日本で行うからこそ、ふたりらしい結婚式に

中国ご出身の新婦さま。母国でも結婚式を挙げられるということで、日本ではより和・京都らしい結婚式をご希望でした。また中国での結婚式にはご参列が難しいゲストにも向けた、お披露目と感謝の場にしたいとも。春の季節に合わせた桜や和柄をモチーフに、新郎新婦さま自らがゲストおひとりずつをご紹介する演出などをご用意。統一感あるコーディネートの中で両家が交流を深め合う、心あたたまる一日となりました。

ふたりらしさがあふれる和婚人前式

挙式は当館チャペルでの、和婚人前式を選ばれました。新婦さま手作りのリングピローやお父さまとご一緒の入場など、一般的な神社では難しい演出もかなうため、よりおふたりらしいお式になったと思います。新婦さまがお母さまと行われた「扇の儀」は、とくに喜んでいただけました。アフターセレモニーは、紙風船シャワーを。ゲストのみなさまにその場で膨らませていただき、笑顔がこぼれる時間となりました。

写真付きの体重米に、涙。感動的な場面に

親御さまへの感謝を伝えたいという思いから、贈り物にご用意されたのが体重米です。誕生時の体重と同じ重さのお米を布でくるみ、おふたりの赤ちゃん時代の写真を添えられました。中国にはないような演出ということもあり、新婦のお父さまも涙するほど喜んでくださいました。ご両親を想うおふたりにゲストのみなさまも感動する、とてもステキなシーンとなりました。

ふたりの愛犬が様々なモチーフになって登場

当日、もうひとつの主役となったのがおふたりの愛犬“てんてん”でした。イラストが得意な新婦さまの似顔絵の中や、ウェルカムスペースのお人形としても登場。さらにサプライズで、デザートのプレート1枚ずつすべてに、パティシエがチョコペンを使い愛犬のイラストを添えました。目にしたゲストのみなさまからは「これって、もしかして？」と、歓声が。おふたりも「当日も愛犬を近くに感じられた」とお喜びでした。