残りやすく、割引の対象になる可能性が高いです。「直前プラン」「早割プラン」は式場によって内容が違うため、見学のときに用意があるかを聞いておくといいでしょう。

4つすべてを外すのは難しくても、どれかひとつを譲るだけで金額は動きます。費用を最優先にするなら、秋のうち土曜以外から探すという選び方もあります。優先順位をふたりで先に決めておくと、式場との打ち合わせもスムーズに進むでしょう。

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秋の結婚式は9月・10月・11月でどう違う?

秋に決めたあとで次に迷うのが、9月・10月・11月のどれにするかです。同じ秋でも、休みの並びや予約の取りやすさ、費用の傾向は月ごとに違います。

特徴 注意したい点
9月 シルバーウィークがあり、ゲストが休みを取りやすい お彼岸と重なる日がある。旅行の予定が先に入っている人もいる
10月 実施月ランキング1位(11.6%)で、気候が安定している 大安・土曜日・正午に希望が集中し、予約が取りにくい
11月 実施月ランキング2位(11.3%)。後半から紅葉の時期に入る 費用が高くなりやすく、前撮りの予約も混み合う


3つの中で日取り選びに注意が必要なのが9月です。避けたほうが無難とされる時期があるので、そこから見ていきます。

9月の結婚式で注意したい日取り|お彼岸とシルバーウィーク

9月で気をつけたい時期のひとつがお彼岸です。秋のお彼岸は、秋分の日を中日とした前後3日間、計7日間を指します。

お彼岸に結婚式を挙げるのは縁起が悪いのではと考える方もいますが、彼岸は先祖に感謝し、供養をする期間であって喪中ではありません。「縁起が悪い」「不謹慎」に当たるものではないので、日取りとして避けなければならないわけではありません。

ただしお彼岸には墓参りをする習慣があり、年配の方はしきたりとして大事にしている場合もあります。年配の親族や上司を多く招くなら、この時期は外したほうがいいでしょう。どうしてもその時期に挙げたい場合は、招待するときにお彼岸の意味へ配慮し、丁寧に説明しておくと安心です。

2つ目に気をつけたいのが、お彼岸を含む長期連休となるシルバーウィークの期間です。旅行や帰省を計画する人も多く、この時期の平日に遅い夏休みを取る人もいます。ツアーや航空券の予約は早い時期のほうが安くなるため、半年前に予定を固めている人もいるかもしれません。9月の連休に挙げるなら、日程だけでも前もって知らせておくことをおすすめします。

10月・11月に挙げるなら早めの予約を

10月と11月は実施月ランキングの1位と2位で、秋の中でも希望が集中します。この2ヶ月で大安や土曜日を狙うなら、動き出しが早いほど選択肢が多くなります。

11月は後半から紅葉の時期に入るため、式そのものだけでなく前撮りの予約も重なります。費用の面でも秋の中では高めになりやすいので、日取りを優先するのか金額を優先するのかを決めてから式場に相談するといいでしょう。

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秋の結婚式で人気の曜日とお日柄

カレンダーを指差しウエディングチェックリストを確認する女性の手元

月が決まっても、大安の土曜日にこだわるかどうかで、押さえられる日は大きく変わります。どの曜日とお日柄に希望が集まっているのか見ていきましょう。

人気の曜日やお日柄の割合

ハナユメの調査によると、翌日が休みの人が多いという理由から「土曜日」を選ぶ人が57.7%と半数を超えています。次いで日曜日が23.7%で、土日を選ぶカップルが大半を占めました。

お日柄では「大安」を選んだ方が30.2%、「友引」を選んだ方が23.9%でした。

時間帯は「正午ごろスタート」を希望する方が多いものの、同じ式場を1日に2組または3組で利用する場合が多く、挙式のスタート時間が午前中・お昼過ぎ・夕方前と分かれていることがあります。そうした時間設定の式場では、昼過ぎの枠に希望が集まります。大安の土曜日、それも昼からの結婚式は、もっとも予約が殺到する日程です。

3つすべてを満たす日を狙うなら、1年以上前から動くつもりでいたほうが安心です。お日柄を譲って土曜日を取る、あるいは大安を優先して平日にするという選び方もあります。ふたりにとって外せない条件がどれなのかを決めてから、式場に相談するとスムーズです。

日取りの目星がついたら、次に考えるのは当日をどう秋らしく見せるかです。会場の装飾から料理まで、秋だからこそ選べるものがあります。

秋の結婚式におすすめのアイデア7選

秋を選んだからには季節感を出したいものの、装飾・料理・引出物のどこから決めればいいか迷う方もいます。取り入れやすい6つのアイデアと、当日以外の楽しみ方として前撮りも取り上げます。

【秋の結婚式におすすめのアイデア】
・落ち葉や木の実をテーマにした結婚式
・秋を感じるアイテムや会場コーディネート
・秋のトレンドカラーを取り入れたドレスやブーケ
・ハロウィンモチーフのコーディネート
・秋の食材を使った料理でのおもてなし
・栗やもみじがモチーフのプチギフト
・紅葉を背景にした前撮りやロケーション撮影

落ち葉や木の実をテーマにした結婚式

紅葉した葉や鮮やかな花で飾られた木製のアーチ

ナチュラルな雰囲気が好みのふたりなら、木の実や落ち葉、木の枝を使った会場装飾がおすすめです。

いっそのことガーデンウエディングにして、秋の庭をまるごと会場にしてしまうという選び方もあります。紅葉を背景にした写真だけでなく、落ち葉のじゅうたんも絵になります。

秋を感じるアイテムや会場コーディネート

紅葉や松ぼっくりを用いたテーブルコーディネート

松ぼっくりを添えた席札や、枝に結びつけた木の実、色とりどりの落ち葉をカード代わりに使う演出は、費用をかけずに取り入れやすい部分です。

小物や装飾をウッディーなテイストでそろえ、アンティーク調にまとめるという方法もあります。テーブル回りにアイビーをグリーンの挿し色として置いたり、リネン類をベージュや茶系で統一したりすると、会場全体で秋を感じられます。

秋のトレンドカラーを取り入れたドレスやブーケ

ブラウンのタキシードを着た新郎とテラコッタのカラードレスを着た新婦

ボルドーやブラウン、深緑を基調にすると、落ち着いた雰囲気にまとまります。茶系の花にくすんだピンクやオレンジを挿し色として使えば、シックな中にも柔らかさが出ますし、深紅のバラや紫系の花を選べば大人びた印象になります。

ドレスはアイボリーやシャンパンゴールドがブラウンやボルドー系の花と合わせやすく、上品な仕上がりになります。ドレスを主役にするなら、テラコッタやマスタードなどのこっくりとしたカラーもおすすめです。

ハロウィンモチーフのコーディネート

ハロウィンデザインのガーランドやジャックオーランタンの装飾

10月のイベントといえばハロウィンです。オレンジや黄色を基調にした会場装飾に、定番のかぼちゃの飾りつけや、魔女とおばけのモチーフを差し込むとまとまります。ブーケや髪飾りにオレンジのガーベラやバラを使うという方法もあります。

かぼちゃのランタンで飾ったスペース、おばけの形のキャンディーの引出物、お色直しで魔女の帽子をかぶって登場する演出まで重ねると、ゲストが写真に残したくなる場面が増えます。

秋の食材を使った料理でのおもてなし

肉料理にソースをかけるスタッフの手元

料理でもてなしたいなら、秋の食材を使ったコースが選べます。秋のおいしい魚を使ったポワレやアクアパッツァ、きのこをふんだんに使った濃厚なソースを添えた肉料理など、この時期にしか味わえない味覚を並べられます。料理に合わせてワインを選ぶという楽しみ方もあります。

秋に特化したスペシャルメニューを用意している式場やレストランもあるので、見学のときにその時期のメニューを見せてもらうと、当日の献立が想像しやすくなります。

栗やもみじがモチーフのプチギフト

ドライフラワーや麻紐を用いてギフトボックスをラッピングする様子

プチギフトにも秋を持ち込めます。栗を使ったパウンドケーキや、木の実がふんだんに入ったカップケーキは、女性だけでなく男性にも、年配の方にも好まれるお菓子です。もみじや葉っぱをモチーフにした小皿やコースターも、季節感が出るアイテムです。

持ち帰ったあとも手元に残るものを選ぶと、秋に挙げた結婚式だったことがゲストの記憶に残ります。

紅葉を背景にした前撮りやロケーション撮影

紅葉を背景にした前撮りをする和装姿の新郎新婦

当日以外にも秋を生かせるのが前撮りです。屋外でロケーション撮影を行うカップルは増えていて、秋は気候が安定していて撮影しやすいうえ、11月後半からは紅葉を背景にできます。

もみじの赤やイチョウの黄色を背景に入れると、和装ではあでやかな着物の色柄が引き立ちますし、ウエディングドレスでも写真に深みが出ます。ただし紅葉が美しい時期はそう長くなく、撮影の希望も同じ時期に集中します。当日の日取りを決めたら、前撮りの枠も同じタイミングで押さえておくほうが安心です。

まとめ

秋は実施月ランキングで10月と11月が1位と2位を占め、気候の面ではゲストの負担がもっとも小さい季節です。

そのぶん費用は上がり、大安・土曜日・正午の枠は取り合いになります。曜日とお日柄のどちらを譲るかを先に決めておけば、秋でも予算に収まる日程が見つかります。

要点をまとめると…
・秋の結婚式は過ごしやすく、ゲストにとっても嬉しいシーズン
・人気の時期だからこそ、割引が少なく予約できる日程も限られている
・秋らしさが出るコーディネートやテーマがおすすめ

まずは希望する月と、譲れる条件を整理してみるところから始めてみましょう。

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