トレンド感たっぷり！結婚式のテーブルコーディネート実例

披露宴で新郎新婦が座るメインテーブルや、ゲストが食事や会話に楽しむゲストテーブル。テーブルコーディネートをどうしようか考えるのは楽しいものですよね。

しかし、おしゃれなテーブルコーディネートをどのように実現すればよいかわからないという人も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、結婚式のテーブルコーディネートの方法について解説します。卒花さんたちのテーブルコーディネート事例もご紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

この記事の内容をざっくり言うと…

・卒花のおしゃれなテーブルコーディネート事例を紹介

・コーディネートのテーマを決めると統一感があっておしゃれな雰囲気に！

・各コーディネートアイテムを知ってステキな空間を作り上げましょう

【メインテーブル編】おしゃれなメインテーブルコーディネート例

新郎新婦が着席するメインテーブルは、ゲストが一番目を向ける場所。

写真にも残るものなので、おしゃれにコーディネートしたいと考える人は多いでしょう。

以前は、一段高くなったステージ上に大きめのテーブルと椅子を用意し、装花でデコレーションするのが一般的でした。

しかし最近は、テーブルを置かない「高砂ソファ」も定番になっています。

結婚式のテーマ別に、メインテーブルのコーディネート実例をご紹介しましょう。

ナチュラル

出典：@jun_6856

出典：@saachan_wd

「ナチュラル」「ラスティック」がテーマの結婚式なら、バラやカサブランカなど、メインとなる花材をあえて使用せず、小ぶりの花やグリーンをふんだんにあしらったコーディネートがおすすめ。

花の色をホワイトに統一し、グリーンにボリュームを持たせれば、シンプルながらも華やかなイメージになります。

高砂ソファなら小枝もプラスしてアーチを作れば、まるで森の中にいるよう。

”テーブルの上だけ”でなく、バックや頭上、足元なども含めてコーディネートすると、立体感が出ておしゃれになります。

リゾート

出典：@ryo_ko_wd714

リゾート感を出すにはプルメリアやアンスリウム、デンファレ、モンステラなど、南国の草花を使用するのがおすすめ。

グリーンに赤や紫などのビビッドな色をあわせれば、エキゾチックな雰囲気もプラスできます。

上記写真は、老舗ホテルで行われた結婚式のメインテーブル。優しい色合いの花材にグリーンをあしらって、南国感たっぷりですね。

リゾートウエディングを希望しているものの、立地やスケジュールの関係で難しい場合は、会場内をリゾート風にアレンジしてみるというのも一案ですね。

キュート

出典：@ra.factory

ナチュラルやカジュアルがテーマの結婚式が増えているとはいえ、「可愛いものが好き」というプレ花嫁も多いはず。そんな人にはキュートなコーディネートはいかがでしょう。

「ピンク」「バラ」「オーガンシー」「リボン」など、キュートなアイテムをバランスよく配置し、テーブルクロスも装花にあわせて淡いピンクに統一すれば、可愛くて優しい雰囲気のメインテーブルになりますね。

好きなものをテーマにしたコーディネート

出典：@yagiyaweddingworks

ふたりの趣味や好きなものをテーマにメインテーブルをコーディネートするのもステキです。

写真のメインテーブルは「ガーデニング」がテーマ。庭から摘んできた花を無造作にテーブルに置いたような雰囲気を作り、テーブルの前後にはガーデニンググッズを配置。

落ち着いた色合いながらも華やかで楽しい雰囲気のメインテーブルになっています。

そのほかにも、好きなキャラクターをイメージしたコーディネートや、サッカーや読書などふたりの趣味をちりばめるのもおすすめ。「ふたりらしさ」が伝わるメインテーブルになるでしょう。

メインテーブルのコーディネートについて、もっと詳しく知りたい人はこちらも参考にしてください。

次は、ゲストテーブルのコーディネートをご紹介します。

【ゲストテーブル編】卒花が選んだおしゃれなテーブルコーディネート例

ゲストが食事や会話を楽しむゲストテーブルは、おしゃれでトレンド感がありながらも、「食事や会話の邪魔にならない」「リラックスして過ごしてもらえる」「お色直しの時間も楽しめる」などの気配りがあると喜ばれます。

卒花さんのゲストテーブルコーディネートをテーマ別にご紹介しましょう。

ナチュラル

出典：@brass_wedding_official

あたたかく、優しい雰囲気を作り出してくれるドライフラワーを使ったテーブルコーディネート。

「結婚式に枯れた花はふさわしくない＝ドライフラワーはNG」と思っている人も見受けられますが、近年はコストパフォーマンスがよいとブーケやテーブルコーディネートに使用する人も増えてきています。

年配ゲストが多い場合は控えたほうが無難かもしれませんが、「ラスティックウエディング」「カジュアルウエディング」にはぴったりですよ。

出典：@mk525__wd

ウッドボックスやキャンドルなどをあしらえば、装花が少なめでもおしゃれに仕上がります。

リゾート

出典：@partycreationjpにてレンタル可能 photo by @samuelgranadophoto

ブルーをテーマカラーにまとめれば、さわやかな雰囲気のテーブルコーディネートになります。

貝殻やパール、砂やスターフィッシュなどをあわせれば、よりリゾート感が出るでしょう。

好きなものをテーマにしたコーディネート

出典：@realis200896

好きなキャラクターをあしらうなど、ゲストテーブルにもふたりの好きなものをコーディネートしてみるのも楽しいかもしれません。

キャラクターアイテムをそのままデコレーションしてもよいですし、写真のように花材をキャラクターにアレンジするのもよいでしょう。ゲストから「可愛い！」の声が上がりそうですね。

ゲストテーブルのコーディネートについて、もっと詳しく知りたい人はこちらをご覧ください。

テーブルコーディネートを考える際のポイント

「おしゃれ」「ふたりらしい」など、素敵で印象的なテーブルコーディネートを作り上げるポイントは次のとおりです。

・結婚式のテーマにあわせてコーディネートのテーマを決める

・メインテーブルとゲストテーブルに統一感のあるアイテムを配置する

・ゲスト数や年齢層を考慮する

・季節感を考慮する

ひとつずつ解説していきます。

結婚式のテーマにあわせてコーディネートのテーマを決める

結婚式の打ち合わせは、テーマを決めて進行するとスムーズ。テーブルコーディネートを考える際も、結婚式のテーマにあわせて検討しましょう。

「ナチュラル」がテーマなら、小花や切り株、「リゾート」なら海や南国にまつわるものなど、テーマに沿ってアイテムを選べば、コーディネートがちぐはぐにならずに済むでしょう。

結婚式のテーマについては以下の記事を参考にしてください。

メインテーブルとゲストテーブルに統一感を持たせる

いくらおしゃれなコーディネートでも、メインテーブルとゲストテーブルで雰囲気が異なると違和感が生じてしまいます。

色をそろえる、同じアイテムを配置するなど、会場全体で統一感が出るようにしましょう。

その際、ドレスか和装かなど、新郎新婦の衣装を考慮することも忘れずに。

ゲスト数や年齢層を考慮する

結婚式のテーブルコーディネートは、ゲストの年齢層を考慮することも大切。

年配ゲストが多い場合はドライフラワーやポップな色合いは避ける、子どもゲストが多い場合は手の届くところに細々としたアイテムを置かないなどの配慮をしましょう。

ゲストが落ち着いて食事や会話を楽しめるような心遣いがあると喜ばれます。

季節感を考慮する

結婚式のテーマ別に卒花さんの事例を紹介しましたが、季節によってコーディネートを考えることもできます。

春なら桜、夏ならひまわり、秋ならドライフラワーなど、季節によって花材を選ぶのもよいでしょう。

シーズンにあった花材を選ぶことは、装花費用の節約にもなります。

季節感のあるテーブルコーディネート例については以下の記事もご参照ください。

テーブルコーディネートに欠かせないアイテムと選ぶポイント

結婚式のテーブルコーディネートで考えなければならない各アイテムには、次のようなものがあります。

・テーブルの形

・テーブルクロス

・トップクロスやテーブルランナー

・テーブル装花

・席札やメニュー表などのペーパーアイテム

・テーブルガイド

・ナプキン

・チェアカバーやチェアリボン

・小物

コーディネートを考える際は、これらのアイテムについて検討するとよいでしょう。

テーブルの形

丸テーブル（円卓）や長方形テーブル、オーバル形など、テーブルの形にも種類があります。

丸テーブルならカジュアルめ、長方形テーブルならかっちりめなど、テーブルの形で会場の雰囲気が変わります。

ゲストテーブルはどの形にするのか、またメインテーブルを置くのか高砂ソファにするのかも決めましょう。

ただし、ゲストの人数や会場の広さによって選べるテーブルの形が限定される可能性もあります。

会場の広さや全体のゲスト数、1卓あたりの人数を考慮したうえで選ぶのがポイントです。

テーブルクロス

コーディネートの中で大きな面積を占めるテーブルクロスの色は、カラードレスの色をベースに考えるのが基本です。

ドレスと同系色だと統一感が出せますが、せっかくのドレスが会場になじみすぎて目立たなくなってしまう可能性も。

ドレスとテーブルクロスを同系色にするなら濃淡をつける、ドレスが引き立つような反対色を選ぶなど、新郎新婦が会場にいる姿をイメージしながら選んでみてください。

また、結婚式のテーマカラーをテーブルクロスに取り入れてみたり、装花やデコレーションする小物が引き立つようあえてホワイトにしたり。バランスを考えてみるのもよいでしょう。

トップクロスやテーブルランナー

テーブルクロスの上に、少し丈の短いトップクロスをかけると、また違ったイメージになります。

長方形テーブルならテーブルの中心にテーブルランナーを配置するというのもおしゃれ。デザイン性のあるテーブルなら、テーブルクロスなしでテーブルランナーのみという選択肢もアリです。

装花やグリーンでテーブルランナーを作る方法もありますので、予算やイメージを考慮しながら選びましょう。

テーブルランナーについてさらに詳しく知りたい人は、以下の記事もご覧ください。

テーブル装花

テーブルを華やかに彩ってくれるテーブル装花は、テーマカラーや季節に合わせて選びましょう。

テーブル数が多い場合は装花に数万円～数十万円かかることもあります。

シーズン外の花材を選ぶとさらに費用がかさむので、費用を抑えたいなら季節を考慮しながら選びましょう。

ただし、装花の費用を抑えすぎると会場が寂しい雰囲気になり、ゲストにも節約したことが伝わってしまう可能性があります。

装花を少なくする場合は、小物を多めにアレンジするとよいでしょう。

席札やメニュー表などのペーパーアイテム

ゲストひとりひとりに用意する席札やメニュー表もテーブルコーディネートを考える際に欠かせないアイテムです。

受付でゲストに配る席次表も、席につくとテーブルに置かれることが多いため、統一感のあるデザインにするとよいでしょう。

最近では、海外のおしゃれ花嫁に人気のアゲートスライスやタイル、貝殻、升など紙以外のものを席札にするケースも見受けられます。

席札については、以下の記事も参考にしてみてくださいね。

テーブルガイド

各卓に1つずつ置かれるテーブルガイドは、席を探す際にゲストの目にしっかりと留まるアイテムです。テーブルガイドのデザインにもこだわってみましょう。

席札などに比べて数が少なく、100円ショップのアイテムを使って手軽にDIYすることもできるため、手作りにチャレンジしてみるのもよいですね。

ナプキン

食事中にゲストが使用するナプキンは白が基本です。でも、白以外の色を選べるケースも多いため、式場に確認してみましょう。

また、ナプキンにはさまざまな折り方があります。リボンやネクタイ、キャラクターをあしらった形など、どんな折り方ができるのかも相談しながら選んでみてください。

ナプキンをリボンで結んだり、ナプキンリングでとめたりする方法もあります。

小物

キャンドルや切り株、貝殻など、テーマに沿ったアイテムをコーディネートしたり、演出にも使えるバルーンをコーディネートしたりするなど、小物でいろいろとアレンジしてみましょう。

前述の通り、小物を使うことで装花のコストダウンにもつながりますよ。

チェアカバーやチェアリボン

会場にある椅子をそのまま使用してもよいですが、せっかくテーブルコーディネートにこだわるなら椅子もデコレーションしてみましょう。

テーブルクロスの色にあわせてチェアカバーをかけたりチェアリボンを結んだり。

あるいは新郎新婦の椅子にチェアサインをかけるのもおしゃれです。

まとめ

結婚式のテーブルコーディネートについてご紹介しました。テーブルコーディネート用にアイテムを持ち込む際は、持ち込み料の有無や当日のコーディネートは誰がするのかなどを事前に確認しておくと安心。

多くの場合、結婚式場のスタッフや提携のフローリストがテーブルコーディネートしてくれます。

こだわりがある場合は、実際のコーディネート例を写真で伝えるとイメージ通りに仕上がりますよ！

要点をまとめると・・・

・卒花のおしゃれなテーブルコーディネート事例を紹介
・コーディネートのテーマを決めると統一感があっておしゃれな雰囲気に！
・各コーディネートアイテムを知ってステキな空間を作り上げましょう！

卒花さんのテーブルコーディネート事例を参考にしつつ、ふたりならではのテーブルコーディネートを作り上げてくださいね。