親族友人を招いてゆっくりとした時間を

ご結婚式でお二人が大事にされていたのは、ゲストとの心の繋がり。今この場にいない大切な方とも心をつなぎ、感謝の気持ちを伝えられるような式にしたいとご希望を頂いておりました。遠くに居ても、安心して過ごせるのは大切な皆様がいるからという想いをしっかり伝えるために、ウェルカムスピーチやウェルカムや装飾などもこだわり、演出にも工夫を凝らしました。

入場前に新婦お母様との紅差しの儀

今回お二人はチャペルでの和装人前式をお選びになりました。親御様との絆を大切にしたいとの想いから、ご新婦様は紅差しの儀をお母様へお願い。お母様が小さい頃から大切に育ててきた娘への最後の仕上げです。 白無垢に身を包んだご新婦様へ、「幸せになってね」というお母様の気持ちを込めて紅を差すお姿に、会場内は感動のひとときに包まれました。

披露宴は歴史的な文化財でおもてなし

お二人が選んだ会場は、高宮庭園茶寮内の文化財である大広間。福岡市内有数の近代和風建築となっており、貴重な書院造でございます。どこのお席からも望める豊かな庭園で風情を感じながら、大切なゲストの皆様と、どこか懐かしく心地よいお時間を過ごして頂きました。新婦様のブーケのお色味と合わせた会場装飾も、ゲストをお出迎えする心遣いが伝わるデザインに仕上がりました。

茶婚式をとり入れゲストとの一体感を

お二人が披露宴の演出で選んだのは、高宮庭園茶寮ならではの茶婚式。お二人で一杯一杯丁寧にお茶を煎れ、ゲストに振る舞う心温まる演出でした。心落ち着くお茶の香りが、皆様を自然とリラックスさせました。また、再入場は色鮮やかな打掛にお色直ししたご新婦様と、優しくエスコートするご新郎様。披露宴最後には、ゲスト全員と縁側にて集合写真を撮り、今日という一日が一生の想い出になるよう印象的なお写真を残して頂きました。