足を踏み入れた瞬間「ここで挙げたい！」

足を踏み入れた瞬間、煌びやかな光景にインスピレーションを受け、ここで式を挙げたい！と心に決めました。ホテル雅叙園東京は両親が式を挙げた場所でもあり、“これも一つの親孝行では”と思ったことも決め手の一つです。テーマは「ゲストと作り上げるアットホームな結婚式」。“今までの感謝”と“これからも宜しくお願いします”の気持ちが1人1人に伝わるよう、アットホームな空間で楽しい時間を過ごしたいと思いました。

「紅差しの儀」での母の言葉に涙

大巳殿は梅・鶴・鹿などおめでたいものづくしの木彫板に囲まれ、どこをとっても絵になる式場です。神前式でも父とバージンロードを歩ける所がポイントで、特に感動したのは母と2人きりで行った「紅差しの儀」。母は娘が自分と同じ式場を選んだことを嬉しく思っていたようで、「ここで挙げてくれてありがとう」と涙ながらに話してくれました。これまでの思い出や感謝の気持ちが込み上げてきて、私も一緒に泣いてしまいました。

共同作業で一体感のある披露宴に

天井に青空を飛ぶ鳥が描かれた『飛鳥』で披露宴を行いました。ゲスト全員の顔が見渡せる程よい広さの会場で、和装でも洋装でも馴染むインテリアが特徴的です。披露宴でこだわったのは”ゲストの皆様と一緒に作り上げる”ということ。共同作業ができるという観点から、友人夫婦へのサンクスバイトや、再入場時にゲストからお花を回収しながら卓を回る「ダーズンローズ」という演出を、サプライズでゲストにお願いしました。

手作り品でアットホーム感を演出

手作り品でアットホーム感を出した所もポイントです。ウェルカムボードやウェルカムスペースの小物類は手作りで準備し、リングピローは母に作ってもらいました。かなりの時間を費やしましたが、段々と形になっていく様子を見るのは楽しかったです。オープニング＆プロフィールムービーも手作りで用意しましたが、ふたりで楽しく撮影し、やりたいように作る事ができたので、いい思い出となり節約も出来て一石二鳥でした。