伝統の日本髪「文金高島田」で古式ゆかしい結婚式を!
日本の花嫁の象徴ともいえる日本髪。
その歴史や、どのような意味が込められているかをご存じでしょうか?
今回は中でも人気が高く定番の「文金高島田(ぶんきんたかしまだ)」についてご紹介します。
伝統を大切にした結婚式を挙げたいと考えているカップルは必見です!
文金高島田の歴史
「文金高島田(ぶんきんたかしまだ)」は、古くから花嫁の髪型として定着している日本髪の一種です。
島田髷(しまだまげ)という髷の種類に分類され、髷を高く結うのが特徴です。
島田髷は江戸時代初期に登場した未婚女性の代表的な髪型で、日本人女性に一番似合う髪型だと言われています。
現代では自毛で結うことは少なく、かつらを使用する場合が多いようです。かつらを使用する場合は、事前にかつら合わせを行い、髪の色や額の形に合うように調整を行います。
文金高島田の種類
文金高島田にはかつらを使うか、地毛を使うかによっていくつかの種類があります。その種類についてご紹介します。
全かつら
地毛を全てかつらの中に納める方法。耳が隠れるデザインになっているのが特徴です。
自分の髪は使用しないため、事前にかつら合わせを行なっておくのが安心です。
半かつら
顔周りは地毛で結い、それ以外はかつらを使用する方法。全かつらに比べ少し小ぶりで、耳やおでこが出るデザインです。
かつらに抵抗がある人におすすめの方法です♪
華結い
出典:@belletetsu
地毛で文金高島田を結う方法。顔立ちに合わせて結うことができるため、最も自然な雰囲気になります!
ただしすべて自分の髪で結うため、髪の長さは肩下15センチ以上、前髪は鼻先程度の長さが必要です。地毛での日本髪を検討する場合は、髪の長さとも相談しなければなりません。
文金高島田のアレンジ
結婚式では、文金高島田に角隠しや綿帽子を着けることが多いです。それぞれの意味合いを含めてご紹介します!
角隠し
出典:@maaa1208
出典:@eri_wd_0824
出典:@ohr__xmc
角隠しとは帯状の布のことで、文金高島田を結った際に使用します。
白無垢のほかに、色打掛や引き振袖を着用する際にも使用することが可能です。
角隠しを着けることで、「角を隠して夫に従順になる」という意味が込められているという言い伝えも!
綿帽子
出典:@yumo1111
出典:@nao.1111
出典:@chywedding
綿帽子とは白い袋状の被り物のことを言います。
もともとは女性が外出をする際の埃除けとして使用されていたのだそうです。
綿帽子は角隠しと異なり、白無垢を着用した場合のみ使用が可能です♪
まとめ
今回は文金高島田についてご紹介しました。
和装を着用するなら、ぜひ伝統ある日本髪に挑戦してみてはいかがでしょうか?
この記事が少しでも参考になれば幸いです♪
ハナユメウエディングデスク
栄店アドバイザー(M)
経歴
ウエディングプランナーとして結婚式のプロデュース担当を経験後、現在はハナユメのウエディングアドバイザーとして式場探しのお手伝い中!
一言
大切な結婚式のために少しでも参考になるよう、情報をお伝えしていきたいと思います。少しでもご参考になれば幸いです^^
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